女性自身

2010年9月アーカイブ

お陰様で1週間に1万件以上のアクセスをして頂いているアタシの新作映像ブログ「此岸、彼岸」http://jisin.yukasekiguchi.com

アクセスして下さっている皆様〜

本当に深謝あるのみ〜っすsign03ありがとう〜ございま〜すheart04

実は、正直にここで告白しちゃうけど、この映像ブログでも、ホンマのリアル・タイムというより、やや時差が、ありんす。今は、9月(言わなくてもそ〜だ〜)下旬になりつつあるところだども、アップされている動画は、7〜8月辺りだもんネ〜

で、当然ながら、母との生活には、常に<今>のドラマが、ある訳で、ここら辺りは、結構、ツイッターで呟いているんだ〜http://twitter.com/nautilus528

お世話になっている主任ケアマネの西迫さんなんか、日々、アタシのツイッターの呟きをチェックしてくれていて「今日の母」を確認してくれてんだね〜いやあ、こういう効率のいいツイッターの使い方もあんだぜ〜good

で、この19日の日曜日のコト。ホント、久しぶりに(4ヶ月ブリ!!)に西迫さんが、up我が家を訪問してくれまひた〜scissors

この猛暑で、母の最後の外出は、先月の8月21日。高3の姪っ子の定期演奏会の時以来、家に引き蘢っている。ほぼ1ヶ月になりますがな〜coldsweats02 アルツハイマー病も確実に進んでいるんだ〜weep

混乱と色々な事が、理解不能になることも多く、何よりも本人が、ツラそうだし、傍で生活をしているアタシも、ひたすら切ない・・・downsad

顔を覆う母A.jpg
冬になる前に、寒くなる前に、何とか、母を連れ出そうというsweat01算段ですがな。しかも、アタシが誘うということは、もうやっちゃったカンありで、今や、アタシの誘いには、全く反応しなくなっちまったんだよ〜bearing  だから、医者にも連れだせな〜いsign03

そんな母との現況を西迫さんに泣きついたところ(撮影したよっ)、やさしい西迫さんは、例えば、1週間に1回位でいいから、地域包括センターにボランティアとして来て頂くのは、どうですか、とあくまでも母の立場や、性格を考えてくれた提案をしてくれた。つまり、洗濯物をたたんだり、お茶出しをしたり、みたいなことをするんやね〜

スゴクいいんじゃないんでしょーか。scissors 

家以外に自分の居場所を見つけてくれたら、と取りあえず、この提案を母にしましょ、でも、娘のアタシが、言うより、西迫さんの方が、いいんじゃな〜いというシナリオで本人に話しをしました。

結果、お見事っsign01玉砕しちゃった〜ガビーンだよっ pout

断固として嫌がる母、レンズを通して見る母は、それは、それは、老いの一徹。頑に提案を断り、遂に西迫さんは、今回は、一旦引き上げることに・・・

でも、ね、ここら辺りが、ドキュメンタリー映画の妙なのね。

そんな母を見ていて、この新作映画について改めて考える、っつうか、何よりも映画が、新しい角を曲がった音を聞いちゃったんだよ〜confident

キタ、キタ、キタ、キタ〜ってなカンジでさっ。coldsweats01

つまり、1年間、母を撮影してきたアタシは、かなり煮詰まってきているんだと思うの。

映画前半のクライマックスは、<母が、アルツハイマー病である>というお医者さんの所見だったんだけど、この後、実は、母の日常生活をそれなりにオモシロく、あるいは、切なく撮りつつ、でも、これだけじゃ、映画としてツマンナイなあ、なんて考え始めていたからね〜

いや、そりゃあ、親御さんをアルツハイマー病で亡くされた、所謂介護の諸先輩達は、これから起こるであろうハナシをイッパイしてくれて、親が、風呂場で、部屋で、クソまみれになった時の絶望感なんぞ、教えて下さる。いや、とてもありがたいっすよ〜confident アタシの心の準備が、出来るからさ〜

