怒髪天『プロレタリアン・ラリアット』が渋谷総合アルバムチャートTOP40で1位を獲得しました!。皆さんもっともっと法エンしましょう!本誌『男子たるもの』インタビュアー生田ユリのライブレポートが下記で見られます。みなさん、チェック!
<@ぴあ/怒髪天ライブレポート>
http://blog.pia.jp/livelog/2009/04/20090424_dohatsuten.html
怒髪天『プロレタリアン・ラリアット』が渋谷総合アルバムチャートTOP40で1位を獲得しました!。皆さんもっともっと法エンしましょう!本誌『男子たるもの』インタビュアー生田ユリのライブレポートが下記で見られます。みなさん、チェック!
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4月22日に1年半ぶり
のアルバム『プロレタリアン・ラリアット』をドロップする怒髪天! 今回はアルバムについて論じる第1弾。増子自身による解説付きでどうぞ!
世の中はラブ・ソングばっかり。みんな、ラブ・ソングがスキだよねぇ。
100曲あるうちの60曲ぐらいはラブ・ソングでもいいけど、98曲はいらん!
どんだけラブいのよ、お前ら。
俺にはまるで関係ないけど。
毎日、毎日、みんなラブいものばっかり聴いてるんだろうねぇ。
購買層が女子中学生や女子高校生だって言うんだから。女学生たちは恋がしたいのかねぇ。恋はいいけど、恋の相手がまたモヤシみたいな男でさぁ、似合わねぇ服着たような。そんな彼氏・・・・・いいのか? それで。
そこで、俺たちのアルバム『プロレタリアン・ラリアット』は、「生きる」と「働く」という普遍的なテーマ2本柱で、ややコンセプトアルバム的なものを掲げようと考えて作った作品。最初は9曲ぐらい入れようと思ったけど、9曲を並べて聴いてみると、どうやらトゥーマッチで。自分たちで聴いてお腹いっぱいなんだから、これはヘビーすぎるだろう!と思って、結局7曲入りにした。
アルバム・タイトルの『プロレタリアン・ラリアット』は、プロレスラーのスタンハンセンの必殺技「ウエスタン・ラリアット」にかけた昭和な駄洒落でもあるんだけど。 要は、労働者から必殺の一撃!という意味。
「麻生首相に叩きつける!」ぐらいの勢いもあるんだけど、あの人、叩きつける前に既に弱りきってるな。いっそのこと、サッカーの岡田武史監督が首相になったらいいのにな。
きっと新しい手法で来るよ。フォーメーション作戦とか。
イチロー首相はどうだろうね、人気はあるだろう。
政治家として勉強してきた人より、タレント議員のほうが役に立っているんだから。スポーツ首相のほうがいいかもしれない。
■M-1「GREAT NUMBER」
1曲目からタダゴトじゃないよね。
日本のロック・バンドは、もっと自分たちの血、自分たちのお国柄を世界に誇ってもいいと俺は思う。みんなが外している民謡的な部分をもう一度触っておこう、と思って作った曲。「仕事へ行くとき、漁に出るとき、日本のロックバンドがもし曲を作るとしたらこうなるだろう」と。生き物として、逞しく強い物って、土着的なことだと思うんだよ。
それが、都会暮らししてると忘れちゃうし、希薄になるんだよね。
でも、時代が変わっても土地が変わっても、人間としての姿は変わらない。
飯食って酒を飲んで、働いて、友を信じてという普遍的なものを歌った。
ボーカルは、一発目の録音のときにモニターの調子が悪くて。
俺の声がぜんぜん聴こえないから、大声で思いっきり歌ったわけ。
そのあと、モニターを直して何テイクか録ったけど、結局、一発目が良かったからこれを使った。
もっとうまく歌えたテイクもあったけど、迫力を考えたらこっちかな、と。
コーラスはジャッキー・チェンの映画みたいになってるけどね。
世界中の人に聴かせて「どこの国の歌でしょう?」と聴いたら、みんな日本の曲って分かってくれると思うよ、これは。
でも、今、日本で流れている曲は、なにかしら「洋楽をいち早く輸入しました」みたいな音楽ばっかり。
洋服だって、今年一番カッコ良かった服は、来年、一番カッコ悪いんだよ。
なぜ、ロックバンドがそれを目指すのか、まったく分からない。
■M-2「労働CALLING」
シングルになった曲。
ためて、ためて、ドーンといく感じだよね。
「人生はクローズアップしてみると悲劇だけど、俯瞰で見ると喜劇だ」っていう言葉通り、シニカルであり楽しくもあり、意外と悲しかったりする曲。
よくできた曲だよね。1週間で細かく区切ると非常に悲惨だけど、はたから見ているとちょっと笑える。
そういう自分を笑えるか、どうかが大事。
さて、今回も引き続き、増子直純が発表する2008年の漢字。
前回、「芽」「痛」「妊」という3文字が並びましたが、今回はズバリ、労働の「労」!
