女性自身
2010年4月24日 22:44

原一男監督全作品一挙上映!!

前回同様、映画の話し続きで、スンマセン!さ〜て、あちらこちらで勝手に原一男監督は、 我が師と喋りまくっているアタシ。happy01 心やさしい原監督は、アタシのことを同志、と言ってくださいましたが、いやいや、アタシなんかは、監督の足元にも及びませんっsign01paper (原監督は、アタシよりちょうど一回り年上の大先輩。監督、暴露してゴメンナサイ。) coldsweats01

とまあ、はたまた手前勝手に原監督の ことを熱く語るには、理由が、あるのどえ〜すsign03 横浜のミニ・シアター、ジャック&ベティで原監督の全作品が、一挙公開となるのよ おおお。5月1から14日まで。プログラムの詳細は、 下記URLまでどうぞ。
                        http://www.jackandbetty.net/harakazuo.html

ジャック&ベ ティでの原監督の紹介文は、以下のごとくざんす。good
  • 至高のドキュメンタリー作家であり、日本映画界の異端児。
  • 映画の枠をこえて、社会に衝撃を与え続けてきた原一男の全監督作を一挙上映!

そう、原一男は、日本映画界の異端児で、社会に衝撃を与え続けてきた監督、なんデス。ここにアタシが、原監督を師と呼ぶ理由が、あんの。原監督ご自身と監督の作品からは、ドキュメンタリー映画を作る<覚悟><姿勢>をアタシは、学んだんだ。いや、他にも立派な作品を作られた先人の監督たちは、います。そして、もちろん、尊敬している。でもね、原監督は、そんな先人監督たちと同じコトをしったってしょーがない、何か自分だけが、作れる映画は、と考えたんだね。この姿勢ってとっても大切なことだと思う。影響は、受けるけれど、自分だけにしか作れない作品を作る覚悟、だよね。いや、ホント、他の監督と同じコト、してたってショーガナイじゃんsign01

downwardright  <さようならCP>                 以下スチール写真のすべては (C) 疾走プロダクション

さようならCP.jpg

downwardright <極私的エロス>   原監督から去った妻の出産シーン。生まれてくる赤ちゃんは、原監督の子供ではありません、あしからず。                                                   

極私的エロスー出産シーン.jpgしかし、ここでムズカシイ課題は、センセーショナルが、目的の映画になっては、アカン、ということなんだ〜 confident アタシが、もう一つ原作品から学び、深く共鳴するのは、複雑怪奇な我ら人間を描く、それには、人間の心の闇の淵だけでもいいから覗いて、人間とは、何ぞや考えてみたい。そして、そういうストーリーの展開を見せたい、っちゅうことなの。ここら辺りの領域が、かなりオーソドックスな記録映画とは、違ってくると思う。原監督は、監督であり、ストーリーテラー(Storyteller)でもあるんだね。で、それこそが、アタシが、目指していることなんだわっsign01

原監督の映画に被写体として登場する人物は、皆とっても魅力的で、過激で、アジテーター。言わば監督にそういう<選球眼>が、あるということだよね。この被写体を追えば、きっと何かが起こる、次いでに、何かが起こるようにチョイと仕掛ける・・・ 原監督の被写体全員が、監督のそんな思惑に拮抗できる人たちなんだよ。そりゃあ、監督と被写体のせめぎ合いになって、絶対にオモシロイストーリー展開になるわさ〜 happy02  

downwardright  出ましたっ!<ゆきゆきて、神軍>の奥崎謙三!!「自分の正義のためには、暴力も厭わない。」隣りの奥さんの表情が、すべてを物語る!!奥崎さんは、2005年死去。

ゆきゆきて、神軍.jpg原監督は、よく<エンターテーメント>という言葉を使われます。これは、確かにドキュメンタリー映画では、誤解を招きやすい言葉なのかも知れない。人の不幸が、エンターテーメントなる〜?例えば、私の新作の被写体、母と母の認知症もエンターテーメントになるのか。でもね、原監督が言うエンターテーメントは、作り手である私たち監督の姿勢のことなんだと思う。お金を払って見に来て下さるお客さんを楽しませる技を監督は、持ち合わせていなければイケナイ。一般的に記録映画だと、どうしてもお客さんを<啓蒙する>という方向性にいっちゃうんじゃない?あるいは、ホームビデオっぽくて作品すらにもなっていない、とか。これは、NO, NOだよねっ。プロだったら、絶対にやっては、イケマセン。 

downwardright  原監督語録「井上光晴は、チンポコの先まで小説家だった。」この意味を知りたい人は、是非<全身小説家>を見てちょ!!

全身小説家.jpgここまで原監督作品のすべてを大絶賛してきましたが、最新作で劇映画の「またの日の知華」だけは、見ていないんだ〜 happy02 今回、ちゃんと映画館で見なけりゃ。もちろん、お金払って見ますからね!


またの日の知華.jpgさて、原監督とアタシの師弟(妹!!)間には、まだ解決していない問題があんの!!な〜んて意味深に書くほどのコトもないだけどさ。それは、<ドキュメンタリー映画って何?~ What is documentary?>という命題の議論が、完結していない、ということ。実は、何回か師とメールでやりとりは、したんですが、まだまだ、アタシ、大消化不良状態デス。

新藤兼人監督(98歳!)は、「劇映画もドキュメンタリー映画も同じである。」と断言されているんですね。この言葉は、とっても含蓄のある言葉で、いつかこのことを師とじっくり話し合い、そして、日本語と英語で書いてみたい、というのが、アタシの密かな(もう密かじゃなくなった!)人生の目標の一つ。でも、こんなこと書いたって誰も読んでくれないか〜 happy02

とにもかくにも、最後になったけれど、原監督、小林プロデューサーのトークがありますっ!もっちろん、アタシも駆けつけま〜す。原監督の全作品を見る絶好の機会です!!是非、是非、皆さん、我が愛するホームタウン、横浜(まただよ!)のジャック&ベティ・ミニシアターまで足を運んでね〜 heart04 


原監督トークA.jpg                                            ミニ・シアター ジャック & ベティ

                

                                       〒231-0056 横浜市中区若葉町3-51

                                TEL.045-243-9800 / FAX.045-252-0827

                                       ◆京浜急行線 黄金町駅下車 徒歩5分

                                       ◆横浜市営地下鉄 阪東橋駅下車 徒歩7分

                                       ◆JR線 関内駅下車 徒歩15分

Jack & BettyA.jpg








プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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