女性自身

新作「此岸、彼岸」の最近のブログ記事

2011年4月17日 23:55

遂にやりました〜

皆の衆、お久しぶりでごんす〜って、アタシ、ドコの人sign02

あの忌まわしい3.11の巨大地震、そして、追い打ちをかけるように、福島の原発大事故。今や、原発事故としては、チェルノブイリに並ぶレベル7・・・8にいってしまうかも、という予測もありますね。shock

そして、果てることのない余震!最近では、余震ではナイ、直下型の本震も・・・

でも、東日本の被災地の皆さんと共に、日本は、復興に向けて、しっかりと歩み始めきているこの1ヶ月では、ないでしょうか?

コホンsign03

アタシもちょっとご報告が、ありんす〜

shineshineチャンチャカチャ〜ンheart04

母の新作「此岸、彼岸」を完成させるタメに、そして、その先の作りたい作品も見据えて制作会社を起ち上げました〜sign03bleah

二人でハナシが、まとまってからは、早かったっす。

二人って、誰とって思うでしょ?

コホン、コホンsign01

大尊敬している渋谷昶子(のぶこ)監督でーすsign03

オーストラリアより帰国して、1年4ヶ月、色々な人達との出会いが、日本でもありました。ひたすら感謝だ〜ね。

でも、ね、今、はっきりと言える。

渋谷監督に出会うために、日本に帰ってきたんじゃなかろ〜か、と。それほど、アタシの骨幹を揺さぶられる大きな出会いだったの〜flair

アタシと一緒に会社をやって下さるなんて、ユメのよう・・・up

我ら二人の制作会社の理念は、二人で創りたい映画を二人で制作する会社sign03

会社名は、NY GALS FILMS = Nobuko & Yukaギャルズ•フィルムズ。キャーッhappy02

会社のロゴは、コレ
sign01

downwardright  (C) 三田玲子

NY GALS FILMS LOGO 2.jpgそ、ギャルズ、よ〜 図々しいと言うなかれ。二人の年齢を足せば、軽く130歳を超しちゃう。でも、気持ちは、ギャルズナンだもんね〜scissors

何は、ともあれ、NY GALS FILMS第1作目として、「此岸、彼岸」の年内完成を目指すぞ〜good

というコトで、ここのところ、音沙汰ナシだったのは、(でも、ツイッターでは、呟いていたけんど、さ)今まで撮ったラッシュのログをしていたざんす。いよいよ編集に向けての準備だ〜ね!

ワクワク、ドキドキ、身が引き締まる思いですよ。編集のプロセスで、作品が生まれますからね〜happy01

ほんでもって、会社のWEBも持つ予定だよん。downwardleft

http://www.nygalsfilms.com

アタシの個人ブログも映像ブログも上記のURLにぞろりと、お引っ越ししますんで、今しばらく、お待ちくだせえ。

あっそうそう、イラストレーターで、絵本作家の三田玲子サンが、会社のロゴプラス、すでに我らのタメにイラストを描いてくださいました〜 これが、HPのトップ•ページになる予定sign01

NY GALS FILMSイラスト3.jpg今、地球で起こっていることが、反映されているざんしょ。

NY GALS FILMSは、これからの日本の復興のように、ゆるりと、しかし、しっかりとやっていく所存です、ハイ。

これからも何卒宜しくご贔屓のほど、お願いしま〜すsign03

SEE YOU VERY SOON, EVERYONEsign01



















2011年2月 7日 15:41

いよいよ正念場!

2月に入って、色々と動き出しているsign01まずは、制作会社の起ち上げだ〜goodhappy01 いよいよ正念場sign03ここからが、大変な道のりっすねえ。

まずは、制作資金を集めなきゃ〜正確には、映画仕上げ資金だ〜ね・・・confident

母を撮影して、1年以上、正確には、1年と5ヶ月が、経った。 FULL HDで、データ撮影をして、すでに3 tera目sign03 のべにして何十時間なんじゃろか。bleah

ああ、かつて、アタシの学生の一人が、150時間もの時間を撮りまくった猛者が、おった。オージーの学生でしたわ。coldsweats02 卒業制作ざんしたが、150時間から、20分のストーリーの映画を作るのが、危うかった!! そ、やたら、撮っても作品には、ならんっちゅうことだね〜

アタシの周囲の意見は、今、真っぷたつに分かれてんの〜

1. もう十分、早く作品にしろ。(映画関係者に多し!)

2. もっと、母の状態が、悪くなるまで撮れ。


確かに、日本のドキュメンタリー映画は、5年、10年、と撮られるコトが、多いっすね。
監督は、いつ、どこで、見切りをつけて、よし、作品になる素材が、ほぼそろった、と決断するのか。

いや、正確には、見切りを付けないと、これでいいんだ〜とは、いつまでたっても思えないのが、我らドキュメンタリー映画の監督じゃなかろ〜かい?

肝心のアタシ?

アタシは、もっちろん、1ざんすよ。

毎日、撮った素材に触れ、母との密着した生活の中で、いつも<ストーリー>を意識してカメラを回している。つまり、FIRST HANDの情報を感じ、持っているのは、アタシで、
よし、機は熟した、とここのところ、思っているからね。

ところで、またまたありがたいことに、そんなアタシの新作に取材が、集中しているざまーす。shineshineshineshine

まずは、クロワッサンの取材を受けました〜scissors

3月10号の<女の新聞>という介護コラムに取り上げて頂けるそう。ライターさん、編集部、カメラと全員女性でしたっsign01頼もしいっす。

次に、NHKの取材も2件、入っていマス。

まずは、私へのインタビューを自宅の仕事をしている環境で、ということで、慌てて片付けたのが、滞豪29年の末、持ち帰ったモノたち・・・

カワイソ〜にまだ段ボール箱に入ったまんま、なんすけど、ね
happy01

主に映画関係の本や、DVD、教えた教材、監督になってから過去に書いたシナリオ、シノプシス、そして、CDと写真を少々。後は、洋服とカバンも、これまた少々、ざんす。

これから、もっと、もっと持ちモノを少なくしてイキタイなあ。

滞豪29年の垢.jpg色々なモノ、コトを削ぎ落としていく残りの人生、だ〜ね。

あれれ?何でこんなハナシになっちゃったんだろ?




