ニュー・シングル『労働CALLING』と今の日本の労働者について、増子が論じます!
労
ワーキングプアという言葉があるけど。
これに当てはまる年収のボーダーラインを調べたら。
俺、ずっっっっとワーキングプアだった!
なめんな!
俺、貧乏だったの?ってビックリしたんだよ。
ニュースを見ていると、内定取り消しとか。派遣社員カットとか。
ほんと、ありえない。
働かずして貧乏なのはしょうがないけど。
働いても貧乏ってありえないよね。
労働者が虐げられている今の日本は、未来がないぞ。
こないだ、俺、朝10時から地下鉄乗って仕事行ったんだけど。
朝の地下鉄のラッシュ、ただごとじゃない!
心が折れるよ。
俺は、地下鉄の中でアワアワしているしかなかった。
わ~っと人が流れて、あ~っと人が押し戻されて。
俺、今、すごいポーズだなぁ、と思いながら、
「すいません、すいません」ばっかり言ってたんだよ。
ああいう風景を見ると、労働者はもっと敬われるべきだよな。
そういえば、撮影で朝10時に豚骨ラーメン食ったら、めちゃめちゃ具合が悪くなった。
みんなも朝10時のラーメンはダメだよ。注意しよう。
俺、去年は60日以上連続で休みがないぐらいよく働いた。
60日のうち、1日半フェリーで移動した日だけ仕事しなかったけど、
酔い止め薬飲んで寝ちゃってるから、結局遊んでないんだよね。
怒髪天のニューシングルのタイトルは『労働CALLING』。
まさに、今、言わなくちゃいけないことを言った曲。
「こんな日本に誰がした」
俺もさんざん働いてきて、働けど働けどの辛さは分かってる。
だからこそ、ワークソングを作りたくて作った曲。
ギターはメタルでリズムはポルカ。
歌詞に出てくる「ウンガラガッタ」は、意味ない。
「ウンジャラゲ」とか「スーダラ」とか「えんやぁとっと」とか「ええじゃないか」と一緒で、ただの掛け声なんだよ。
働く者が感じる大きな車輪とか、コピー機の音とか、がむしゃらな感じをイメージした言葉。
意味がないことがいいんだ。
「ウンガラガッタ」は「ウンガラガッタ」。それだけ。
一瞬、タイトルも「ウンガラガッタ」にしようと思った。
ジャケ写は、「ザ・クラッシュ」の「ロンドン・コーリング」へのオマージュ。
ロンドンに呼ばれているんじゃなくて、毎朝、みんな労働に呼ばれているから「労働コーリング」。
間違って訴訟になれば面白いんだけど。
世界的にバカがいることを証明したいよね。
ジャケ写は手足の長いモデルさんにやってもらって、新潟で撮影した。
振り下ろしてるつるはしも、今はなかなか売ってないらしくて通販で買ったんだって。3千円で。
~to be continued~
これまで、世の中を否定的な論点から斬っていた増子。しかし、ニューシングル「全人類肯定曲」をリリースしたことで、今回は珍しく、増子が近頃、肯定したい3つの物を発表します!
