女性自身

俳優/役者の最近のブログ記事

2011年2月20日 23:59

Mou Dieu= My Lord!

ひょんなことから、2007年の仏映画「エディット•ピアフ〜愛の讃歌」のメイキングを見ちまった〜heart04scissors

アタシャ、オーストラリアで、公開時にちゃ〜んと映画館で観た大好きな映画ですがな〜good(チト、尺は、長かったっすけど!) 

英語の題は、フランス語で 「La Vien Rose=バラ色の人生」。

こりゃ、もちろん、かなり皮肉だな〜think

だって、ピアフは、その歌声で名声を得たけれど、人生そのものは、バラ色からは、ほど遠かったもんねえsign01coldsweats02

でも、だから、彼女の歌声は、人々の胸を打ったんだね〜shine

で、メイキングにハナシを戻すと、当然ながら、監督であるオリヴィエ•ダアンや、主演でピアフを演じたマリオン•コティヤールのインタビューが、あるの。

それは、もちろん、ふむふむ、と思わせる内容なんだけど、さ。

例えば、あの老けメイク•アップに5時間かかった、とかー。それは、そっか〜ダアン監督が、クローズ•アップにこだわったんか〜flair

La Vien Rose 4.jpgしっかし、アタシが、知りたかったのは、唯1点のみっsign01

恋人のマルセルが、飛行機事故で死んだと告げられ、ピアフが、取り乱す、あのシーンざんすよっsign03

これは、ねえ、最近の映画では、One of The Best なシーンじゃなかろうか・・・5分に及ぶ、1カットシーンだぜ〜coldsweats02sign01

長~い部屋の廊下の最後が、舞台になってんだけどね〜shineshineshine

コティヤールの見事な演技、見事なストーリー、そして、見事な撮影、という三位一体のシーンだよっsign01どれ一つ欠けていても、あのシーンは、出来なかった、と思うんだわさ。喜びから始まって、悲劇で終わる、でも、長回しをしたかったから、っつうシーンじゃないのよ〜長回ししでしか、あそこのシーンは、表現出来なかったんだな〜up

ダアン監督によると、あまりリハは、せず、コティヤールの動く場所だけに目星をつけておいて、後は、すべて直観的にやったんだって〜wink 5テイクだけで、撮ったっすよ。スゲッsign01

La Vien Rose 3.jpg中でも、ステディカム、つまり、カメラの動きが、チョー•スバラシイsign03

ほんでもって、あ〜た、撮影監督は、永田鉄男さんっすよsign01この映画の撮影監督として、セザール賞もらってんのよ。海外で頑張って仕事をしている永田さんを同じ日本人として、とっても誇らしく思う。

それにしても、ヨーロッパの撮影方法は、陰影が、あって、とってもスキ。ホンマ、撮影監督は、光のマジシャンだね〜

ところで、永田さんは、実は、松井久子監督の「レオニー」の撮影監督でもあるの。永田さんのインタビューを読んだら、「ヨーロッパで使うカメラが、日本にはない。」と言ってますがな。どんなカメラなのかな〜???? 知りたい、知りたい、知りたいsign03

あああ、アタシが、大好きなピアフの歌が、Mou Dieuなの。

heartMon dieu,Mon dieu、Mon dieu. 
レセルモワ、オンコール アンプー モナムルー

ああ〜神様、どうか、もう少し彼を私の元に残して置いてください・・・heart

彼を自分の元に呼び寄せたために、飛行機事故に遭って死んでしまう・・・ひゃああcrying

でも、そんな悲劇に身を狂わせながらも、ピアフは、長い廊下の末、舞台に出て行く。ピアフには、歌うことしかない、というシーン・・・なのよう weep

映画って、本当にイイわっsign01





チョイ、時間は、さか上って、1月のハナシざんすが・・・


1月25日、米映画芸術科学アカデミーが主催する第83回アカデミー賞のノミネートが発表された際、アタシは、思わず飛び上がっちゃったよん。happy01 だって、オーストラリアのベテラン女優、ジャッキー•ウィーヴァーが、助演女優賞にノミネートされちゃったんだもんね〜good downwardright