そして、精神障害者手帳の申請、成人後見人の準備をして、家庭裁判所に行くところなどもを撮ったら、というご指摘。もっちろん、撮りましょ、撮りましょ。

でも、それって<映画の深さ>としては、ど〜よってコトも考えるんだ〜ね。punch

つまり、アルツハイマー病の患者/家族に対して<こうして、対処した方がいい>っつう、ハウ・ツーもんだよね〜bomb それだけじゃ、作品には、ならんっsign03いや、正確には、アタシが、求めている作品には、ならんっつうことだわさ。shock 

つまり、今のアタシは、アタシの大好きなドキュメンタリー映画「全身小説家」で、原一男監督が、撮影しながら考えていたコトに似ているんじゃないかって思う。

原一男は、小説家、井上光晴の頭からどうやって、フィクションが生まれるのか、撮りたかったし、何よりも知りたかった。ところが、カメラの前の井上光晴は、ガンに侵され、そのことを否応なく撮影しながら、いや、オレは、ガンに侵された小説家を撮りたい訳じゃないってもがくワケっす。(原監督、手前勝手な解釈ですが、いいでしょーかってもう、書いちゃった。happy01

アタシは、母のアルツハイマー病の進行状態を撮りつつ、これってどういうことなんじゃろかって、ずうううっと考えているワケ。つまり、母のアルツハイマー病を通して見えて来るモノは、ナンなのか。これを考えて、考えて、考えてきているんだ〜そこが、映画の核の部分だ、という確信が、あるからね。

それが、今回の母の一言で、ハッと思ったの。「私の人生は、今まで自分を殺して生きてきた。」

う〜む、やっぱり、そこに来ちゃったか〜

そ、母には、もっと被写体として、人となりに迫らないとダメってことですな。母の<憤怒の根源>やら<人生に対する失望感>そして、人生の終局にきて、ど〜してこうも引き籠っちゃうのか。だって、足腰は、ひょっとしたら、アタシより達者なんすよ〜、母は!coldsweats02

ソコに迫らないと、単なる<アルツハイマー病患者の一例の記録映画>になっちゃう。

でも、この母の心の深淵を覗きに行くのは、娘としてアタシも返り血をタップリ浴びるワケだから、いやあ、更なる覚悟が、必要だ〜shock

ここは、監督のアタシにしがみつく他ないんだろ〜な・・・ああ、悩みは、益々大きいなあ。

自分が行きたくないところにいつも道は、用意される。これが、アタシのドキュメンタリー映画だわ〜think






2010年9月18日 00:23

Once and for all .....?

今、毎年恒例のオーストラリア家庭裁判所に提出する書類の作成を終えたばかりざんす〜shock

downwardright これは、去年の12月、アタシが、息子をオーストラリアから連れ出すのに必要だった書類ね〜

Consent Order Application.jpg
ただし、今回は、シドニーにいる息子の父親(以下、おとう)が、申請者なんだっsign01先日、ややパニクった声で、おっひさ〜のおとうから telephone が、かかってきた。

いや、さ、おとうは、アタシが、母と一緒に暮らす為に帰国したことを、怒り狂っている時期が、あってさ〜大変だったす。っつうか、今年の5月18日に母が、正式にアルツハイマー病である、と診断されるまでは、状況の深刻さは、理解してもらえなかったんだよ〜think でも、息子は、絶対に手放したくない・・・

我ら元フーフの家庭裁判所歴は、古い。おとうは、アタシが、おとうの元から去った2001年に、息子をWATH LISTに載せるべく、オーストラリアの家庭裁判所に訴え、家庭裁判所は、それを認めたのね。

ほんじゃ、WATCH LISTとは、何ぞや?

これは、アタシの新作の映像ブログの第1話に記載したので、そこから持ってきた〜
paper (マジメ文章だす。)

Watch List:国際的な子の奪取の民事面に関する条 約。元夫が、シドニーで家庭裁判所を通して申請し、息子の名前が、WATCH LISTに記載されたのは、日本がこの条約に同意していない為で、オーストラリアでは、申請のあった子供の名前をWATCH LISTに記載し、その子供が18歳までは不法に国外から連れ出されないよう警戒している

