女性自身

2011年2月アーカイブ

2011年2月20日 23:59

Mou Dieu= My Lord!

ひょんなことから、2007年の仏映画「エディット•ピアフ〜愛の讃歌」のメイキングを見ちまった〜heart04scissors

アタシャ、オーストラリアで、公開時にちゃ〜んと映画館で観た大好きな映画ですがな〜good(チト、尺は、長かったっすけど!) 

英語の題は、フランス語で 「La Vien Rose=バラ色の人生」。

こりゃ、もちろん、かなり皮肉だな〜think

だって、ピアフは、その歌声で名声を得たけれど、人生そのものは、バラ色からは、ほど遠かったもんねえsign01coldsweats02

でも、だから、彼女の歌声は、人々の胸を打ったんだね〜shine

で、メイキングにハナシを戻すと、当然ながら、監督であるオリヴィエ•ダアンや、主演でピアフを演じたマリオン•コティヤールのインタビューが、あるの。

それは、もちろん、ふむふむ、と思わせる内容なんだけど、さ。

例えば、あの老けメイク•アップに5時間かかった、とかー。それは、そっか〜ダアン監督が、クローズ•アップにこだわったんか〜flair

La Vien Rose 4.jpgしっかし、アタシが、知りたかったのは、唯1点のみっsign01

恋人のマルセルが、飛行機事故で死んだと告げられ、ピアフが、取り乱す、あのシーンざんすよっsign03

これは、ねえ、最近の映画では、One of The Best なシーンじゃなかろうか・・・5分に及ぶ、1カットシーンだぜ〜coldsweats02sign01

長~い部屋の廊下の最後が、舞台になってんだけどね〜shineshineshine

コティヤールの見事な演技、見事なストーリー、そして、見事な撮影、という三位一体のシーンだよっsign01どれ一つ欠けていても、あのシーンは、出来なかった、と思うんだわさ。喜びから始まって、悲劇で終わる、でも、長回しをしたかったから、っつうシーンじゃないのよ〜長回ししでしか、あそこのシーンは、表現出来なかったんだな〜up

ダアン監督によると、あまりリハは、せず、コティヤールの動く場所だけに目星をつけておいて、後は、すべて直観的にやったんだって〜wink 5テイクだけで、撮ったっすよ。スゲッsign01

La Vien Rose 3.jpg中でも、ステディカム、つまり、カメラの動きが、チョー•スバラシイsign03

ほんでもって、あ〜た、撮影監督は、永田鉄男さんっすよsign01この映画の撮影監督として、セザール賞もらってんのよ。海外で頑張って仕事をしている永田さんを同じ日本人として、とっても誇らしく思う。

それにしても、ヨーロッパの撮影方法は、陰影が、あって、とってもスキ。ホンマ、撮影監督は、光のマジシャンだね〜

ところで、永田さんは、実は、松井久子監督の「レオニー」の撮影監督でもあるの。永田さんのインタビューを読んだら、「ヨーロッパで使うカメラが、日本にはない。」と言ってますがな。どんなカメラなのかな〜???? 知りたい、知りたい、知りたいsign03

あああ、アタシが、大好きなピアフの歌が、Mou Dieuなの。

heartMon dieu,Mon dieu、Mon dieu. 
レセルモワ、オンコール アンプー モナムルー

ああ〜神様、どうか、もう少し彼を私の元に残して置いてください・・・heart

彼を自分の元に呼び寄せたために、飛行機事故に遭って死んでしまう・・・ひゃああcrying

でも、そんな悲劇に身を狂わせながらも、ピアフは、長い廊下の末、舞台に出て行く。ピアフには、歌うことしかない、というシーン・・・なのよう weep

映画って、本当にイイわっsign01





チョイ、時間は、さか上って、1月のハナシざんすが・・・


1月25日、米映画芸術科学アカデミーが主催する第83回アカデミー賞のノミネートが発表された際、アタシは、思わず飛び上がっちゃったよん。happy01 だって、オーストラリアのベテラン女優、ジャッキー•ウィーヴァーが、助演女優賞にノミネートされちゃったんだもんね〜good downwardright


Aussie Oscar Nominees Lunch in LA .jpg

 オーストラリアの役者って、さ、国内であまり多くない仕事の機会よりも、海外に仕事を求め、結果、アメリカやイギリスで活躍する人達が、多いのよん。今回、他にもオスカー・ノミネートされた オーストラリア人のニコール・キッドマンや、ジェフリー・ラッシュを見ても分かるざんしょ。


でも、ジャッキーは、ずうっとオーストラリアの国内だけで活躍して来たのよ。ジャッキー自身、生粋のオージー(オージー英語発音だぜ!)で、オージーのいいところをすべてもっている人なんす〜scissors

 

何で、こんなこと書くかっちゅうと、実は、アタシが、オーストラリア国立映画学校の監督科で勉強をしていた頃(今から20年以上も前の話しだ〜coldsweats02)、監督のためのアクター・フォビア=役者恐怖症というワークショップにジャッキーが、招聘された役者の一人だったんよ〜ほんでもって、アタシのチームになり、アタシが、初めて演出を試みた役者が、ジャッキーだったっつう、スゲエ関係sign03bleah

 

きっと、ジャッキーにとっては、監督の1人に過ぎなかったアタシのコトなど、記憶に残ってナイだろうけど、アタシのジャッキーの印象は、トテモ強烈だったなあ。


彼女に<演ずる>ということは、どういうことなのかを叩き込まれた、と言っても過言ではないのだよ。

 