ココ数日間は、ナンなのさ〜スリルとサスペンス、満載やねsign01しっかも、撮影して、チョーヘロヘロ、だにこうして、セキララ☆ブログを書いているのは、annoy大金欠yenだからよ〜

でも、さあ、主役は、やっぱり母ざんしたよ〜happy01

前回のブログで、おとうの<爆弾宣言>=息子が、日本に住んでもいい発言から、一夜明けた昨晩のコト。今回の新作映画のアタシのスタッフが、スチールやら映像撮影(アタシもねっ!)する中、今度は、母の爆弾宣言が、飛び出した〜 bombbombbombbombbombbombbombbomb

これは、特に、息子が、日本の学校の休みごとにシドニーに帰れる事を勝手に決めていて、おっかちゃんが、飛行機代を出してくれるだろう、と思っていたことが、分かった後だったんだ。

アタシは、息子に厳かに言いましたよっsign01

「お母さんには、残念ながら、そんなお金はない。お母さんは、貧乏な映画監督なのは、キミも知っているでしょ?今回だって、キミとお父さんの飛行機代を払うのは、とても大変だった。(って、借金だしー!coldsweats02)もし、このまま日本に残って、お母さんとオバアちゃんと住むならば、日本のフツーの小学5年生として、生活をしなけりゃならない。オバアちゃんを助け、お母さんのお手伝いをたくさんして欲しい。」

と、ここで、母の横入り発言。「キミが、考えているコトは、甘いsign03そんな気持ちでいるなら、明日(って、今日ね)お父さんと一緒にシドニーに帰りなさいっsign01

おい、おい、おい〜どっひゃ〜んsign03

息子は、ビックリ、それからsweat02メソメソ、決断出来ず、また、メソメソsweat02

結局、旅立つギリギリの今日の昼過ぎまで、息子は、決断出来なかった。おとうには、ホテルをチェック•アウトしてもらい、自宅まで来てもらって待機。

そ、辛抱強く待った元フーフ、ざんす。

遂に、12時半頃に息子は、はっきり、きっぱりと「やっぱり、シドニーに戻る。」という答え。

それから、慌てて荷造りして(アタシが、荷造りをしているところをおとうに撮らせたぜ!)慌ただしく、出かける前に、母に息子の決断を告げると、今度は、母が、絶句sign01息子が、シドニーに戻る決断は、ショックだ、と言うんすよね。coldsweats02 はああ・・・

そして、母は、カメラを回しているアタシに向かって捨てゼリフっ!!

「子供に棄てられたんだな。」

おい、おい、おい〜どっひゃ〜んsign03

息子も息子で「ウン、棄てた。」と母に答える。

それでも二人にカメラを向けているアタシ・・・movie

<子供に棄てられた>のに平気でカメラを回しているアタシに、母は、ぶち切れて、立ち上がり、(「ヤメロよっsign01」と叫んだと思う。)自分の部屋に行ってしまった!

ああ、そうまでして映画にしたいのね、アタシ。これを業と呼ばずして、何を業と言うんじゃ〜sign02coldsweats02

息子との別れは、YCAT-Yokohama City Air Terminalで、成田まで行かなかった、っつうか、行けなかったの、金欠で。でも、おとうもその方が、別れが、ツラくなり過ぎずにいいんじゃないかってー。息子は、成田行きのバスを待つ間、アタシに寄りかかり、ずうっと顔を上げられず・・・weep

さ〜て、もう一つ、オドロイタのは、おとうに「母の映画を作っている。」と言った時のコト。即座に、それは、スゴイし、スバラシイ、だとっsign03

「自分の母親が、アルツハイマー病であることを隠さずに、さらに映画にするのは、スゴイ。お前の映画キャリアの中でも、最も重要な作品になるんじゃないか。」だって!

おとうが、まだ、アタシのオットだったら、同じ台詞が言えたかどうかは、ビミョーだぜ、って思うけど、まあ、賛成してくれてよかったっす。

しっかし、我が人生で、一番長い1日だったな〜ふう。think

先人が、置いていったもの.jpg              upwardright 息子が、残していったもの:上履き(25センチ!!)、手袋、コミックブック・・・
























2010年11月26日 23:55

再確認〜!!

今、毎日シコシコと一人、新作「此岸、彼岸」の構成台本を書いているっす〜happy01 

えっ、ドキュメンタリー映画に台本?って思うでしょ。

でも、ね、今回みたいに1年以上もカメラを回していると、素材が、あり過ぎて、アタシャ、一体全体、何のストーリーを語りたいワケ〜?って思っちゃうんだよね。

頭の中に浮かぶシーン・・・はたまた、シーン・・・

そりゃ、ナニも浮かばなくて、シーンとしちゃう時もたま〜にありますよ〜(アヘ、下手なダ・ジャ・レhappy02sign03

ここいらで、整理整頓、それが、構成台本なのさ〜

前にも書いたけど、色々な人から刺激を受け、吸収し、考え続け、遂に、アタシの頭の中は、パンパンの飽和状態なのよ。

寝ても、覚めても、母の映画のコト。映画って、こういうスッゴイ魔力が、あんだよねえ・・・bleah

自分の過去3作品も、今と全く同じ気持ちだったなあ。もっちろん、1回1回、映画制作経験が、ついてきているワケだけど、これだって、いいんだか、ワルイんだか、なあ。

そんな中、先日の地元でのトークショーの翌日、神奈川県全般地域に無料配布(その数は、4万5千部とかsign01)されるタウンニュースの取材を受けたんだ〜

で、アタシを<人物風土記>というコラムで、紹介してくれたのよ。で、これが、また、いい記事!(ど〜でもイイけど、顔、まん丸〜coldsweats01 )