ところが、おとうは、来月10月12日から28日までネパール・ヒンズー教徒最大のお祭り、ダサイン祭に初めて息子を連れて行きたいんだと。(おとう=ネパール人っす)。

ティカを受ける.jpg
この時期、学校は、まだ休みではないのと息子は、今一つ乗らず、ということもあって、今までは、実現しなかったんだよ。

今年は、息子は、シドニーでおとうと暮らしていることもあって、おとうは、さっさと予約して、飛行機代も払ってから、フトこの家庭裁判所の書類を今度は、自分が、やらなきゃならん、と気づいたワケさ〜happy02 実は、ネパールもこの条約に署名していないからさっsign01

アタシ的には、まあ、息子も11歳になったし、ネパールに行くのは、いいんじゃないの〜と思ってますがな。

ティカ.jpg
でも、家庭裁判所の書類が〜だぜっsign03

今までは、アタシのみが、息子をオーストラリアから連れ出してきたので、アタシが、ずうっと書類の準備をしてきたのね。おとうは、署名するのみ。何をどーしたらいいのか、分からん状況で、アタシにやっでグデ〜となったワケよ。

まあ、やりまひょ。ネパールの旅行にも同意しまひょ。でも、このWATCH LISTをやめまひょって、交渉しているざんす〜happy01 Once and for all、これでや〜めよ、だよっcoldsweats02 そしたら、簡単に息子は、12月に日本に帰って来られるからね〜 scissors

実は、おとうが、これからシドニーの家庭裁判所に書類を提出する前に、アタシが、東京のオーストラリア大使館に予約して、出向いて、アタシの署名の目撃をしたっつう署名をしてもらわなけりゃならんの。で、もって1署名¥1500sign03(オーストラリア大使館は、円高で、大変なのかあああ???)

なんつーか、おとうは、自分で自分の首を絞めちゃった、っつう状況だよなあ。

さ〜て、おとうにWATCH LISTを取りやめる勇気があるのか、どうか。

basketball soccer baseball そ、ボールは、いつだってアナタのコートにあんのよ=すべては、アンタ次第sign01

どうなりますやら・・・って、そんなコトばっかりだわ、アタシの人生ってsign03bleah






先週の11日の土曜日に、三重県の津市に行って来ましたsign03もっちろん、初めてお伺いした場所ざんす。

で、まず最初の感想は、と言うと、ビックリギョーテン、意外や意外や、近かったんだよ〜scissors
新横浜から新幹線 → 名古屋から近鉄戦 → 津、だからね〜

とっても立派な三重県総合文化センターの中にある、男女共同参画センターの<フレンテみえ>によるご招待でした〜happy01

三重cinema.jpg
まだまだ続く「THEダイエット!」の上映。本当にありがたいっす。heart04                                                 

オーストラリアでは、ドキュメンタリー映画が、劇場公開されることは、稀だし、日本のように例えば、全国中で上映されたり、監督が招待されたりは、まずあり得ないんだ〜catface だって、ドキュメンタリー映画=テレビ放映だからね。

でも、アタシは、第1回監督作品「戦場の女たち」の時に、この全国津々浦々の上映会を体験してんのよ〜

素晴らしかったわあああああ。

ある場所では、アタシ自ら切符モギリもやりましたがな。沖縄では、あの知花さんとも握手し、大阪では、初めて被差別部落で上映会も経験したんだ〜

前回のブログで、人生のシュラ=人格形成って書いたけど、アタシの人格形成には、日本式の上映会形態も入れたいっすね!

今回の「THEダイエット!」も色々なトコロでお世話になっておりや〜すsign01東京都内は、もちろんのこと、北は、北海道から、南は、沖縄まで、だよ〜scissors(ただし、今のところ、横浜での上映会は、ナシだよッ!)深く、深くお礼申し上げますっ。 

ただ、アタシが、正式にオーストラリアから帰国したのは、この1月だったから、必ずしも上映会には、伺えず、という状況の中での今回の三重県!!

何よりも驚いたのが、三重県総合文化センターの建物のスバラシさsign03えっ、こんなにすべての施設が集中して整っている場所、他には、知りませんがな、だよ。はっきり言って、スゴ過ぎ〜

今回の「THEダイエット!」は、多目的ホールでの上映だったんだけど、大ホール、中ホール、小ホールだって・・・何か、ボーゼンと圧倒されるわ。

多目的ホール.jpg
← 多目的ホール 

しかも、このステキな多目的ホールで、綺麗なお花が飾ってある演題とマイクを前に、一人で喋るだなんて!!
coldsweats02

                          わお、関口、大ピンチ〜
sign01

いや、さ、到着した途端、ランチ・タイムで、

rizcafe1.JPG
センター内にあるとってもオシャレなレストラン、リズカフェで打ち合わせをしながら、おいしいお昼ご飯頂いちゃったら、すっごくリラックスして、どちらかと言うと、軽〜いノリの喋りを考えていたっす。delicious

講演というよりトークみたいな感覚だったんだよね〜(言い訳、横分けだよっ!!)

