大人の常識、大人のマナー、大人の生き方。学びたい人は迷わず怒髪天のニュー・アルバム『オトナマイト・ダンディー』を聴くべき!
増子が語る曲解説、今回も続きます!
■M-7「悪心13」
これはね、「やったろう!」と意気込んだ曲。
80年代~90年代にかけて、ストーンズの影響を受けたゴージャスなジャパニーズ・ロックンロール。
ハーレー乗ってステージに登場して女性コーラス従えているような。
ゴージャスなジャパニーズ・ロックンロールなサウンドからの、二日酔いという超ショボいモチーフ。
サウンドだけでは分からない。
曲はとにかくカッコイイ。
でも、二日酔い。
引きずるような音がガンガンしていて、ほんとに二日酔いの曲だ。
お酒は楽しいよ。
これまでも酒の楽しさを歌った曲はたくさん作ってきた。
でも、ここでキチッと「酒と二日酔いはセットになっていますよ」ということを教えておかないと、"オトナ"として。
リアルにこういうこと、あるからね。
シミも1年に1回ぐらい、二日酔いでリハに来ないことあるから。
「明日、行きます」って電話してくる。
「インフルエンザかも・・・」とか言ってたときもあったな。
嘘つくな! なにが「かも」だ!!
俺も二日酔いになるよ。
朝、本気で病気かな?と思う。
こんなに具合悪くて、俺、大丈夫かな!?ってマジで思うよね。
ちょっと頭を動かしただけで、脳みそがずれたみたいな頭痛が襲う。
頭が痛すぎて「わぁっ!」って声が出ちゃうから。
それが、だんだん、騙し騙し、具合が良くなってくるんだから不思議だよなぁ。
仕事とかバイトとか、俺も数えきれないほど二日酔いで遅刻した。
「・・・すみません・・・・・・具合悪くて...」って、わざと具合悪い声で電話して。
週2でやってたな。
13時って『笑っていいとも!』が終わる時間じゃん。
起きていいともが終わってたら、やっちゃった感が増すからねぇ。
同じ遅刻でも、午前中に起きるのと、いいとも終わりに起きるのでは全然違うから。
だからタイトルが『悪心(おしん・吐き気)13』。
■M-8「ふわふわ」
ちょうどアルバム作っているときに、バンド内が80年代ブームだったのよ。
トム・トム・クラブとか、アダム・アントとか。
そういうものがやりたくて。
波形処理を全部人力でやってるからね。
わざと息を切りながら歌ったり、2回歌ってずらして重ねたり。
ドラムの叩き方とか、全部人力。
ライブで見たら面白いよ。