さて、最近のことを肯定しよう。
■肯定1:映画「デトロイト・メタル・シティ」
映画の「デトロイト・メタル・シティ」が良かった。
俺はあの作品、そもそも漫画全巻持っているぐらい好きなんだけど。
漫画のほうはどんどん手に負えなくなってきてるよね。
でも、映画は実に良くまとめてあるね!よくやった!
それと劇中の音楽がめちゃくちゃカッコいい。
すごくいい! 「SATSUGAI」とかサイコウ!
音源買おうかと思ってる。
■肯定2:ゲーム「ソウルキャリバーⅣ」
これは世界中のやつらと戦えるソフト。
これまで俺はコンピューターと戦ってきて、けっこう勝っていたから、強いと思い込んでいたわけ。
ところが、世界を相手にしてみたら・・・大弱。
俺、めちゃくちゃ弱い!!!ぜんっぜん勝てない!!!
勝率によってレベルがあるんだけど、俺のレベルは12。
でもレベル5のヤツに一回も触れないまま負けるんだもんな。
みんなの強さを肯定するよ。
そして俺は弱かったという事実も肯定しよう。
対戦すると、相手から「ナイス・ファイト」とか、「お前の戦い方は汚い」とか、そういうメールも受け取れるんだよ。
それが原因となってネット上でもめたりもするんだけど。
でも、俺の場合、弱すぎて誰からもメールがこない!
相手にされていないんだ。コントローラーが壊れるぐらい頑張ってるんだけど。
「攻防」って言葉があるくらいだから、
やっぱりガードしなきゃダメだよな。防御が必要。
でも俺、麻雀でもそうだけど、おりることをしないから。
とにかく攻めようと大ブリでいくから、一瞬で負けてる。
■肯定3:夏のフェス・イベント
今年もたくさんフェスに出たんだけど、フェスという空間を楽しむ人たちがいいよね。
みんないいヤツに見えて、全肯定してやりたくなる!
夜通し楽しいこと目白押しのフェス。楽しいな。
フェスで面白いのが、「絶対、俺らの音楽に興味ないだろう」と思われる学生っぽい男の子たちとかが、上半身裸で「イェ~イ!」って楽しんでいる風景。
「今がぜっっっ好調ですっっ!」みたいな状態見てると、楽しいよね。
めちゃめちゃ調子こいているあの姿。ノリノリで。面白いよ~。
あんなやつなかなか街中では見られない。
人間、解放されるといい顔すんだなぁ、と。
そんなヤツが、きっと来週から仕事だ勉強だのでションボリすんだろう、と思うと、「今を楽しめ!」って思うよね。
調子こきまくれる場所が年に一度でもある、というフェス。素晴らしい。
そもそも、あんなに調子こきまくるのは一年に一度に抑えておいた方がいい。
毎週、調子こいていたら痛い目にあう。社会的に抹殺されるだろう。
なんかフェスって平和的な気分になれるよな。隣人を愛せるような気分。
都内の電車では、なかなか隣人を愛する気分にはなれない。
電車ってさ、もっと優しくなれる音楽でもかけたらいいのにね。
あと、よくJRとかにある液晶画面に時計もつけてほしい。
天気は窓から見えるからいちいち教えてくれんでもいい!
結局、今回も肯定から否定になってしまったが。
怒髪天のニューシングル「全人類肯定曲」が11月5日にリリース! ということで、今回は増子が北京オリンピックを肯定しつつ、新曲への思いを論じます。
今回の北京オリンピック。わりと観ていたよ、俺。
中国もよく頑張ったよね。よく開催に間に合わせて施設を揃えた!
花火がCGなんていいアイディアもあったし。
北島康介、カッコいいよね。有限実行。感動した。
北島に関しては、出先でもワンセグでチェックした。そのぐらい気になったよ。
レスリングの浜口京子は良かったよねぇ。あの子、本当に頑張ったと思う。
だって親父さんがああでしょう? 学校でも家でもアニマルなんだから。強くなるしかないだろう!