Aussie Oscar Nominees Lunch in LA .jpg

 オーストラリアの役者って、さ、国内であまり多くない仕事の機会よりも、海外に仕事を求め、結果、アメリカやイギリスで活躍する人達が、多いのよん。今回、他にもオスカー・ノミネートされた オーストラリア人のニコール・キッドマンや、ジェフリー・ラッシュを見ても分かるざんしょ。


でも、ジャッキーは、ずうっとオーストラリアの国内だけで活躍して来たのよ。ジャッキー自身、生粋のオージー(オージー英語発音だぜ!)で、オージーのいいところをすべてもっている人なんす〜scissors

 

何で、こんなこと書くかっちゅうと、実は、アタシが、オーストラリア国立映画学校の監督科で勉強をしていた頃(今から20年以上も前の話しだ〜coldsweats02)、監督のためのアクター・フォビア=役者恐怖症というワークショップにジャッキーが、招聘された役者の一人だったんよ〜ほんでもって、アタシのチームになり、アタシが、初めて演出を試みた役者が、ジャッキーだったっつう、スゲエ関係sign03bleah

 

きっと、ジャッキーにとっては、監督の1人に過ぎなかったアタシのコトなど、記憶に残ってナイだろうけど、アタシのジャッキーの印象は、トテモ強烈だったなあ。


彼女に<演ずる>ということは、どういうことなのかを叩き込まれた、と言っても過言ではないのだよ。

 

映画は、監督と役者の共同作業であること役柄(キャラクター)を徹底的に議論し合うこと、人間の心理を理解することの重要さ


彼女には、心理学、中でも臨床心理学を勉強しなさい、と言われたっす〜。つまり、ジャッキーの言葉を借りれば、演ずるということは、<人物(キャラクター)の肌の下に潜り込んで、世間的にどんなに極悪というレッテルを貼られても、その人物に共感出来るところ探る>ということなのねほんで、常にオープンであること、真摯であること、世間的な価値観に囚われないこと等々。

 

ジャッキーは、ワークショップで与えられた役柄でも、手を抜かずド迫力だったことが、今でも忘れられないな〜up

 

今回、ジャキーが、オスカーにノミネートされたオーストラリア映画Animal Kingdomは、メルボルンの暗黒街を牛耳る犯罪一家の話しなの。ジャッキーの役は、犯罪一家の頂点に立つ優しい祖母であるとともに、母親という役どころ。


Animal Kingdom.jpg

    (C) ソニー・ピクチャーズ・クラッシクス


実は、さ、この映画、昨年6月にオーストラリア国内で公開されて以来、facebook内でも大騒ぎしてたっす〜オーストラリア国内の映画賞をすべて総ナメにしたからねsign01lovely 


お陰で、アタシも主役の一人、ジャッキーの息子役をやったベン・メンデルスゾーン(写真左側)とfacebookで、オトモダチ関係になってるし、さっheart02 うっひゃっひゃ〜

 

それは、まあ、置いといて、ジャッキーのインタビュー記事ナンカ読むと「撮影に入る前に、友人の臨床心理学者に聞きながら、反社会的な人の脳裏を勉強してみたの。」と相変わらず、熱心に役作りをしたことが、分かるなあ。


ナニナニ、異常なまでの優しさが、犯罪者である息子達を一層、横暴にする・・・う〜む、こういった理解と解釈が、とってもスバラシイわ〜flairshineshineshine


J. Weaver in Animal Kingdom.jpg

アタシが、ワークショップ以降、人間の心理とその行動に深く興味を持つようになったのは、まさしく、ジャッキーのお陰!ジャッキー、サマサマだよ〜note


実際、このことは、現在撮っている母の新作「此岸、彼岸」の中で、母を理解するコトにとっても役に立っているわさ。

 

さあさあ、オスカー賞受賞式の227日、テレビの前でジャッキー•ウィーヴァーのことを応援するぞ〜sign03

 

 

 

 

 

 

2010年6月11日 22:52

演技デビュー!!

