女性自身
2010年4月21日 18:50

第9地区!

本日は、水曜日って当たり前だけど、今日水曜日は、映画が、レディス・デイのため¥1000で見られる〜(だって、もっか定職ナシのオバ監督は、いっつもピーピーと金欠!!) wobbly  で、見たかった<第9地区ーDistrict 9> を見てきました〜sign01(映画なんかに金使うなよ〜ってかい?)

District 9A.jpgピーター・ジャクソン製作、新人のニール・ブロムカンプ監督の作品。ちなみにブロムカンプ監督は、南アフリカの出身だよん。SFで、そんでもって、アクション満載なのに、ちゃんと泣けるんだよ〜 sweat02つまり、物語りとキャラクターの設定が、しっかりしているんだね。とっても感心したなあ。

エイリアンを難民として描き、ネコ缶がスキなんて、おちょくってんのか〜と思われそうだけど、脚本の確かさは、アタシたち観客をキッチリ、エイリアンに同情するように持っていく。まあ、考えてみれば、これは、南アの<アパルトヘイト>を想像させるし、監督自身も人種差別の中で育ってきているワケで、映画に反映されて、当然だよね。

物語りは、エイリアン課担当のフツーの官僚、ヴィカスが、ヒド〜イ目に合い(コレは、言わぬが華、じゃない?)最初は、渋々、最後は、心底ヒーローになっていくんだな。それにしても、ヴィカスの役割は、第9地区というスラム化している地域に住んでいるエイリアン達を強制立

District 9 その3.jpgち退きさせることっていう発想が、スゲエ!!この奇想天外なストーリーをアタシ達観客にごもっとも、と思わせなきゃならない。これが、何度も言っちゃうけど脚本の力なワケよ!ブロムカンプ監督が、ピーター・ジャクソンに目をかけられたという幸運もあるけれど、アタシが、一番注目したのは、脚本家と監督のコラボレーション。今回は、監督もシナリオ・ライターで、別にもう一人脚本家もいるというやり方だったんだ。

まず、シナリオを仕上げる前に2ヶ月間程、登場人物の設定、物語りの進行などを徹底的に(アタシもダイ、ダイ、大好きな!!)白版に書き出していき、ジャクソン監督も交えて意見を出し合ったんだって!そして、それから2手(監督と脚本家)に分かれて、お互いにアイデアを出し合いながら、脚本を書き上げたんだ。あああ、これぞアタシが、理想!!と考えているやり方なんだよ〜lovely  しかもプロデューサーは、ピーター・ジャクソン監督ですからなsign01あっぱれ、若い30代の若い監督の後押しをするジャクソン監督!!ま、本当に映画がスキで、面白い映画を製作して世に発表していこう、という姿勢が、バッチリ分かるなあ。だから、コトと場合によっちゃあ、自分が監督しなくたってイイっちゅうことだわさ。

そこで、フト振り返る我が監督人生。今までアマリにもヒド〜く、オーストラリアでは、プロデューサーに恵まれてこなかったアタシ、であった。う〜む。think 誰かプロデューサー的視野を持っている監督さんにプロデューサーをお願いする方が、いいのかねえ。ナンだか、いいヒントをもらっちゃったような気がする。

さてさて、もう一つ、この映画の特筆すべきことは、スターなしsign01これは、前にも書いた「ハート・ロッカー」もそうでしたな。それでもヴィカス役のシャルト・コプリーは、ドンぴしゃはまっていた。(監督の長年の友人らしい。)で、これも大切なこと。スターがいなくたって、オモシロイ映画は、作れるし、興行収入もバッチリ!どして?くどいようだが、脚本の力なのだよ〜 wink

今回の終わり方は、続編もアリかな?って思わせるなあ。District 9、文句なく☆☆☆☆☆sign03 ここのところ、アタシが、見たい映画のデキは、スバラシイもんばっかりですな。コレってもしかしたら、主流が、やれ3D、CG (って前からだけどさ)使いまくりの娯楽大作ってことも関係あるんじゃない? そのお陰で、「ハート・ロッカー」やら「第9地区」みたいな無名の役者を使って、良質な物語りを語るチャンスも出てくるってコトよ。今もう一本見たい映画は、韓国映画の「息もできない」デス。これは、東京のロードショーに間に合いそうもないんだけどねえ。

Breathless_Poster-thumb-thumb.gif実はさあ、新作の「此岸、彼岸」の後のアタシの野望は、初劇映画なんだ〜アタシも自分のアイデアを叩き台にして、プロの脚本家とのコラボ、そして、さらに大きな欲として、監督を経験しているプロデューサーが、欲しい、欲しい、欲しいよ〜sign01(実は、心当たり、アリなんすけどね happy01)とまあ、毎日、母と暮らしながら、そんな妄想に生きているアタシ、ざんす。母娘、二人して認知症ワールドだよねっ! coldsweats02










プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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