それがオリンピックでメダルを獲得するまでになったんだから感動したな。
野球は残念だったなぁ。
イチローとか松井とか参加しなかったのも残念だった。彼ら、なんか用事があったのかな。
フェンシングもよく頑張ったよね。太田選手。
試合も観ていたよ、すげぇ面白かった。
ウルトラクイズみたいにピカッと光るのが良かったな。
オリンピックイヤーなので北京オリンピックを肯定したんだけど、今回の新曲のタイトルは「全人類肯定曲」。規模がデカかればデカイほどバカらしいでしょ、だからタイトルは全人類とスケールを大きくしてみた。
そもそも世の中は否定ばっかりだから、俺は自分を肯定していきたい。
すると、最終的には生きているだけでOKだ、という結論に至った。
例えば、俺が過酷な旅に出て半死の状態で帰ってくるとしよう。
それでも俺の両親は、「生きて帰ってきただけで嬉しい」と言ってくれるはずなんだ。
だから、最低ラインであり最高ラインの"生きている"という状態を肯定していく、身も蓋もないような歌を作ろうと思ったんだ。
こういうテーマだと、作り手は照れとか誤解を生む恐怖があるんだけど、今回の曲は自分が自分を肯定するだけ。誰かを肯定する歌じゃない。
伊坂幸太郎の小説に「深刻なほど陽気に伝えるべきだ」というような言葉があったんだけど。
まったくそのとおり、重いテーマであるほど笑って伝えるべき。
今回は性別、年齢は関係なく、借金があろうと仕事がなかろうと、どんなシチュエーションでも問わない規模の大きな曲になったんだ。
それと、分かりやすくて聞き間違いのないような歌詞にしてみた。
例えば、コンビニとかで1回しか聞かない人もいるわけだし。
それでも絶対に聞き間違えないように、「みんなの歌」的な歌詞を。
ライブで1番聴いたら2番はすぐに歌えるから。簡単な歌詞でしょ。
とか言いつつ、俺、こないだ郡山で間違えた!
最後、早く歌い終わってラストの「OK」までまるまる3行、1分くらい空いちゃったんだよね・・・。
みんなさまざまな悩みは抱えているだろう。
でも、この曲を一度でも聴いて「生きてるだけでOK!」という最低ラインまで下りてみて。
そっからスタートしてみてほしい。
そして、軽く聴いて、鼻歌な感じで軽く口ずさんでほしい。
念仏みたいに何度も唱えればいつか本当になるよ。
「生きてるだけでOK!」って。
今回は増子が揺れる総裁選に物申す。いっそ増子総理が誕生すればニッポンは安泰かも!? みんなで温かい国に移住しようよ!
とにかくビックリしたよね!!
バイトか?って思ったよ、福田元総理の辞任。
日本中、全員が驚いたはずだ。
ガソリン値上げして辞めちゃった。
1年やってきて、平たく言えば「ヤンなっちゃった」んでしょ?
しまいには逆ギレだもんなぁ。
『私は自分のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!』
ああやって逆ギレしているシーンを自分で客観的に見たら、彼はどう思うんだろうね。
流行語大賞を辞退したらしいけど当然だよね(笑)。
例えばね、俺が会社やっているとしよう。
取引先の社長がコロコロ代わったとしたら。
なんの信頼も持てないよね?
こんなに簡単に日本の総理大臣が代わったら、世界中が呆れるよ。
リーダーとしての心構えとか、死んでも引っ張っていくぞ!という気合がないよね。
今、タレントが県知事になるパターンが多いでしょ?