ゆうべは、近所にあり(bicycle チャリ距離!!)母の事でいつも色々とお世話になっているケアマネさんがいる本牧原地域ケアプラザに10歳の姪っ子と行って来た〜  happy01

本牧原地域ケアプラザ.jpg実はさ、この地域ケアプラザでは、不定期にはらっぱ劇団をやってんのよ。で、今月の26日(土)に<グリーンリーフ特別公演>と称して、「本牧健三郎と地域の物語り」という劇をやるんだ〜downwardright

はらっぱ劇団・シナリオA.jpgもう大体、想像が、ついちゃったでしょっsign01wink  そうなんすよ〜姪っ子とアタシ、一緒に劇に出ちゃいますから〜!(きゃっ、ハズイ!!)アタシは、堂々とずうずうしくも主役の本牧健三郎役で、姪っ子は、アタシの孫役。

初主演で、男役!!しかも、一人暮らしのふて腐れた認知症役なんだぜ〜コレってメソッド手法でも間にあわないぐらい、スゴイ役ざんしょ?カツラつけて、ステッキも使うんだ。heart

昨日は、夕方の6時からキャストが集合して、読み合わせだった、というワケ。happy02 後もう1回、リハして26日の本番を迎えるという強行スケジュールだよっ。セリフが、頭に入るだろ〜か?????

でもね、今回の公演は、マジな理由なの。26日は、民生委員の人を対象に行うんだけど、ゆくゆくは、地域の中で広まったらいいなあ、ってホント、思ってる。認知症サポーターの印、オレンジ・リングが、もらえるんだけど、このオレンジ・リングのことをもっと広めたい、というコトもあんの。

それだけ、それぞれの地域に認知症の人が、増えているんで、アタシ達が、地域の中でサポート出来る体制を作っていかなきゃナラナイ。皆にも知って欲しい、という崇高な目的ざんす。我が家だって、今やヒト事じゃ、ないもんね〜 

ちなみに姪っ子は、シドニーの息子と☎で話しをして、ごくフツ〜に会話の中で「おバアちゃん、アルツハイマーなんだよ。」と言ってたね。息子も「知ってるよ〜おバアちゃん、アルツハイマーだって。ドンドン忘れるし〜。」と答えた、と教えてくれたよ!

しっかし、映画監督は、すべからく役者との関係に悩むモンですな。と、まあ、突然に演技論にハナシが、飛ぶよっ!!自ら演じてみて分かる役者のココロ、タイヘンさ、ですかね。

我が師、原一男監督は、初劇映画監督作品「またの日の知華」では、桃井かおりさんとの関係でイロイロと苦労した、と言っておりやした sad

アタシ自身は、90年代にオーストラリア国立映画学校で監督コースを勉強したんだけど、さ。コースの1つの名前は、ACTORPHOBIAっつうの。監督からの観点で、役者フォビア=恐怖症ってコトね。監督と役者の関係を構築し、役者からベストの演技を引き出すのは、ナマヤサシイもんじゃないと教えられたんだ〜

で、我ら監督は、全員簡単なシナリオで<演じるコト>をヤラされたのでありんす。coldsweats01  演じるこコト自体に照れちゃって、コースの先生からは「Get rid of your grin!! ニヤニヤするなっ」って叱られたことだけは、今も覚えている。役者としての素質ゼロ、だ〜ねshock

そんなアタシが、主役やっちゃっていいんだろ〜か。

でもま、ゆくゆくは、カーネギ・ホールでも公演、演りますからっsign01(よくゆ〜ヨ。wobbly






皆さ〜ん、何だかあっという間に黄金週間が、終わってしまいませんでしたかあああ〜pout アタシの黄金週間は、2回ほど美容院通いをするコトに・・・愛する我が母とカワイイ高3の姪っ子のタメ、ざんすよ heart04 母は、ホント、数十年ぶりに美容院で髪を切ったという、画期的な出来事でしたっ!!(movie もっち、撮影したよっ!!美容院のスタッフの皆さん、ご協力ありがとうござんした〜(^^))