タウンニュース(2010.11.18号)掲載記事A.jpg                  (C) タウンニュース

書いて下さったのは、多分、アタシよりはるか年下で、男性記者だったんだけど、この記事読んで、う〜む、そう、そう、そうなんだよね、って唸っちゃったな。

タウンニュースには、WEB版もあって、こちらでも掲載されているので、よかったら、どうぞ!こっちの方が、読み安いかもね〜happy01 heart

http://www.townnews.co.jp/0113/2010/11/18/79348.html

まず、んつーか、言葉の使い方が、サスガッてとっても感心させられたんだ。

例えば、ありのままに(って、よくドキュメンタリー映画に対しては、使われんのよ。でも、これは、議論ありきの大問題発言なんす。)とは、書かず、リアルに、と書いている
sign01

そして、アタシが、スキなところは、<実の母親が、認知症。言葉にすると思いテーマだが、作品は、母親の強烈なキャラクターもあいまって、むしろコメディーに仕上がっている。>という下りね。。。

ここで、唸ったんだよ〜 
happy02

そうだよ、この段階の母の認知症のストーリーは、アタシが、目指すコメディー・ドキュメンタリーそのもので、これって「THEダイエット!」に続く第二弾なんじゃな〜いの?


自分でも喜劇が、スキとか言ってんのに、こうして第3者からこんな形で指摘を受けると、改めてハッとするんだよねえ。

えっ、認知症でコメディー
sign02

「THEダイエット!」の時は、えっ、ドキュメンタリーで、コメディーって驚かれたわ〜い。

ふむ、ふむ、と内考しながら、それにしても、いい記事を書くのも大変だよねえ、と思いつつ、構成台本に向かうアタシなのであった・・・

今回は、ナント、まず手書きで、ノートに台本を書いてんのよ〜

大好きなカフェ・フィガロで、おもむろにノートを広げ、1杯のコーヒーと同じ位おいしい氷水を飲みながらー。

タランティーノ.jpgうっひゃっひゃっひゃsign01happy02

いよいよ、タランティーノ監督と同じっすか???

お願いだから、頼むから、
flair 映画の神様、降臨してチョーダイね〜upflair

























お陰様で1週間に1万件以上のアクセスをして頂いているアタシの新作映像ブログ「此岸、彼岸」http://jisin.yukasekiguchi.com

アクセスして下さっている皆様〜

本当に深謝あるのみ〜っすsign03ありがとう〜ございま〜すheart04

実は、正直にここで告白しちゃうけど、この映像ブログでも、ホンマのリアル・タイムというより、やや時差が、ありんす。今は、9月(言わなくてもそ〜だ〜)下旬になりつつあるところだども、アップされている動画は、7〜8月辺りだもんネ〜

で、当然ながら、母との生活には、常に<今>のドラマが、ある訳で、ここら辺りは、結構、ツイッターで呟いているんだ〜http://twitter.com/nautilus528

お世話になっている主任ケアマネの西迫さんなんか、日々、アタシのツイッターの呟きをチェックしてくれていて「今日の母」を確認してくれてんだね〜いやあ、こういう効率のいいツイッターの使い方もあんだぜ〜good

で、この19日の日曜日のコト。ホント、久しぶりに(4ヶ月ブリ!!)に西迫さんが、up我が家を訪問してくれまひた〜scissors

この猛暑で、母の最後の外出は、先月の8月21日。高3の姪っ子の定期演奏会の時以来、家に引き蘢っている。ほぼ1ヶ月になりますがな〜coldsweats02 アルツハイマー病も確実に進んでいるんだ〜weep

混乱と色々な事が、理解不能になることも多く、何よりも本人が、ツラそうだし、傍で生活をしているアタシも、ひたすら切ない・・・downsad

顔を覆う母A.jpg
冬になる前に、寒くなる前に、何とか、母を連れ出そうというsweat01算段ですがな。しかも、アタシが誘うということは、もうやっちゃったカンありで、今や、アタシの誘いには、全く反応しなくなっちまったんだよ〜bearing  だから、医者にも連れだせな〜いsign03

そんな母との現況を西迫さんに泣きついたところ(撮影したよっ)、やさしい西迫さんは、例えば、1週間に1回位でいいから、地域包括センターにボランティアとして来て頂くのは、どうですか、とあくまでも母の立場や、性格を考えてくれた提案をしてくれた。つまり、洗濯物をたたんだり、お茶出しをしたり、みたいなことをするんやね〜

スゴクいいんじゃないんでしょーか。scissors 

家以外に自分の居場所を見つけてくれたら、と取りあえず、この提案を母にしましょ、でも、娘のアタシが、言うより、西迫さんの方が、いいんじゃな〜いというシナリオで本人に話しをしました。

結果、お見事っsign01玉砕しちゃった〜ガビーンだよっ pout

断固として嫌がる母、レンズを通して見る母は、それは、それは、老いの一徹。頑に提案を断り、遂に西迫さんは、今回は、一旦引き上げることに・・・

でも、ね、ここら辺りが、ドキュメンタリー映画の妙なのね。

そんな母を見ていて、この新作映画について改めて考える、っつうか、何よりも映画が、新しい角を曲がった音を聞いちゃったんだよ〜confident

キタ、キタ、キタ、キタ〜ってなカンジでさっ。coldsweats01

つまり、1年間、母を撮影してきたアタシは、かなり煮詰まってきているんだと思うの。

映画前半のクライマックスは、<母が、アルツハイマー病である>というお医者さんの所見だったんだけど、この後、実は、母の日常生活をそれなりにオモシロく、あるいは、切なく撮りつつ、でも、これだけじゃ、映画としてツマンナイなあ、なんて考え始めていたからね〜