最初は俺も、タレント知事に反発する気持ちがあったんだけど、実によく頑張っているよね、彼ら。
マスコミに叩かれて、それでもやらねばならん!という気持ちで頑張っている。
弁護士や芸人から政治家になった彼らと、生まれながらに政治家で政治家になるための勉強をしてきた福田元総理。
政治家のプロ、政治で飯を食っている人なのに。あの無責任さ。
そして次は麻生太郎。1人、12,000円づつ小遣いくれるって…。
もう誰がなっても一緒かも。日本は変わらないだろうなぁ。そう思う段階で悲しいけど。
今の日本を打破できるぐらいの気合がある総理が、いつか現れるといいね。
あの人の船に乗りたい! あの人ならついていきたい! と思える人がいないんだもんなぁ。
あ、いっそ、次の総理大臣、俺でもいいよ。
1年ぐらいなら俺も頑張れそう。
俺が総理大臣になったら――。
そうだな、まずは、思いやり予算は全部カットしてまったく思いやらない。
そして、米軍基地はきちんとアメリカに返してあげよう。米軍の基地だからね!
ここはニッポンだからね。アメリカ合衆国の属州じゃないから。
消費税は仕方ないよなぁ。北方領土も返してもらいたいもんだな。うん。
回りの国が日本を狙って戦争になるくらいなら、いっそ売っちゃえば?
それで、どこか温か~いところに土地を買って、日本国民全員で移住するっていうのはどうだろう。
無意味に殺されたりしたら、たまらんからね。みんなで平和に過ごそう!
そもそも日本は変なところにお金を使うんだよね。
来年から厚生労働省がネットカフェ難民にお金を融資するシステムがスタートするんだって。
確かに融資される人、多少は助かるだろう。でも、そういう問題じゃないから。
国が労働する窓口を作るかどうか、安定した仕事が得られるかどうか、という根本的な解決にはならないよね。
今年もいろんなニュースあったねー、相撲の大麻騒動とか。
勝負、スポーツ、武士道に身を置いている人間として、ハッキリ非を認めるべきだな。
大麻力士とか言われてさ。
大麻力士! プロレスの悪役じゃあるまいし!
彼らは今すぐプロレスラーに転向するべきだな、リングネームは"マリファナ・ブラザーズ"。
けっこうな目玉になるだろう。そっちのほうが稼げるかも。
今回は2008年12月2日、恵比寿リキッドルームで行われた
『トーキョーブラッサムスペシャル』の様子をお届けします!
レポートするのは『怒髪天』初体験となる・ヨシダ(29歳女子)。
担当編集に連れられて、おそるおそるリキッドルームの扉を開けると……
そのステージは、なんだかめっぽうハートフル! でした!
師匠も走る、師走火曜日午後19時半。
残念ながら開始から少し遅れて入場すると……暑い!
文字通りヒートアップした会場に向かって、Vo.増子直純が喜びの言葉を投げかけていました。
「こんなに俺たちのことが大好きな人が集まってる!」
そして始まったのはセットリスト4曲目『好キ嫌イズム』。
♪美しくてもそうでなくても 金があってもまるでなくても
オレはそんなモンで揺れたりしない 基準はただひとつ こういうことさ
オレはオレのコト 好きなヤツだけが大好きで
オレはオレのコト 嫌いなヤツは 当然みんな大嫌いさ!♪
なんて身勝手なオレイズム!
でも、煩雑な人間関係に振り回されるこんな現実だからこそのメッセージのよう。
ふだん押し殺している自分のなかの「オレイズム」を、抑圧していることもひっくるめて見透かされたような、そして許されているような、「ブルータス、お前もか!」という共感のような、いろんな嬉しさがいきなりココロをわしづかみ。
そのシンプルでわかりやすいメッセージと、明るくハイテンションなステージに一気に引き込まれます。
つづく2曲はともに新曲。
来年1月7日のリリースに先駆けて歌われた『労働CALLING』はすべての労働者に捧げられた哀悼の歌か、はたまたオマージュか?
つづく『マンイズヘヴィ』では男も大変、女も大変! と歌い上げる。
たたみかけるように続いた『ビール・オア・ダイ』!
ビール党の皆さん、必聴です!
♪この一杯のビールのために 生きていると思える程さ♪
ここまでで、『怒髪天』未体験の皆さんもお気づきかと思います。
彼らの歌は、どれをとってもThis is 超わかりやすい!