母の髪の毛は、母の姉(アタシの伯母)が生きている頃は、ずうっと姉に髪を切ってもらい、姉が、亡くなってからは、ずうっとここ数年、自分で切っていたんだけど、もう無理という状況になったんだ〜 bleah アタシは、母の髪をカットしてもらい hairsalon ヘッドスパもお願いしたんだけど、コレは、一足早い<母の日>のプレゼントだよん。(でも昨日には、もう忘れてたけどね! coldsweats02 ) 母は、とっても気持ち良さそうに、ずう〜っと寝入っていましたあ。あっ、ただ、あんまり面白くない映像、かもねえ。だって、ドラマないじゃん!!bleah

高3の姪の方は、母親(アタシの妹!)に髪を切られたくナイ、ということだったので、昨日の午後、再度美容院へ。これまた、ヘッドスパをしてもらって、エラク気持ちヨカッタって。カットにも大満足で、ヨカッタ、ヨカッタ。good

そう、アタシには、高3の姪、高1の甥、そして、映像ブログにも登場している小5(息子と同じ!)の姪が、おりや〜す。wink 4歳年下の妹は、ガンバって3人の子供を産みましたあああ。日本国から感謝されるべき、じゃない? scissors ま、アタシが息子一人だから、姉妹の間でバランス取れたってコトかsign01

とまあ、そんな家族の日常の話題は、オシマイにしようっ。ココ2日ほど、横浜は、突然に25℃以上の夏日sun になってしまい、ゆうべは、久しぶりにシャワーだけにしたんだ。sweat01 で、シャワーから出て、涼みながらテレビを付けると、NHKで、ヒューマン・ドキュメンタリーと題して「大竹しのぶ 50歳からの私」をやってたのね。おおお、と思い思わず見入ってしまいましたあ〜    

                                                                 downwardleft いつまでも若くて可愛らしいなあ・・・

大竹しのぶ.jpgいや、ナニ、大竹しのぶちゃん(ナレナレシイぞよ。面識もナイのに!)は、アタシと同い年で、な、な、なつかしい〜浦山桐朗監督の「青春の門」から注目してきたんだよ。その後、これまたNHKの朝ドラ「水色の時」も見ていた、と記憶の彼方にありますがな!だから手前勝手に<同志>みたいな気分なんだよ〜 wink

青春の門ー自立編.jpg                              (C) 東宝1977

しのぶちゃんは、その頃から体当たり演技が、有名で「青春の門ー自立編」でもオッパイ出しちゃったりして、ても、ナンツーか演技のスゴさ、気迫に現場は、シ〜ンみたいなカンジだったんじゃないか、と憶測する。アタシの「THEダイエット!」の中での<陰毛出し>と同じじゃな〜い???? happy02 (よー言うよっ) つまり、アタシ達、いっちゃってるんだよね、表現のためには・・・と思いながら、見ていたらしのぶちゃんも<ソコにいくのが、仕事>と言うではないか!!どっひゃあ、やっぱり、同志だったか、とウレシイ再確認。さらに、「心をオープンにしていない人の演技なんか、見たくないでしょ。」とサラッと表現(演技)の本質を言ったんだよ〜 ウン、ウン、その通り!! (その後、車イスの新藤兼人監督に両手を握られて話しをしていたっ!!)

アタシの大好きな役者、塩屋俊さんにしてもしかり。実は、俊さんも先日の舞台で相手に飛びかかるシーンを繰り返し、元々痛めていた膝をまた痛めちゃったらしい。(奥様談)でもさあ、ヤラズにはイラレナイんだよ〜。いっちゃうのを見せられるのが、プロなんだからね。さらにしのぶちゃんは、「でもそんないっちゃっている自分を冷徹に見られる自分もいる。」って・・・そう、そう、全くそうなんだよね〜いやあ、思わず頷きっパナシの1時間弱だったよ。happy01

興味深かったのは、成人した子供2人が、出て来た時ね。そんな母を持つ2人には、人生のハードルは、かなり高いと思うけど、母親が正直で、とってもオープンだから、とっても絆が強い家族に見えたよっ。3人で色々と人生の荒波を乗り越えてきたんだろ〜なって思った。で、アタシの思いは、当然、今離れ離れになっているシドニーの息子の元へ・・・ airplane