いや、そりゃあ、親御さんをアルツハイマー病で亡くされた、所謂介護の諸先輩達は、これから起こるであろうハナシをイッパイしてくれて、親が、風呂場で、部屋で、クソまみれになった時の絶望感なんぞ、教えて下さる。いや、とてもありがたいっすよ〜confident アタシの心の準備が、出来るからさ〜

そして、精神障害者手帳の申請、成人後見人の準備をして、家庭裁判所に行くところなどもを撮ったら、というご指摘。もっちろん、撮りましょ、撮りましょ。

でも、それって<映画の深さ>としては、ど〜よってコトも考えるんだ〜ね。punch

つまり、アルツハイマー病の患者/家族に対して<こうして、対処した方がいい>っつう、ハウ・ツーもんだよね〜bomb それだけじゃ、作品には、ならんっsign03いや、正確には、アタシが、求めている作品には、ならんっつうことだわさ。shock 

つまり、今のアタシは、アタシの大好きなドキュメンタリー映画「全身小説家」で、原一男監督が、撮影しながら考えていたコトに似ているんじゃないかって思う。

原一男は、小説家、井上光晴の頭からどうやって、フィクションが生まれるのか、撮りたかったし、何よりも知りたかった。ところが、カメラの前の井上光晴は、ガンに侵され、そのことを否応なく撮影しながら、いや、オレは、ガンに侵された小説家を撮りたい訳じゃないってもがくワケっす。(原監督、手前勝手な解釈ですが、いいでしょーかってもう、書いちゃった。happy01

アタシは、母のアルツハイマー病の進行状態を撮りつつ、これってどういうことなんじゃろかって、ずうううっと考えているワケ。つまり、母のアルツハイマー病を通して見えて来るモノは、ナンなのか。これを考えて、考えて、考えてきているんだ〜そこが、映画の核の部分だ、という確信が、あるからね。

それが、今回の母の一言で、ハッと思ったの。「私の人生は、今まで自分を殺して生きてきた。」

う〜む、やっぱり、そこに来ちゃったか〜

そ、母には、もっと被写体として、人となりに迫らないとダメってことですな。母の<憤怒の根源>やら<人生に対する失望感>そして、人生の終局にきて、ど〜してこうも引き籠っちゃうのか。だって、足腰は、ひょっとしたら、アタシより達者なんすよ〜、母は!coldsweats02

ソコに迫らないと、単なる<アルツハイマー病患者の一例の記録映画>になっちゃう。

でも、この母の心の深淵を覗きに行くのは、娘としてアタシも返り血をタップリ浴びるワケだから、いやあ、更なる覚悟が、必要だ〜shock

ここは、監督のアタシにしがみつく他ないんだろ〜な・・・ああ、悩みは、益々大きいなあ。

自分が行きたくないところにいつも道は、用意される。これが、アタシのドキュメンタリー映画だわ〜think






2010年6月 9日 23:47

前宣伝

お陰さまで、4月13日に同女性自身ウェブ誌上の介護コーナーで新作の<映像ブログ>の連載を開始して以来、たくさんの反響を頂いておりま〜す。happy01 scissors

アクセス数は、何でも8000人に迫り、常にベスト10に入っている、と先日聞かされました〜 素直に嬉しいよおおおおおお〜 sign03

いつもアクセスをして下さっている皆々さまに心より感謝申し上げま〜すsign01
downwardright  http://jisin.yukasekiguchi.com

そりゃ、さあ、連載開始前は、不安が、なかった、と言えばウソですね。だって、これって新しいアイデアの企画 flair ざんしょ。現に映画配給関係者からは、企画の前評判は、お世辞にもヨクなかったもの。catface

だって〜

1. 映画完成前から、撮っている映像を小出しにドンドン見せちゃう。
2. 映画のジャーナルも同時にバンバン発表しちゃう。
3. 激しくイケイケ更新(基本的に火曜日は、ブログ/ジャーナル、土曜日は、動画)を持続させちゃう。

まあ、ナニからナニまで、新しづくめ、じゃない? 何でも<新しいコトをする時>というのは、やっぱり勇気が、必要。しかも、イケルんじゃないかっつうカンを信じるしかないんだもんね! 
bleah

とゆ〜ことで、女性自身の編集デスク、我が愛する田原<親分>(アタシが、勝手にニックネームで呼んでんの。
bleah)の英断と、素晴らしいアイデアを形にしてくれ、地味な縁の下の力持ちで、この映像ブログを毎週支えてくれているブラボーワークスのシギーさん、ナオ、たけちゃん、そして、映像の編集協力をしてくれているシュンの全員に改めて深謝あるのみだよっsign03 I LOVE YOU ALL!! heart04(ってオバサンになるとへ〜キでこういうこと、言えんのよ〜だって、全員、年下の男たちなの。シアワセじゃのう~ uphappy02 )

実はね、すでに講演依頼もボチボチ、来てるよ〜 完成前に何だか考えられない展開っすよね!

そうそう、先日、獨協大学で講義をした時に、最新映画ということで「此岸、彼岸」のハナシをして、映像動画を2本見せたのね。アタシとしたら、自分の子供たちと呼べるような年代の反応は、イカにと、とっても興味津々だったワケ。wink

いやさ、<認知症という切り口>だとアタシら介護世代、そして介護関係に携わる人たちの興味は、よ〜く分かりますがな。でも、えっ、若い世代??って思うじゃん。

反応は、意外や意外、よかったんだよ〜だって、学生達のおじいちゃんやおばあちゃんが、母の年齢世代だったんだね!当然ながら、ボケているおじいちゃんやおばあちゃんを抱えている子は、少なくなかったんだ〜

<衝撃的><身にツマサレル><認知症の母親を撮るなんてスゴイ>などという感想をくれた学生達が、多かったデス。ありがとね!!