そして、毎日を一生懸命生きる、名もなき私たちの日常にどこまでも寄り添って、そのちょっとした切なさもすべて丸ごと愛してくれているかのよう。
これはロックか? 演歌か? ブルースか?
ステージを所狭しと駆けめぐり、コミックバンドのようにおどけながら歌い上げながらも、その内容はどこまでも優しく、熱く、ココロにじんわり染み渡る。
その真骨頂ともいえるのが、『全人類肯定曲』。
♪生きてるだけでオッケー! まぁ色々あるけど♪
そう。本当に色々あって、そこでもがいてしまうんですよね。
でも、生きているからオッケー。
彼らの歌は、さながらハッピーへの道しるべ。
その後も、新曲『寄り道』など全12曲+アンコール2曲を熱く熱く歌い上げ、この日のライブは終了。ライブ終盤では増子さんが客席の手すりによじ登って熱唱するなど、充実の2時間となりました。
ちなみに客席には、若いロッカーはもちろん、会社員や主婦らしき人の姿も大勢見受けられました。大盛り上がりながらも乱闘騒ぎがあるわけでもなく、ただひたすらハッピーに、拳を振り上げ遊べる空間。
この日は明るく元気な曲を中心に構成されていましたが、悲しい歌もオススメだとか。
熱く優しくあったかい、『怒髪天』のライブ。是非いちどご参加ください!!
ちなみにMCも大爆笑!
♪ROCKでないヤツぁロクでナシ!♪ だぜ!
【セットリスト】
1. NO MUSIC NO LIFE
2. NCT
3. 欠けたパーツの唄
4. 好キ嫌イズム
5. 労働CALLING(※新曲)
6. マンイズヘヴィ(※新曲)
7. ビール・オア・ダイ
8. 全人類肯定曲
9. 寄り道(※新曲)
10. ロクでナシ
11. ドンマイ・ビート
12. 酒燃料爆進曲
アンコール
1. 情熱のストレート
2. ヘベレ・ケレレ・ヨー
今回は、先進国なのに自殺率が上昇するニッポンの情勢に物申します! 増子の考える生きる価値とは?
きっと昔は辛くて自殺する人が多かったんだろうけど、今はつまんないからって死んじゃう人も多くなったとか…。
みんな、もっと面白いものを見つければいいのにね。
その「面白いもの」にロックが入ってこないことが実に残念無念。
それだけ日本で流通しているロックが上っ面になっているのかもしれないな。
今、ロックは二分化しているような気がする。
もっともっと、精神的なものを受け取れるロックがいっぱいあってもいいと思う。
耳障りのいい音楽が流行することによって歌詞の意味が薄くなり、何か言いたいことを伝える力が薄れてしまい、ロックの魅力も減ってきたんだろう。
俺、ビョークは大好きで、いつもアルバムを発売日に買うんだよ。
確かに最近の作品は難解。俺にはなかなか理解できん(笑)
でも、同年代に生まれたことを誇れるアーティストだと思う。
音楽の力って本当にスゲェんだな、まだまだ人を立ち上がらせる力があるなって思える。
ロックというのは、慰めや癒しもあるけど、士気を鼓舞したり、自分の権利や正義をつかんでいくパワーがあると思うんだ。
音楽って戸を立てられないから、これは文化的な兵器にもなりえるだろう。
こんな「すごいロック」を、自殺してしまう人たちは聴かなかったんだろうか?
確かにつまらないものも多いケド、面白いものだって沢山あるのにな…。
高杉晋作の句にもあるけど、『おもしろき こともなき世を おもしろく』
自分で人生をもっと面白くすればいいのに。
死ぬ気になれば、どんなバカな新記録が生まれるか分からないぞ!
もう死にたい…ってことは全部が面倒くさいのかな…。
生きてたってイイことないし…って思っちゃうんだろうか?
いいこと、あんのになぁ…たくさん、あんのになぁ…。
例えば、面白い漫画だって映画だって山ほどあるゾ!
ゲームでも電化製品でもその進化を考えただけでワクワクしないか?