実はね、前回のブログを読んで、我ら<母ー息子の親子関係>を心配をして下さる友人たちもいたりして、ホントにありがたいっす。しかも前回も書いちゃったけど、おとう=元オットが、息子の子育てに疲労困憊していて、息子に「オマエは、お母さんに捨てられたんだ。」ナンて言っちゃってんだよおおおお。bearing これは、違う意味で、行き過ぎ/言い過ぎでんな。自分が、息子をWATCH LISTに載せてんの、忘れちゃったのかい sign02 (このWATCH LISTの詳細については、新連載の映像ブログまで、ド〜ゾ。
http://jisin.yukasekiguchi.com)

でもまあ、おとうの心理は、分からないワケじゃない。 アタシの行動は、普通じゃ、理解も納得も出来るはずがナイ。でも、さあ、アタシ、フツーじゃないからさあ。そんで、おとう=元オットは、フツーのマジメな人。多分そんなトコロに昔は、惹かれたんだろ〜なあって、まるで他人事のようでスンマセン。

で、息子は、母親のそんな「変態性=いっちゃっている=フツーじゃない」を見極められるアタシの人生における<初めての理解者>なんだな。でも、まだ10歳だから言葉では、キチンと言えないけれど、我らの絆は、強いっつうか、むしろ、ピッタシくる絆って言った方が、いいかも知れない。おとう=元オットは、そんな我ら2人の間に入って来られない苛立なんだ、と思う。単純な語学の問題じゃないんだよねえ〜gawk 

とにかく、改めてこの場を借りて、シドニーで息子を支えてくれている日本人のお友だちや、お母さんたちに心より感謝したいで〜す。本当にありがとうございますsign03そして、息子よ、君のコトは、1日足りとも、おっ母さん(アタシ)の思いから失せることは、ないよおおおおおおお。でも、こうやって、書き記せるアタシは、果報者です、ハイ。つまり、アタシを応援して下さる周囲の人全員にも深謝あるのみっupsign01だよね。

アアア〜、でも、大竹しのぶちゃんとアタシには、決定的な違いが、あった〜 weep アチラは、天職をやりながら、自分の母親と子供たちを経済的にサポート出来る基盤があるけれど、アタシは、大ペケのナシッsign03特に今は、日本に帰って丸3ヶ月、定職もナンもな〜い。(だから、撮影に専念出来るざんすが。)

ナンか出来る仕事がありましたら、ど〜ぞ、お声を掛けてやってくんなまし〜 wobbly


 
2010年3月28日 23:25

う〜む・・・どっひゃあ!

ここのところ、アタシの大スキな話題ばかりのブログっす。heart04 読んでくださる皆さんは、スキとは限らないのに〜と知りつつ!happy01 許せ、自己チューブログ!!

昨日の土曜日は、以前にも書いた塩屋俊さん(ポスターの中心人物だよ〜)、7年ぶりの演技再会の舞台を銀座まで見に行ってきました〜sign03 いやあ、舞台ってホント、迫力ありますよねえ。古川オフィス第9回公演「ルーべンスタイン・キス」でした。今回のは、ドラマティック・リーディングという形式の公演で、無知なアタシは、全く知らず!幕が上がってみてビックリ。台本を持って(=つまり、一種、読みながら)役者さん達が、ドラマを進行していくのね。へえ〜ってカンジでしたっ!smile

                                                                                      (C) 古川オフィス 2010

ルーベンスタイン・キスA.jpg 演出家の見解は、役者の動きを制限することで、我ら観客の想像力を一段と豊かにするっちゅう企み、らしい・・・じゃ、役者にとっては、どうなんざんしょ?と思わずには、いられなかったけれど、ねえ。

ストーリーは、ニューヨークのギャラリーに展示されている有名な1枚の白黒写真から始まりま〜す。護送車の中でキスををしている男女=夫婦の写真。何で護送車にいるのか。いや、コレを説明するのは、大変だから、ヤメにしてこっと! coldsweats01

メインの話題は、7年ぶりに演じる塩屋俊のコト。わああ、スッゲエ演技でしたっ!!こんなにもストーリーに引き込んでくれれば、アタシ、ホントにシ・ア・ワ・セですから〜最後は、感動の涙だったんだよオ。 weep (もっちろん、劇作家、ジェイムズ・フィリップスの骨太なホンもよかった!)