また、メディアからもポツポツと注目を頂いておりやすっ! 昨日の神奈川新聞に映画の記事が、記載されたよ〜(しかも1面と14面!!) good (近所の新聞屋さんが、昨日の新聞というコトで、無料でくれましたあ!)

downwardright   神奈川新聞2010年6月8日朝刊 1面  leftright 横浜の映画監督ってのが、イイでしょ。(また郷土愛だよ!!)

神奈川新聞1面 A (2010.6.8).jpg downwardright  同14面 (記事自体は、ちっちゃ過ぎて読めませんね〜ゴメンチャイ!!)
       神奈川新聞のウェブに記事が、掲載されていることを教えてもらいやした〜  downwardleft heart04

         http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006070004/

神奈川新聞14面 A(2010.6.8).jpg
いやあ、とにかく、新作に注目して頂き、ホント、ありがたいっす。

しっかし、まあ、これで絶対後には、引けないよなあ・・・いい作品にすべく自らプレッシャーをかける。あ〜あ、やっぱ、アタシ変態、ですかね???




 













 

2010年5月20日 15:28

複雑だあ〜ね・・・

母が、初期のアルツハイマー症であり、正式に認知症であると分かってから、まずしたこと。帰宅してからは、妹に telephone する。ま、電話するったって、母屋の2階のアパートに住んでいるワケなんだけど、私が帰国して以来、数回位しか顔を合わせていないんだよ〜 gawk  

妹は、アタシも妹も、そして、息子も含めた子供たち全員が、通った(ている)小学校のアフター・スクール・ケアのチーフをしていて超多忙。超多忙は、いいんだけど、やっぱり母から拒絶されて、妹は、あまり母屋に寄りつかないというのも事実だ〜ね。アタシの存在もヤッカイなのかも知れない。数回外で出くわした時「ナンで帰ってきたのよ!」って苛立っていたからねえ。catface

姉(アタシ)「バアちゃん(と我ら姉妹は、母のことを呼ぶ)連れて、遂にMRIやって来た。」
妹「ひえええ。すごいじゃん。よく素直に行ったねえ。」
姉「まあ、ここまで長かったというか、短かったというか。それで、診断の結果、初期のアルツハイマーだって。」
妹「そっか・・・まあ、驚かないけどね。あ〜あ、アルツハイマーか。で、バアちゃん、知ってんの?」
姉「先生は、きっちり、バアちゃんの前で、言ったんだよ。」
妹「すっげえ、マジ?で、バアちゃんの反応は?」
姉「頷いて、薬飲むって言った。でも、先生は、アタシと二人きりになった時、もう忘れていると思いますよ、って。で、家に帰って来たら、忘れてた。」
妹「そうなんだ・・・」
姉「ま、我らも更なる覚悟しないと。」
妹「うん、分かった・・・」

で、次なるtelephone の相手は、シドニーのおとう=元オット。ここのところ、おとうからは、怒りのメールが、続き、アタシは、冷却期間を、とばかり返信していなかったからね〜 bearing

元ツマ(アタシ) 「ハ〜イ、ハウ・アー・ユウ?
元オット「ハウ・アー・ユウ とココロなしか、YOUを強調して聞いてくるおとう。自分の怒りメールにアタシがどう思ってんのか、知りたいんじゃないの?でも敢えてその話しはせず、母が、アルツハイマー症であることを告げると、電話の向こうは、完璧に沈黙。そりゃ、そ〜だ。やっと母の深刻な状態を認めざるを得ないんだから、さあ。その後、初めて息子と話したいか、と聞いてきたので、「イエス、プリ〜ズ。」と言い、息子と楽しく日本語でおしゃべり。
heart04

コロコロ雑誌別冊の中のマンガで<黒だるまの呪いの話し 
shock>があんだけど、親子は、呪いの話しで盛り上がった!そう、おとうよ、そんなに心配するなよ〜我ら母息子の会話ナンて、こんなモンなんだからさあ・・・

母の診断から48時間たって、今のアタシは、かなり複雑な気持ち、だね。いや、さ、母の今後を思う気持ちと「あ、これで、本当に映画になるわ。」という気持ちが、混在しているからだよっ
sign01wobbly そんな風に考える自分が、イヤラシイと思うけれど、でも紛れもなく、そんな気持ちもあるんだ〜 これが、映像作家のサガね。

ここのところ、色々とメールのやりとりが続いている原一男監督からは、以下のようなメールを頂きました。

お母さん、そうですかあ、病気に関しては同情します、と言うべきでしょうが、映画製作に関しては、頑張ってください、と言うでしょう から、こちらも複雑です

さらには、facebookからは、Tom Zubricki (トム・ズブリッキ)監督からのメッセージ。彼は、オーストラリアのドキュメンタリー映画界の重鎮っす。確か年齢的には、原監督と同年代ですね。

Yuka, You're brave to make this film. Still braver to go through the difficult times ahead. I'm saying this because it was tough have a father with dementia.
All the very best,
Tom
ユカ、君が、お母さんの映画を撮っているのは、とても勇気のいることだ。これからお母さんが、どうなっていくかを考えれば、尚更だ。僕が、こう言うのには、理由があるんだ。僕の親父は、認知症で亡くなってとても大変だったからね。応援しているよ。トム


そう、ホント、複雑なんだけれども、映像作家であることで、すぐ分かり合えるところもあって、しかも文化を越えて応援されるのは、勇気をたくさんもらえて、うれしいなあ・・・sweat02

笑う母A(母との生活開始).jpgおっと、このブログを書いている最中におっかちゃん が、↑ 2階まで上がって来ましたあ!