この曲も地に足がつかない感じ。
風邪薬飲んでぼんやりしているような、血圧上がらんような、上の空で現実感のない日。
たまにあるでしょ、こんな日。
それを生々しい切り取りで書いた。
子供は元気だからこういう日はないだろうけどね。
大人はこういう日がある。
雨が降る前日に首が痛くなったりするのも、大人ならでは。
「ふわふわ」もそうだけど、「ド真ん中節」の「ドンドドン」、「俺ときどき・・・」の「パラパラ」とか。
こういう擬音語で、ポエムではなく歌詞であるということをより意識した。
字面で見たときに100%ではなく、メロディに乗ったときに100%にするんだ、と。
音で表すことによって、言葉の意味がピークにくるように。
それが分かった。
歌詞で「ドンドドン ドンドドン」って書いてあってもなんのことか分からんでも、歌になったら最大限に活きる。
歌詞ってそういうもの。
これまで全部、言葉で表現しようと囚われていた部分があったと思う。
でも、ここ何年かそう思っていて、やっとそこに踏み込むことができたかな、と思う。
『北風小僧の寒太郎』の「ヒュルルンルンルンルン」もそう。
あそこは歌詞がいらない。
「ヒュルルンルンルンルン」で表現できる寒さや切なさがある。
擬音語も日本語のいい趣があるからね。
共通の認識で、日本語の素晴らしい武器だと思う。
増子が語る曲解説、今回も続きます!
■M-7「悪心13」
これはね、「やったろう!」と意気込んだ曲。
80年代~90年代にかけて、ストーンズの影響を受けたゴージャスなジャパニーズ・ロックンロール。
ハーレー乗ってステージに登場して女性コーラス従えているような。
ゴージャスなジャパニーズ・ロックンロールなサウンドからの、二日酔いという超ショボいモチーフ。
サウンドだけでは分からない。
曲はとにかくカッコイイ。
でも、二日酔い。
引きずるような音がガンガンしていて、ほんとに二日酔いの曲だ。
お酒は楽しいよ。これまでも酒の楽しさを歌った曲はたくさん作ってきた。
でも、ここでキチッと「酒と二日酔いはセットになっていますよ」ということを教えておかないと、"オトナ"として。
リアルにこういうこと、あるからね。
シミも1年に1回ぐらい、二日酔いでリハに来ないことあるから。
「明日、行きます」って電話してくる。
「インフルエンザかも・・・」とか言ってたときもあったな。
嘘つくな! なにが「かも」だ!!
俺も二日酔いになるよ。
朝、本気で病気かな?と思う。
こんなに具合悪くて、俺、大丈夫かな!?ってマジで思うよね。
ちょっと頭を動かしただけで、脳みそがずれたみたいな頭痛が襲う。
頭が痛すぎて「わぁっ!」って声が出ちゃうから。
それが、だんだん、騙し騙し、具合が良くなってくるんだから不思議だよなぁ。
仕事とかバイトとか、俺も数えきれないほど二日酔いで遅刻した。
「・・・すみません・・・・・・具合悪くて...」って、わざと具合悪い声で電話して。
週2でやってたな。
13時って『笑っていいとも!』が終わる時間じゃん。
起きていいともが終わってたら、やっちゃった感が増すからねぇ。
同じ遅刻でも、午前中に起きるのと、いいとも終わりに起きるのでは全然違うから。
だからタイトルが『悪心(おしん・吐き気)13』。
■M-8「ふわふわ」
ちょうどアルバム作っているときに、バンド内が80年代ブームだったのよ。
トム・トム・クラブとか、アダム・アントとか。
そういうものがやりたくて。
波形処理を全部人力でやってるからね。
わざと息を切りながら歌ったり、2回歌ってずらして重ねたり。
ドラムの叩き方とか、全部人力。
ライブで見たら面白いよ。

この曲も地に足がつかない感じ。
風邪薬飲んでぼんやりしているような、血圧上がらんような、上の空で現実感のない日。
たまにあるでしょ、こんな日。
それを生々しい切り取りで書いた。
子供は元気だからこういう日はないだろうけどね。
大人はこういう日がある。
雨が降る前日に首が痛くなったりするのも、大人ならでは。
「ふわふわ」もそうだけど、「ド真ん中節」の「ドンドドン」、「俺ときどき・・・」の「パラパラ」とか。
こういう擬音語で、ポエムではなく歌詞であるということをより意識した。
字面で見たときに100%ではなく、メロディに乗ったときに100%にするんだ、と。
音で表すことによって、言葉の意味がピークにくるように。
それが分かった。
歌詞で「ドンドドン ドンドドン」って書いてあってもなんのことか分からんでも、歌になったら最大限に活きる。
歌詞ってそういうもの。
これまで全部、言葉で表現しようと囚われていた部分があったと思う。
でも、ここ何年かそう思っていて、やっとそこに踏み込むことができたかな、と思う。
『北風小僧の寒太郎』の「ヒュルルンルンルンルン」もそう。
あそこは歌詞がいらない。
「ヒュルルンルンルンルン」で表現できる寒さや切なさがある。
擬音語も日本語のいい趣があるからね。
共通の認識で、日本語の素晴らしい武器だと思う。

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