で、アタシは、考えた。演じるってどーゆーことってさ。特に塩屋さんは、アクターズ・スタジオ主宰で、教える立場にあるワケね。これは、シドニー映画学校で教えていた時につくづく思ったけど、いい教師、必ずしもいい監督とは限らなかった!!(ま、逆も真なり、だけどさ。)つまり、塩屋さんにとっては、久しぶりの演技の上に、さらなるプレッシャーがあったのでは、と勝手に推測しちゃう。でも、彼は、見事に<ゴッドファーザーII>のリー・ストラスバーグであることを証明したのだった〜 sign03 scissors 

リー・ストラスバーグA.jpgストラスバーグは、ステラ・アドラーと並んで超有名なメソッド・アクティングの先生だよん。ゴッドファーザーIIは、教え子のアル・パチーノに乞われて出演、ユダヤ人のギャングのボスを演じて、サスガっだね、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました〜!(アタシ、ホントにこういう話し、スキなんだね〜) wink

で、演じる、ということ。<演じることは、演じないこと>ナンてどこかで書いている役者サンもいましたが、いわゆる演じていないように、そのキャラクターが見えてくるようにするってのが、大変なんだよ〜ホンマ、才能とテクニックの世界ざんす。

ここで、とっても頼れる存在が、シドニーのランドウィックにあんのよ。その名もナイダ=NIDA=National Institute Dramatic Art といいます。ケイト・ブランシェット、メル・ギブソン等々オーストラリアを代表する役者は、すべからくNIDAと関係しているんだ。国立、つまりオーストラリアの国家予算で役者を養成しているんだよ!役者は、オーストラリア国家の財産っちゅうことだわさ。スゴイ発想でしょ?こういうところでキチンと勉強してくるから、オーストラリアの役者は、若くても、とっても実力があんのね。(英語も話せるしって、当たり前だけど。)今、アタシが注目している若手の役者が、ルーク・フォードとミア・ワシコウスカの二人。ルークは、すでにハンナプトラ・シリーズに抜擢され、ミアは、日本では、4月17日に公開されるアリス・イン・ワンダーランドのアリス役だよっ!

Luke Ford.jpgミア・ワシコウスカ.jpg

そうやって考えれば、塩屋さんが、プライベートでアクターズ・クリニックを主宰していることに対して、いやあ、ホンマ頭が下がるなあ。confident

う〜むと色々考えながら夜の7時過ぎに帰宅すると、我が母は、一人、100円のおむすびを食べながら、アタシが、作り置きしておいたみそ汁を飲んでいた!駅前の京樽で釜飯とチラシ寿司(3割引き!)を買って帰ってヨカッタ〜早速、母に倣って自分の作ったみそ汁を飲むと何だ、このウスさはあああsign01きっと母は、みそ汁を昼に飲み、午後に飲み、少なくなったから水を足しただけ、なんだろーな。そんなウスイみそ汁のことを言ってみると、母は、「いいじゃんか。健康にはウスイみそ汁が、一番だ!」だと。どっひゃあああああ・・・即現実の世界に引き戻してくれましたっ!!


2月26日の金曜日は、とても刺激的な夜だった〜!!night 何よりも1990年代から交流している塩屋俊さんと再会したこと。happy01  昨年は、我が「THEダイエット!」の前売り券で大変お世話になりましたっ。私は、彼のことを天才役者だと信じている1人ざんす。塩屋さんは、日本では、とっても珍しいアクティング・スクールを主催している。その名もアクターズクリニック、と言います。http://www.actors-clinic.com/index2.html