ナニナニ、今日、銀行に行こうと思ったんだけど、トイレに入ったら、ウンコが、とめどもなく出て来て、目がハレてもう行かれないんだって! bearing いや、お母ちゃん、今は、もう夕方の5時近いですから・・・

で、プリンターの上で、自分のサイフを逆さまにして1500円(千円札1枚+100円玉X5)をバラマキ、これで買い物に行ってくれ、と頼まれた。(コレ、アタシが上げた6000円の残りだね!) bleah

こういう<率直さ><明るさ>が、アルツハイマーなんすかねえ。まあ、悪くないなあ。むしろ、やっと死んだ父とアタシの変態性に追いついたかって思うもんね〜 good

よ〜し、買い物に行ってこようっと。夕飯、ナニにしようかなあ・・・と母に現実に引き戻されたアタシ、でしたsign03




























2010年5月20日 00:10

D-DAY 敢行!

D-DAYは、昨日だったsign03

昨日のために、オーストラリアから帰国した、と言っても過言では、ないのだ!そう、我が母を脳神経外科に連れて行き、MRIと認知症の的確診断のため、長谷川方式のテストを受けさせるコトが、アタシの使命。アタシは、昨日のために、この1月からずうっと生きてきたんだよ〜wobbly

脳神経外科の看板.jpg長かったと言えば、長かったし、あっという間と言えば、あっと言う間だった。

用意周到に準備を進めてきたアタシ。まず、予約は、夕方の4時半。午前中の母は、エンジンが全くかからないからさ。そして、昼食を一緒に食べながら(カレーうどん!)さりげな〜く<今日の予定>として医者に行くことを言ってみる。

娘「あのさ、今日は、午後にお医者さんの予約が、入ってんだよ。」
母「えええ〜っ、何でさ?」
娘「この間、病院で脳のCTスキャンを撮ったでしょ。でも、その先生は、循環器系の先生だから、脳の専門家に診てもらって下さいって言われたんだ。」
母「そんなの、全然知らなかったよ!」

ところが、問題があったんだよ〜ここのところ、母は、今年何回か目の金欠病で、1週間ほど引きこもっていたのね。昼食後、自分の部屋に行き、ガサゴソお金を探した後、アタシのところに戻って来てこう言った。

母「今日は、ダメ。お金がないから出かけられないよ。だから気分的にもそんな気持ちになれない。」

しかし、アタシは、動ぜず、メゲずだよ。だって、これは、想定内だったからね。母が、トイレに入っている間に自分の財布から6千円を取り出し、
moneybag 母を待つ。ここまで、ちゃ〜んと撮影 movie 。この6千円が、母の財布に収まれば、後は、自分のお金って思うだろう、という期待感が、あったんだ。(その通りになったヨ! happy02

母がトイレから出て来てすぐさま、有無を言わせない、やや毅然として態度で「はい、6千円ね。お財布に入れてね。じゃ、支度しようかっ。」 理性より感性が鋭くなっている最近の母は、アタシの「よし、行くぞっ」という態度を感じて、素直に支度をし始めてくれた。シメシメ。wink

午後4時15分過ぎに、無事脳神経外科に到着。診察室に通され、カメラを回しながら、母の後からついていく。脳神経外科の先生は、やさしいながら、これまたはっきりと母に質問をしていく。

先生「おいくつになられましたか?」
母「(きっぱりと)78歳です。」


おっ出ました、母の78歳!この間の内科の先生の時も78歳やんしたね。先生は、79歳ですね、と訂正しつつ、長谷川方式のテストをし始める。こんな時の母って、エラク可愛いんだよね〜あんなに家で愚図ったとは、思えないほど、素直に一生懸命、テストを受けるんだ〜。

先生「今日は、何曜日ですか?」
母「ええーっと。」


分からない母は、カメラを向けているアタシに救いを求める。今日は、観察型で介入しない手法で撮影したかったんだけどなあ、それに、答え教えたらマズイっしょ、と思いつつも、カメラ越しに見た母の表情は、切なかった!!思わず「今日は、ゴミ出しの曜日。」とヒントを与えると、診察室には、笑いが〜 good (でも、母は、結局答えられなかったけど。coldsweats02

いやね、この最新作の「此岸、彼岸」は、母のお陰で、今のところ巧まないユーモアが、散りばめられているんだ〜。深刻なテーマにも関わらず、だよ。とっても不思議デス。映画の神様が、降臨していてくれているのかな。アヘ!happy02

さて、肝心な診断結果発表。 think  母は、初期のアルツハイマー症です・・・

きっぱりと先生は、母にも宣言し、頷く母。でも、分かってないんだろ〜な。母が、診察室から出て行った後、一人残りカメラを向けながら、引き続き先生のお話しを伺った。先生によると、母の脳が、萎縮し始めていること、79歳の脳にしては、もやもやが、多いこと、そして、母の明るさ、可愛さ、計算脳が残っているのは、典型的なアルツハイマー症であること、など語ってくれた。でも初期ですから、アリセプトを処方して様子をみましょう、ということになったんだ〜 
gawk

                        正常脳                                          アルツハイマー脳

正常脳(左)とアルツハイマー脳(右).JPG
アルツハイマーは、認知症という大きな括弧の中に入っているワケで、昨日より、
母は、正式に認知症、と診断されたというコトだね。

いやあ、まあ覚悟していたから、驚かなかったけど、やっぱりショックだった。本人が、分からない分、本人の分まで2倍ショック、だね。
catface

今日は、ずうっと雨
rain だったので、母と二人で引きこもり。ちょっと虚無感、無力感に襲われている。

母はそんなアタシに一言。

「どこも悪くなかったでしょ。年を取れば、少し位血管が詰まるのは、当たり前なんだよ。」
だと。

ああああ、ソレ聞いて、どっと疲れたビー〜sweat01






皆さ〜ん、何だかあっという間に黄金週間が、終わってしまいませんでしたかあああ〜pout アタシの黄金週間は、2回ほど美容院通いをするコトに・・・愛する我が母とカワイイ高3の姪っ子のタメ、ざんすよ heart04 母は、ホント、数十年ぶりに美容院で髪を切ったという、画期的な出来事でしたっ!!(movie もっち、撮影したよっ!!美容院のスタッフの皆さん、ご協力ありがとうござんした〜(^^))

