女性自身
2010年2月 9日 23:49

I AM THE MASTER OF MY FATE: I AM THE CAPTAIN OF MY SOUL

これは、ネルソン・マンデラ氏が、27間囚われの身として監獄で過ごした時に、いつも励まされたウイリアム・アーネスト・ヘンリーの詩の最後の1節。私は、我が運命の支配者、我が魂の指揮官 そう、本日、クリント・イーストウッド監督最新作<インビクタス〜負けざる者たち>を鑑賞してきましたっ happy01  

実は、今のアタシは、我が運命の支配者とも思えず、ましてや、我が魂の指揮官なんぞ、ほど遠い。それより、魂が、あっちゃこっちゃ、さまよっちゃっているんす。五木寛之の「親鸞」上下を読み終わったばかりだったので、余計そんな思いだったのね・・・認知症の母との生活は、始まったばかりだというのに、すでに、心配だらけで心は、重い。さらには、そんな母を冷徹に被写体と見られず、よってカメラを回せない状況。これって、作品に対するプレッシャー、でもあるんでしょうかね。gawk

しかし!INVICTUSは、そんなアタシに勇気と元気をくれましたあああああああああ!!!まさしく、不屈の魂、やね!実に王道、ま直球の映画で、そう意味では、ややクリント・イーストウッド作品らしくないかも。ただ、これは、マンデラ役だったモーガン・フリーマンが、イーストウッド監督に持ち込んだ企画らしいから、ああ、そうか、と頷けないこともない。あたしゃ、<親鸞>を読んで泣きましたが、本日も泣きましたよ〜でも、今日は、堂々とした大感動の涙。sweat02そして、それが、どんなに気持ちイイかってこと、しばらく忘れてましたっ sign03 

マット・デイモン、とってもイカッタ。ちゃんとボーア人、オランダ末裔(?)の南アフリカ白人に見えたもんね。それに引き換え、モーガン・フリーマンは、やや肩に力、入っちゃったかなあ・・・ つまり、入ってないように見せる演技に力が、入っちゃったような気がする。ネルソン・マンデラ役の重責は、大変なモン、と見た。

でも、この混沌とした、先の見えない世の中に<かくありたい>と思わせる人物が、この地球上にまだいるというのは、素直にありがたい。日本で、オーストラリアで、アメリカで、そんな人物が、いるだろうか。特に、政治家で!!(小沢、インビクタス、見ろよ〜!!punch

loveletter 最後に手前ミソなラブレターをクリント・イーストウッドに heart04

我が敬愛するクリント・イーストウッド監督様


クリント・イーストウッド監督.jpgあなたの映画のすべては、本当にLESS IS MOREを体現していると思います。あなたの監督としてのスゴさは、色々なことを知った上で、そのすべてをそぎ落として監督していることだと思います。時には、他の監督が、手を付けないようなテーマにも果敢に挑み、私を唸らせますが、決して大上段から説教するのではなく、あくまでもストーリー・テラーに徹する。監督として自分の才能に溺れず、甘えず、しかし、ユーモアは、忘れず、今のあなたには、まるで何かが<降臨>したかのようです。

今年の5月で満80歳になられますね。今回の「インビクタス」は、ご自分に残された時間をやや考えた上での決断だったのか、と思ったりしました。私は、監督という末席を汚す身として、あなたを心より尊敬申し上げています。

ああ、クリント・イーストウッド組で働けたらなあ、いや、そんな大それた考え!来日した時に、通訳としてでもいいですから、お話ししてみたいっす。クリント・イーストウッド作品担当の配給会社の方、いかがでしょうかあああ〜 
sign02 wink





プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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