ふが、ふが〜
 
paper snail

でも、どーにか、こーにか講演を終え(正確には、早めに切り上げ)、新しい試みで、100人の方々が、居残って下さり、シネマ・カフェに参加してくれたんだ〜 good full

これぞ、フレンテみえのスタッフの見せ場、っつうか、初めての試みだったんだって!つまり、ロールケーキ(リズからのロールケーキで、お米を使用。と〜ってもおいしかったよんup)を紅茶を、食べながら、飲みながら、質疑応答をしようっていう企画。

見事にハマりましたsign03大いに、盛り上がった〜

いや、さ、アタシは、やっぱり、皆さんと同じ立ち位置が、いいっすよ〜キワドーイ下ネタジョークも言えるし、ね。壇上からだと、さすがにはばかれマス。

つくづくとアタシら監督は、こうやって上映をして下さる人たちに、作品を愛されて、支えられているんだなあ、と思ったなあ。sweat02(ここのところ、かなり感傷的だわ。秋のせいか、更年期障害のせいか。)

心より、深謝〜とっても謙虚な気持ちにさせられます・・・


<フレンテみえ>の上映会は、立派な建物に、心暖まる手作り感とスタッフの懸命さを感じて、大絶賛っす。是非是非、新作でもお伺いしたいですねえ。

あっ、その前に、愛される作品にしなくっちゃ、だね〜














やっと朝晩は、秋ら〜しく(?)なって参りやした〜scissors 

こうして、アルツハイマー病の母と暮らしながら、そんな母に向かってカメラを回しながら、ふっと我が人生を振り返ったりするざます〜happy02

いやあ、良くも、悪くも <晴天の霹靂>の人生を生きているなあ、って思っちゃう。

顕在意識では、映画監督になるとは、夢にも思わなかった人間が、こうして今、世には、映画監督として出て、取材なんぞして頂いている身分。信じられな〜いsign03

コレ、本音っす。bleah

ナニが、どうなって、この天職と出合っちゃったのか。

ここまで、やって来るには、本当に色々な人達にインスパイアーされ、応援され、時には、踏みつけられ、差別され、でも踏みつけて、差別してくれた人達にも深〜く感謝だよ。インスパイアーして、応援して下さっている人達には、足を向けて寝られませんっsign03

アタシの人生に関わって下さった皆さん全員は、アタシの人となりの形成に大きく役立ったもん。

ああ、アタシの人生、修羅場は、とっても大切ざんす〜

シュラの人生=アタシ=艱難、汝を玉にする、だ〜ね!

でも、とってもステキなコトが、アタシの映画人生の始まりにあったんだ〜heart04

今まで書きませんでしたが、アタシの映画人生の扉を開ける(コジ開けて下さった)のを助けて下さったのは、何を隠そう、亡くなられた川喜田かしこ夫人なのでーすsign03 downwardright

川喜田ご夫妻.jpg
(C) 川喜田記念映画財団

かしこ夫人は、夫であり、社長の長政氏とともに、東和映画株式会社の副社長として、数々の名作を日本に紹介され、その後、外国映画の輸入から、日本映画の海外普及へと移り、私財を投げ打って日本映画の名作の収集と保存をされたんだよ〜up

ベルリン、カンヌ、ヴェネチアを初め、国際映画祭の審査員を26回も務め、マダム・カワキタの名前は世界中の映画人に親しまれているの。
 

そして、話しは、1980年代中半、アタシは、第1回監督作品「戦場の女たち」を作るべく、パプア・ニューギニアでフィールド・ワークをしながら、もがき苦しんでいた時に、オーストラリアの配給会社の人からかしこ夫人を紹介されました。

かしこ夫人は、かくもお忙しいご身分だったのに、学生に毛が生えた程度のアタシにも会ってくださり、「戦場の女たち」の構想をじっくり聞いた後、「是非、おやりなさい。」と激励してくださったんだ〜 heart 

いよいよ、日本を離れ、またパプア・ニューギニアに戻るという数日前、かしこ夫人の秘書だった青山さんからお電話 telephone を頂いた。

「何じゃろな〜」なんて軽〜い気持ちで、かしこ夫人の、とても品のいい銀座の仕事部屋を再度、訪れたアタシは、いやあ、驚いたの、何のって!