母の髪の毛は、母の姉(アタシの伯母)が生きている頃は、ずうっと姉に髪を切ってもらい、姉が、亡くなってからは、ずうっとここ数年、自分で切っていたんだけど、もう無理という状況になったんだ〜 bleah アタシは、母の髪をカットしてもらい hairsalon ヘッドスパもお願いしたんだけど、コレは、一足早い<母の日>のプレゼントだよん。(でも昨日には、もう忘れてたけどね! coldsweats02 ) 母は、とっても気持ち良さそうに、ずう〜っと寝入っていましたあ。あっ、ただ、あんまり面白くない映像、かもねえ。だって、ドラマないじゃん!!bleah

高3の姪の方は、母親(アタシの妹!)に髪を切られたくナイ、ということだったので、昨日の午後、再度美容院へ。これまた、ヘッドスパをしてもらって、エラク気持ちヨカッタって。カットにも大満足で、ヨカッタ、ヨカッタ。good

そう、アタシには、高3の姪、高1の甥、そして、映像ブログにも登場している小5(息子と同じ!)の姪が、おりや〜す。wink 4歳年下の妹は、ガンバって3人の子供を産みましたあああ。日本国から感謝されるべき、じゃない? scissors ま、アタシが息子一人だから、姉妹の間でバランス取れたってコトかsign01

とまあ、そんな家族の日常の話題は、オシマイにしようっ。ココ2日ほど、横浜は、突然に25℃以上の夏日sun になってしまい、ゆうべは、久しぶりにシャワーだけにしたんだ。sweat01 で、シャワーから出て、涼みながらテレビを付けると、NHKで、ヒューマン・ドキュメンタリーと題して「大竹しのぶ 50歳からの私」をやってたのね。おおお、と思い思わず見入ってしまいましたあ〜    

                                                                 downwardleft いつまでも若くて可愛らしいなあ・・・

大竹しのぶ.jpgいや、ナニ、大竹しのぶちゃん(ナレナレシイぞよ。面識もナイのに!)は、アタシと同い年で、な、な、なつかしい〜浦山桐朗監督の「青春の門」から注目してきたんだよ。その後、これまたNHKの朝ドラ「水色の時」も見ていた、と記憶の彼方にありますがな!だから手前勝手に<同志>みたいな気分なんだよ〜 wink

青春の門ー自立編.jpg                              (C) 東宝1977

しのぶちゃんは、その頃から体当たり演技が、有名で「青春の門ー自立編」でもオッパイ出しちゃったりして、ても、ナンツーか演技のスゴさ、気迫に現場は、シ〜ンみたいなカンジだったんじゃないか、と憶測する。アタシの「THEダイエット!」の中での<陰毛出し>と同じじゃな〜い???? happy02 (よー言うよっ) つまり、アタシ達、いっちゃってるんだよね、表現のためには・・・と思いながら、見ていたらしのぶちゃんも<ソコにいくのが、仕事>と言うではないか!!どっひゃあ、やっぱり、同志だったか、とウレシイ再確認。さらに、「心をオープンにしていない人の演技なんか、見たくないでしょ。」とサラッと表現(演技)の本質を言ったんだよ〜 ウン、ウン、その通り!! (その後、車イスの新藤兼人監督に両手を握られて話しをしていたっ!!)

アタシの大好きな役者、塩屋俊さんにしてもしかり。実は、俊さんも先日の舞台で相手に飛びかかるシーンを繰り返し、元々痛めていた膝をまた痛めちゃったらしい。(奥様談)でもさあ、ヤラズにはイラレナイんだよ〜。いっちゃうのを見せられるのが、プロなんだからね。さらにしのぶちゃんは、「でもそんないっちゃっている自分を冷徹に見られる自分もいる。」って・・・そう、そう、全くそうなんだよね〜いやあ、思わず頷きっパナシの1時間弱だったよ。happy01

興味深かったのは、成人した子供2人が、出て来た時ね。そんな母を持つ2人には、人生のハードルは、かなり高いと思うけど、母親が正直で、とってもオープンだから、とっても絆が強い家族に見えたよっ。3人で色々と人生の荒波を乗り越えてきたんだろ〜なって思った。で、アタシの思いは、当然、今離れ離れになっているシドニーの息子の元へ・・・ airplane

実はね、前回のブログを読んで、我ら<母ー息子の親子関係>を心配をして下さる友人たちもいたりして、ホントにありがたいっす。しかも前回も書いちゃったけど、おとう=元オットが、息子の子育てに疲労困憊していて、息子に「オマエは、お母さんに捨てられたんだ。」ナンて言っちゃってんだよおおおお。bearing これは、違う意味で、行き過ぎ/言い過ぎでんな。自分が、息子をWATCH LISTに載せてんの、忘れちゃったのかい sign02 (このWATCH LISTの詳細については、新連載の映像ブログまで、ド〜ゾ。
http://jisin.yukasekiguchi.com)

でもまあ、おとうの心理は、分からないワケじゃない。 アタシの行動は、普通じゃ、理解も納得も出来るはずがナイ。でも、さあ、アタシ、フツーじゃないからさあ。そんで、おとう=元オットは、フツーのマジメな人。多分そんなトコロに昔は、惹かれたんだろ〜なあって、まるで他人事のようでスンマセン。

で、息子は、母親のそんな「変態性=いっちゃっている=フツーじゃない」を見極められるアタシの人生における<初めての理解者>なんだな。でも、まだ10歳だから言葉では、キチンと言えないけれど、我らの絆は、強いっつうか、むしろ、ピッタシくる絆って言った方が、いいかも知れない。おとう=元オットは、そんな我ら2人の間に入って来られない苛立なんだ、と思う。単純な語学の問題じゃないんだよねえ〜gawk 