「テレビってこんなに薄くなるのか~!!!!!」
「 コンピューターをノート並みに薄っぺらくして持ち歩けるなんて!!!」
「携帯電話もウォークマンもiPodも、こんな小さくなっちゃった!!!!」なんて思わない?
「すっげー、次、こんな商品出る! 働いて買おう!」ってだけでも、意外と楽しく生きていけるのになぁ。
何の為に生きているかと問われたら、確かに明確な生きる理由なんて無いんだと思う。
でも、せっかく生まれたんだから。勿体ないから寿命を使い切ればいいのに。
それでも生きていく気を失った人は、バンドやればイイ!
それで、どのくらいつまらない人生なのか、歌に乗せて世界に叫んでやれよ!
そうすりゃ少しはスッキリもするだろうに。
バンドだけじゃなく、色んな面白そうな仕事だってあるよ。
俺なんか今でも、家を建てているのを見ると「大工やってみたいな」と思うよ。
木を削ったり部品を組んだり、大きいプラモデルみたいじゃん。
そんなの、いいじゃない。覚えること、知らないこと、山ほどあるじゃないか。
そういうの何でもイイんだよ。興味ある事やればいいのにな。
確かに、毎日、毎日を楽しくするのは難しいし、無理なことだろう。
てゆうか毎日お祭り騒ぎじゃ疲れるわな(笑)
俺は、ゲームして本を読んでうまいもの食ったりしているだけでも毎日割と楽しいよ。
もし、つまらない、と思ったら風呂入って酒飲んで寝るだけさ!
自分が楽しくなかったら、せめて人に楽しんでもらう、というのはどうだろう?
喜ばせたり、助けたり。それ何になんの?と問われても、人生なんか全部そもそも何にもならん。
でもそういうなかでこそ自分の価値や居場所なんかが見つかるのかもよ。
俺のバンドだって、あっても無くても世界的に見たらまったく影響ない!
だけど、誰かが「良かったです」とか「いつも聴いてます」と言ってくれれば、あながち無駄な存在ってワケでもないか、なんて思えるんだ。
こういう小さなコミュニケーションだけで、生きていてよかったと思うぞ、俺は。
今回はオリンピック問題で揺れる中国を軸に、正義と悪意を論じます。
北京オリンピック、心配だね。 物理的に考えて、あらゆる環境をオリンピックまでに整えていくのは大変だろうな。テレビや雑誌の情報からしか判断できないんだが…ある水準まで持っていくのは、想像を絶する莫大な費用がかかるだろうね…。
甚大な被害を被った大地震の数ヶ月後に、そんな費用をかけて開催する事を 国民は本当に望んでいるのだろうか? 俺にはそうは思えないな! 国際社会の晴れ舞台も大切かも知れないけど、国家の礎は「国民」なんだ。上層部の人間達はそこを絶対に見誤ってはいけないゾ! でなきゃ誰もついてなんか行きやしないんだから。
聖火リレーの妨害もどうしたものか。俺もチベット問題を糾弾するデモや反対活動は多いに結構だと思う。ここに「正義」がある、と思うならば声を大にして叫ぶべきだろう。当事者に突き刺さるほどに激しく行動する時も必要だと考えてはいる。しかし聖火リレーを妨害されて怪我したりするのは、当事者とはほど遠い「平和を愛する」各国のランナーではないか? しかも「力」による圧政に反対するのに「力」は絶対にダメだろう。
後は毒入り餃子事件は未だに尾を引いているな。所謂メディアを見ると「中国が悪い」みたいな風にとれる報道が多いような気がする。でも、よく考えてみると別に中国という国家がやってるわけじゃない。どこかの誰かがやっている「個人的な犯罪」だろ? だから、日本対中国という形で国を恨むのは実に愚かしい。どこの国ににだって良い奴も悪い奴もそれぞれいるだろうさ! 俺は、もっともっとパーソナルに見ていきたいと思う。