今だってその時の気持ちを鮮明に思い出すことが、出きる位だよ〜

晴天のヘキレキ、ビックリ仰天ってこのコトだあああsign01

かしこ夫人は、アタシに30万円を手渡して下さったのですsign03「取材の役にお立てなさい。」とおっしゃりながらー。

これって、まだ映画になるかどうかも分からない時ですよ〜

つまり、監督になる前のアタシに、ですよ〜

しかも、領収書もない、かしこ夫人のポケット・マネーですよ〜

weep 今思い出しても、感涙しちゃう・・・sweat02

当時の30万円は、大金で、受け取った手が、震えたことも覚えている。 confident

でも、ね、30万円という大金もさることながら、かしこ夫人の心からの応援が、ジ〜ンとアタシの心に響いたんだ〜。

アタシは、大感動し、「戦場の女たち」を絶対に何があっても、何年かかっても作るぞ、という並々ならぬ覚悟が、その場で出来たんだよ〜

今、振り返っても、このかしこ夫人の行動が、いかにスゴイことか、分かる。

映画の始めって、本当に誰もお金、出してくれないもの。これって、映画監督の宿命だ〜ね。

1989年、遂に「戦場の女たち」は、完成した。(丸5年かかった!)かしこ夫人は、東和の試写室で見てくださり、絶賛、チラシにもコメントを寄せて下さった。海外で数々の賞を取った時も、とても喜んで下さった。

そう、アタシの映画監督人生を後押してくださった第一号の川喜田かしこ夫人のご恩は、生涯忘れられませんっsign01だから、映画監督は、天命、死ぬまで続ける所存ですっsign03

ああ、アタシも少しでイイから、かしこ夫人のようにありたい、と心より思います。

だから、50歳を過ぎた今、若き映画人の卵たちを応援しなきゃ、って思う。(でも、万年金欠っす、ゴメン。その代わり、アタシの気持ちと知識と体験は、惜しみなく晒して与えますから〜そう思って、オーストラリアでは、いつだって本気で真剣に全力で、大学でも映画学校でも、教えてきたんだ〜お陰で、教え子達は、世界中におりやす。good 日本でもそういう場が、あったらいいな!)

こんな風に、ややセンチメンタルに過去を振り返り、考えるのも、秋だから?

ま、そういうコトにしておきましょ。coldsweats01
母のことで、一番不自由なのは、まずは、おカネのコトだにゃ〜と書いたと思うんだ。coldsweats01 

自分の部屋のどこかに通帳やら、ハンコやらしまっていて、どーも出てきてくれないんだ〜今や、いつが年金受給月かもあやふやになってしもうた・・・

本人申告によると、「あっ、そうだ、通帳だ〜sign01」と頭のスイッチがONになるんだけど、昼寝しちゃったりすると、即OFFになって、忘れちゃうんだって。という次第で、探して、忘れて、探してをココ数ヶ月、繰り返している母。でも、アタシが、一緒に探すのは、イヤだ、というから、ここは、お母ちゃんにお任せさ。

ま、問題は、アタシの稼ぎが、少ないため、二人してここのところ、極貧状態だけど、しょ〜がない〜さ〜paper 

ボチボチ<成年後見人>をしなけりゃ、と思うけど、お医者さんに家庭裁判所用に書類を書いてもらって支払うお金(数万円)が、今のところ、ないんだよ〜shock

とまあ、そんなコト、ここでグジグジ書いたってしゃ〜ないじゃんか。

今日の話しは、トイレット・ペーパーのこと、だよん。

我が家は、モノスゴイスピードで、トイレット・ペーパーが、なくなるんじゃ〜sign03

トイレットロールの妙.jpg
昨日、18コ入れを買ってきて、今日は、もう半分に減りにけり、だよsign03

まあ、実は、どうしてかは、見当がついているんだけど、昨晩の夕食の時、母に聞いてみた。(イジワル〜!)

