女性自身
2010年1月22日 00:13

ああ、切ないねえ・・・

昨日のこと。かつての2階の自分の部屋を仕事部屋として使っているんだけど(母親が、部屋をそのまま残してくれていてありがたや〜 scissors )パソコンのキーをパチパチと打っていた時のこと。母親が、真っ青な顔をしてやって来て、隣りのイスにヘタヘタと座り込んだ。

母 「お金が、一銭もなくなった・・・」
娘 「エッ、全然ないの?」
母「お金にこんなに詰まったことは、ないのに・・・」
娘 「今度、年金入るのは、いつ? 私のオーストラリアのお金もあるから、何とかなるよ。」
母(突然に) 「暮れに詐欺に会ったのが、大きい! impact

怒り心頭の母親の話しは、とってもディテールに富み、つい、ストーリーとして惹き付けられてしまうんだなあ、これが!  bearing  こんな具合でした・・・

アタシが、シングル・マザーで、息子と二人分の飛行機代を捻出するのも大変だろうと、母は、アタシの日本の銀行口座に30万円を入金することを思い立った。(注:アタシと息子は、すでに帰国jしていたんだけども、ね。)で、近くのコンビニ 24hours に出かけたんだって。ちなみに、このコンビニの左隣りは、postoffice ゆうちょ銀行ですがな。

さて、コンビニの atm で母が手間取っていると、カウンターの向こうから親切に声をかけてくれたのは、お店の人。「お手伝いしましょうか?」

母「そのコンビニ女をすっかり信用して、虎の子の30万円をカウンター越しに手渡しちゃったんだよ。待つこと、小15分、その女は、とっとともう姿を消していた sign03」  あっじゃ〜 dash

でも、その前は、同じコンビニから私に30万円入金しといたよ〜という話しだった。もちろん、アタシの口座には、1円足りとも入金されていなかった・・・だって、アタシの銀行のキャッシュカードがなけりゃ、入金も引き出しも出来ないし、何よりもカードの暗証番号を知らなけりゃ、どーにもなんないもんね。coldsweats02

今年80歳になる母は、50歳を過ぎた娘をまだ心配し、30万円の妄想入金なり(字余り) 認知症の母が、娘のアタシを心配してくれる気持ちは、山よりも重い。ああ、ひたすら切ないなあ・・・こういう時、ウレナイ映画監督をしているアタシって、何て親不孝、と自省します。 crying  ごめんね、母ちゃん!

そういやあ、90歳に近い母親が、60歳過ぎの息子に毎月1500万円入金している、っつう話しも最近、ありましたなsign01しかも息子は、母親が入金してくれていることを<恥ずかしながら>知らなかったって。bearing  こっちは、節税対策、ですかあ???? eye








プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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