そして今、俺が一番に見てみたいのは中国のロックバンドやパンクバンドだね。本来ロックが反体制的であった時代の様に命がけでロックをやっているヤツがいるだろう。それが今後、人を動かしたり国を動かしていくかも知れないぞ。
そもそも、正義と悪意の問題って非常に難しい。正義か正義じゃないか、この判断は簡単にはできない。文化って成長すると精神が成熟するだろう? そうすると「イジワル」で自分のアイデンティティを 確認したい人が増えてくるんだろうな。他人を陥れて自分が優位に立つ。そこで自分の「正義」を振りかざすワケだ。
捕鯨船を攻撃するニュースを見たけど、あれも同じ。あそこまでする必要があるのか? 捕鯨船、どんだけ悪いんだ? 海賊じゃないんだから! 食文化の違いはお互い様だろ? 牛は殺してOK! 鯨はダメ! 誰が決めたんだ? しかし、そこで自分なりの正義を持って攻撃している人たちは、単純に快感なんだろうな。こっちはいい迷惑だよ。 学校でも1人イジメるヤツを見つけると、周囲に連帯感が生まれる。凄く良く分かるよ。人間って嫌な生き物だな。イジメる側は、ヘタすりゃ自分が正しくて正義のつもり。でも、そこに正義はまったくない。そんなことをしている時間が無駄だということに、いつか気が付くだろう。本来ならば、人のことをかまっている時間なんてないはずだ。自分の楽しいことやるために、俺は、まったく時間が足りないぞ!
今回は2008年4月19日、日比谷公園大音楽堂にて行われた『トーキョーブラッサム スペシャル “男盛ノ花盛 in 野音”』の様子をお届けします!
トップバッターのTheピーズのときも、SION率いるSION&The Cat Scratch Comboのときも、野音は雨だった。
雨天という野音の宿命を背負った客席にはカッパ姿が目立ったが、それでも、怒髪天の出囃子が会場に響くと皆、大きな手拍子でメンバーを出迎えた。
ふと、気が付くと雨がやんでいる。
「よく来たーっ!」
増子の一声が雨雲を蹴散らしたのか。
幕開けは「男は胸に」、続いてさぞかし夕暮れが似合うはずだった「夕暮れ男道」。
夕焼けは見えなかったものの、夕日のように燃える気合いはメンバー、客席ともに充分。
いつの間にか客がカッパを脱ぎ捨てているのが印象的だった。
ロック魂満載の「ロクでナシ」、身勝手チューンの「好キ嫌イズム」、ハード・ボイルドな「俺ころし」をぶちかました後、ここからは野音スペシャル。
野外ならでは、そして日が沈む時間帯ならではのナンバー、「最後のひとり」と「サンセットマン」を歌い上げた。
続いて、ファンキーな励ましソング「ドンマイ・ビート」に続き、ビール党にはたまらない「ビール・オア・ダイ」を演奏。
ステージ横の厚生労働省方面のビルに向かって、歌詞の中の「税金、高い!」を叫ぶというポリティクスな一面も見せつつ、ライブは終盤戦に突入。
ビールの次は日本酒歌の「酒燃料爆進曲」。さらに千鳥足がチャーミングな「ヘベレ・ケレレ・ヨー」。
会場すべてがすっかりデキあがってしまったところで終演。
日比谷公園に響くアンコールの声にこたえ、再び登場したメンバーは、インディーズ時代の楽曲「情熱のストレート」と「美学」を演奏。
ところで、4月19日というのは、怒髪天にとっても野音にとっても、忘れられない日だ。
今から21年前の1987年4月19日、怒髪天が敬愛するバンド、ラフィン・ノーズのライブが同じく野音で行われたさい、ファンが将棋倒しになる悲しい事故が起きたのだ。
増子は、ラフィンノーズのメンバー、ナオキさんから手向けられた花束を客席に向けて、「生きてまたライブに来てくれよ」と熱く、熱く、メッセージを送った。
ラスト・チューンは涙を誘う名曲、「つきあかり」。
この日、曇天の夜に月はなかった。しかし、生きていればこそ!明日の月を見ることができることも事実だ。