しかも、演じる哲学/テクニックは、あのステラ・アドラーアクティング・スタジオで自ら学んだモノだよsign03 1992年に亡くなったステラ・アドラー女史に師事した俳優は、多い。ブランド、デ・ニーロ、ビーティ、マーチン・シーン等々。lovely  塩屋さんご自身は、今や立派な監督さんで〜す。

さて、塩屋さんは、ご自分の生徒さんにもステラ・アドラー女史のテクニックを伝えたい、とスタジオ教師のロン・バーラス氏を米国から招聘して、私にも一部、参加させてくれたのね!いやはや、スッゲエタメになった勉強だった sign01 book 

いや、さ、「此岸、彼岸」の次は、劇映画にチャンレンジしたい movieと目論んでいるアタシには、どうしたら役者の潜在的な力を引き出せるのか、ああ、なるほど、と深く頷くことが多かったんだ〜この場を借りて、塩屋監督には、深〜く感謝しますっ。きっと私の野心を知った上での親心<正確には、兄ゴコロ!>的配慮だったんだろうなあ、と手前ミソに解釈しました!塩屋さん、本当にありがとうございました〜 scissors

ブランド1948.jpgで、突然だけど、マーロン・ブランドの話し。クリニックの打ち上げパーティによそ者のアタシが、ずうずうしくも参加し(ずうずうしいのは、得意だよん!)ロンさんとお話しをする機会を得たんだよ。それで、ロンさんの口から出た話しが、ブランドだったの。

マーロン・ブランドこそ天才と言われ続け、リアリズムの演じ方を見事に体現した偉大なる役者。そんでもってセクシーで、今風に言えば、草食ではなくて、肉食、肉感的な役者だったねえ。ロンさんは、個人的にマーロン・ブランドにも会っていて、彼は、とってもplayful、つまり陽気なオチャラケなんだって!へえ、あのドン・コルレオーネがねえ・・・

というように直ぐ思うアタシが、いるざんしょ?これが、実は、ブランドにとって辛かったんだ、という話し。誰もブランドの友人になれなかったんだよ〜だって、皆、ブランドの前に出たら、ひれ伏したくなっちゃうじゃない?特に、業界の人間だったら、さあ。coldsweats02

「いい友だちでは、なかった・・・」と、2004年にブランドが、亡くなった時に言ったのは、他でもならないウッピー・ゴールドバーグだった、とロンさんは、教えてくれた。そりゃ、そうだ。いつもどこでも<Oh〜ブランドさま〜lovely>って見られたら、タマンナイっす。ウッピーも友だちっていいながら、ブランドさま〜だったんだね。そりゃあ、孤独にもなります。しかも後年のブランドは、食べ物が、安定剤となりすっごい肥満に。あ〜ソコラ辺りの話しは、身にツマサレルなあ weep  というか、とっても共感出来るねえ。しかも、ブランドは、息子が、殺人犯で娘は、自殺、という壮絶な家庭だった・・・

マーロンブランド.jpg我ら人間は、どうもその人間の地位やら、達成した業績で人を判断して、敬ったり、蔑んだり。あるいは、当人自身が、地位向上につれ、大きな勘違いしたり。(小沢一郎、オマエのことだぞ〜annoy punch としつこいアタシ)そんなやっかいな我らのココロをどうやって、制御すりゃいいのか。人間って、アタシって、ナンなのさってのが、永遠のテーマ。そんな気持ちから映画を作りたいんだよね。

とまあ、熟考しつつ、どうやら最終電車に間に合うと、電車の中では、若き泥酔したサラリーマン二人に出くわした。happy02 1人は、何と!train 電車の床に転がって爆睡中。もう1人は、そんな同僚(多分)に向かって大声で「お客さん、降りてくださ〜い」と言いつつ、しっかり写メしてたっsign01あの写メ、きっと他の会社の同僚に回すんだろーなー。一瞬、アタシも、降りる間際に写メして、このブログに載せようかとココロが、大きく揺れ動いたんだよ。ホント、舌のネが乾かないウチに、ったく、アタシってナンなんだよお〜

マーロンブランド白黒写真.jpg                         heart  おおおおお、ブランドさま〜 heart
                                                   (になっちゃう、ヤッパリ!)





プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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