アタシ「あの、さあ、ちょっと聞きたいんだけど、トイレット・ペーパー、エラク早くなくならな〜い?」

母、たじろぐ。


いや、さ、多分、お母ちゃん<おしめ>みたいにして使ってんだよね〜

いよいよキタ、キタ、下半身の問題なんだけど、本人のプライドを傷つけず、どうしたら尿取りパッドとか、おしめにしてあげらるんじゃろーか、と考えている今日この頃。

でも、母の答えが、これまた、ヨカッタんだよ〜scissors

母「(かなりの間をおいて)多分、芯が小さい巻きのトイレットペーパーだからなんじゃない?」

一生懸命、考えたんだね。ああ、いじらしいねえ。confident

さらにオモシロかったのは、その後、母は、やや憤然として・・・

「それって、姑の嫁イビリじゃないの。」だと。

そ、アタシが、姑で母が、嫁なんだよ〜ひゃあ、オモロいなあ。

でも、今回は、カメラ、movie 回さなかったの。

WHY?

ちょっと、やりたいコトが、あるから。

今、アタシが、heartラブコールheartを送っている渋谷監督とお話しをさせて頂いた時、渋谷監督にとってドキュメンタリー映画は、「自分が、取材し、発見して感じたことの再現ドラマ」って言い切られたの。でも、エセドラマじゃないからねっ!!

これは、アタシも、よ〜く分かる立場なんだ〜up

つまり、カメラなしで、母に聞いてみて、返ってきた答えを聞いて、よし、これは、ストーリーになるぞっ(正確には、ストーリーにするぞっ)て確認してんのよ。だから、この簡単な母への質問は、<取材>以外のナニモノでもないんだね。

だって、今回のように、もう1年近くも撮影していると、母が、何かしたり、言ったりするのをただただ<待つ>だけじゃ映画に出来ないし、何よりもアタシの精神力が、参っちゃう。(体力は、大丈夫かも知れんけど、さ。)

先日、とってもステキな月刊誌「東京カレンダー」の取材を受けたんだけど、(11月号にアタシの記事が、記載されますよ〜見てね。9月21日発売!!wink)ライターの水上さんは、アタシの動画をずうっと見ていてくれて、「気楽そうに見えるけど、実は、とってもヘビーな内容で、(絵も)はずしていませんね〜。」と感心してくれたんだ。

その答えは、映画の手法論にありってコトだわさ。

さ〜てと、<母とトイレットペーパーの相思相愛の関係>、ど〜やって撮ろうかな〜ルンルン
note

映画のハナシをしたついで、っと言っちゃ、ナニですが、偶然に黒澤明監督のYouTubeに出合っちゃいました〜 happy01ああ、世界のクロサワ〜 heart04

ツイッターでも<黒澤監督の言葉BOT>をフォローしてます。映画の作り方の宝庫だよ〜特に黒澤監督の肉声を聞けて、映画のハナシも惜しみなく聞けて・・・こんなに幸せなことがあろうか!

その中で、黒澤監督は、撮影中に編集をする、とおっしゃったの。これは、監督は、カメラを何台も使われることで有名だけど、その結果、どんな絵になっていて、どのように編集してストーリー・テリングするのかをスタッフに見せるためだ、と言われたのね。

それと、黒澤監督ご自身にとっても、簡易編集を撮影しながらすることで、作品の大きな編集を手がける時に、とても役立つ、と。

それを聞いた時、あああああ〜って思いましたがな。 

kurosawa.jpg
天下の黒澤監督と比べるなんて、おこがましい。でも、今、まさにアタシが、していることだもの。動画としてアップするために、撮りながら簡易編集をしているアタシ。そして、それは、ストーリーの確認につながり、映画の方向性を探ることにもなっている!

そ〜か、そ〜ゆ〜ことだったんか〜と一人で納得して、ほくそ笑んでマス。happy01

とまあ、いやはや、今回のセキララ☆ブログは、トイレットペーパーから、ここに着地したか、だよねっsign01







プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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