映画は、監督と役者の共同作業であること役柄(キャラクター)を徹底的に議論し合うこと、人間の心理を理解することの重要さ


彼女には、心理学、中でも臨床心理学を勉強しなさい、と言われたっす〜。つまり、ジャッキーの言葉を借りれば、演ずるということは、<人物(キャラクター)の肌の下に潜り込んで、世間的にどんなに極悪というレッテルを貼られても、その人物に共感出来るところ探る>ということなのねほんで、常にオープンであること、真摯であること、世間的な価値観に囚われないこと等々。

 

ジャッキーは、ワークショップで与えられた役柄でも、手を抜かずド迫力だったことが、今でも忘れられないな〜up

 

今回、ジャキーが、オスカーにノミネートされたオーストラリア映画Animal Kingdomは、メルボルンの暗黒街を牛耳る犯罪一家の話しなの。ジャッキーの役は、犯罪一家の頂点に立つ優しい祖母であるとともに、母親という役どころ。


Animal Kingdom.jpg

    (C) ソニー・ピクチャーズ・クラッシクス


実は、さ、この映画、昨年6月にオーストラリア国内で公開されて以来、facebook内でも大騒ぎしてたっす〜オーストラリア国内の映画賞をすべて総ナメにしたからねsign01lovely 


お陰で、アタシも主役の一人、ジャッキーの息子役をやったベン・メンデルスゾーン(写真左側)とfacebookで、オトモダチ関係になってるし、さっheart02 うっひゃっひゃ〜

 

それは、まあ、置いといて、ジャッキーのインタビュー記事ナンカ読むと「撮影に入る前に、友人の臨床心理学者に聞きながら、反社会的な人の脳裏を勉強してみたの。」と相変わらず、熱心に役作りをしたことが、分かるなあ。


ナニナニ、異常なまでの優しさが、犯罪者である息子達を一層、横暴にする・・・う〜む、こういった理解と解釈が、とってもスバラシイわ〜flairshineshineshine


J. Weaver in Animal Kingdom.jpg

アタシが、ワークショップ以降、人間の心理とその行動に深く興味を持つようになったのは、まさしく、ジャッキーのお陰!ジャッキー、サマサマだよ〜note


実際、このことは、現在撮っている母の新作「此岸、彼岸」の中で、母を理解するコトにとっても役に立っているわさ。

 

さあさあ、オスカー賞受賞式の227日、テレビの前でジャッキー•ウィーヴァーのことを応援するぞ〜sign03

 

 

 

 

 

 

2011年2月 7日 15:41

いよいよ正念場!

2月に入って、色々と動き出しているsign01まずは、制作会社の起ち上げだ〜goodhappy01 いよいよ正念場sign03ここからが、大変な道のりっすねえ。

まずは、制作資金を集めなきゃ〜正確には、映画仕上げ資金だ〜ね・・・confident

母を撮影して、1年以上、正確には、1年と5ヶ月が、経った。 FULL HDで、データ撮影をして、すでに3 tera目sign03 のべにして何十時間なんじゃろか。bleah

ああ、かつて、アタシの学生の一人が、150時間もの時間を撮りまくった猛者が、おった。オージーの学生でしたわ。coldsweats02 卒業制作ざんしたが、150時間から、20分のストーリーの映画を作るのが、危うかった!! そ、やたら、撮っても作品には、ならんっちゅうことだね〜

アタシの周囲の意見は、今、真っぷたつに分かれてんの〜

1. もう十分、早く作品にしろ。(映画関係者に多し!)

2. もっと、母の状態が、悪くなるまで撮れ。


確かに、日本のドキュメンタリー映画は、5年、10年、と撮られるコトが、多いっすね。
監督は、いつ、どこで、見切りをつけて、よし、作品になる素材が、ほぼそろった、と決断するのか。

いや、正確には、見切りを付けないと、これでいいんだ〜とは、いつまでたっても思えないのが、我らドキュメンタリー映画の監督じゃなかろ〜かい?

肝心のアタシ?

アタシは、もっちろん、1ざんすよ。

毎日、撮った素材に触れ、母との密着した生活の中で、いつも<ストーリー>を意識してカメラを回している。つまり、FIRST HANDの情報を感じ、持っているのは、アタシで、
よし、機は熟した、とここのところ、思っているからね。

ところで、またまたありがたいことに、そんなアタシの新作に取材が、集中しているざまーす。shineshineshineshine

まずは、クロワッサンの取材を受けました〜scissors

3月10号の<女の新聞>という介護コラムに取り上げて頂けるそう。ライターさん、編集部、カメラと全員女性でしたっsign01頼もしいっす。

次に、NHKの取材も2件、入っていマス。

まずは、私へのインタビューを自宅の仕事をしている環境で、ということで、慌てて片付けたのが、滞豪29年の末、持ち帰ったモノたち・・・

カワイソ〜にまだ段ボール箱に入ったまんま、なんすけど、ね
happy01

主に映画関係の本や、DVD、教えた教材、監督になってから過去に書いたシナリオ、シノプシス、そして、CDと写真を少々。後は、洋服とカバンも、これまた少々、ざんす。

これから、もっと、もっと持ちモノを少なくしてイキタイなあ。

滞豪29年の垢.jpg色々なモノ、コトを削ぎ落としていく残りの人生、だ〜ね。

あれれ?何でこんなハナシになっちゃったんだろ?




















プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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