とにかく、改めてこの場を借りて、シドニーで息子を支えてくれている日本人のお友だちや、お母さんたちに心より感謝したいで〜す。本当にありがとうございますsign03そして、息子よ、君のコトは、1日足りとも、おっ母さん(アタシ)の思いから失せることは、ないよおおおおおおお。でも、こうやって、書き記せるアタシは、果報者です、ハイ。つまり、アタシを応援して下さる周囲の人全員にも深謝あるのみっupsign01だよね。

アアア〜、でも、大竹しのぶちゃんとアタシには、決定的な違いが、あった〜 weep アチラは、天職をやりながら、自分の母親と子供たちを経済的にサポート出来る基盤があるけれど、アタシは、大ペケのナシッsign03特に今は、日本に帰って丸3ヶ月、定職もナンもな〜い。(だから、撮影に専念出来るざんすが。)

ナンか出来る仕事がありましたら、ど〜ぞ、お声を掛けてやってくんなまし〜 wobbly


 
2010年4月30日 22:08

事件多き4月最後の日

最近、ブログの効用(?)みたいなことを感じているアタシ。例えば、先日久しぶりに近場で行きつけのマッサージ屋さんへ行くと「関口さ〜ん、ブログ見ましたよ〜。」とアタシの専属マッサージ(?)のお兄サン。いやはや、近況をすっ飛ばして、即本題へと突入出来ちゃう。scissors

これまた、先日、遂に老眼っちゅうか、<中近>両用のメガネを作る事にしたアタシ。いや、ブログにツイッター、mixi、FacebookとPCの前にいるコトが多く、目がかすむんじゃよ。(この目じゃ、携帯でゲームなんて、ムリムリ。ナ〜ンも出来ませんがな!)で、行きつけの眼鏡店へ行くと、店長サンが、「ブロブ見ていますよ。最近お母さんの話題、多いんじゃないの。」てな具合で、皆さん、アタシの近況をよ〜くご存知。まあ、変な気分と言えば、気分ですね。(ってオマエが、セキララに書いてんじゃね〜か!coldsweats02 )メガネ屋さんの店長さんは、元オットも知っている長〜いお付き合いなので、「どんどん有名になっちゃって。」なんて言って下さる。いやまあ、店長サンから見たら、何やら突然にアタシの本性みたいなモン、見ちゃったカンジなんじゃないかしらん? (ちなみにメガネ代、オマケしてくれましたっ!!ありがと、で〜すheart04

という訳で、最近多いと指摘された母の話題で、4月のブログは、おしまい! wink だって、我が母は、何と言ったって、今のアタシの生活の中心人物で、エンターテーメント要素の提供者、ですからね〜 それにしても、この4月は、母に関して言えば、ドラマが、多い月だったなあ。coldsweats02  突然に梅干しがきた事件、甥っ子の高校入学祝い忘れで、その上金欠、でもアタシに金借りたと思った妄想事件、父の命日ナシ事件、そして母のグチャグチャ薬飲み事件。アタフタと余り考える余裕もなく、カメラを回しましたよっsign01

さて、今日は、やや風があるも、暖かく絶好のお出かけ日和sunだったので、母を病院へ連れて行こう、と目論んだワケ。もっちろん、撮影だよ、撮影!! bleah 最近、よ〜く分かったんだけどさあ、母に前々から翌日の計画なんて言ったって、ペケ。だって、どーせ忘れちゃうし、ねえ。で、アタシは、母の脳が、徐々に冴えてくる昼食後を見計らってこう言ってみた。

娘 「あのさあ、今日、午後病院に行かないとゴールデン・ウィークで休みになっちゃうし、アタシも一緒に来てって言われてんのよ、担当の先生から。(お母さんの)担当の先生、変わったんだよ。」
母「(まるで人ごとのように)へええ〜、そうなの? そんなの、知らなかった!あ〜あ、ガックリだよ!病院キライだからさ!」
娘「まあ、そう言わずに、いい天気だし、病院の帰りに駅まで歩いて、お茶でもしよ〜よ。」
母「そ〜お?」

とまあ、病院行きには、あんまり乗り気ではない様子。でも<駅前でお茶をする>に心を動かされた様子だったので、
cafe「お茶しよう!」cafeというニンジンをぶら下げて、アタシが、支度を始めると、母もツラレて支度をし始めた。ヨシ、ヨシ。ここで、「早くっ」な〜んて急かしちゃ、ダメなの。母のしたいよ〜に支度時間は、お任せ。で、支度時間は、長〜いから、その間にメールもチョコチョコってチェック出来ちゃうし、電話だってしちゃう。ほんで、いざ出陣!

これまた、おあつらえ向きにバスが、ススス〜っと来て
 
bus 午後4時前には、病院の受け付けを終える、という楽勝!!イエ〜イ sign03 アタシは、ここで母に分からないように、こっそり看護婦さんに脳のCTスキャンも依頼した。でも、今日の母は、エラかったデス。胸のレントゲン、脳のCTスキャン、心電図、採血とやり遂げましたっsign01shine WELL DONEだよ!!そんでもってアタシも撮影を遂行!ずうずうしくなったもんだ。診察状況も撮影したもんね〜新しい担当医に「お年は、おいくつになられましたか?」と聞かれ、はっきり、きっぱり、「78歳です。」と母。ホントは、79歳なんだけど、ま、いいやっ。

心電図を終えて来た母と娘の会話は、オカシカッタなあ。こういう時の母は、とっても冴え切っていて、アタシもすっごく楽しいし、ナニよりもお笑いのツボが、いいんだよねっsign01

母「(ウレシそうに)とってもお年の体には、見えないってさ。」
娘「エエエエ〜ッ、ハダカ、見せちゃったの???」
母「まっさかあ〜このシャツとチョッキは、脱いだけどね。下着のシャツは、着たまんま。」
娘」でも、オッパイ、映るじゃん。ブラしてないんだからさ。それって、ちょっとHな発言じゃない?」
母「いいんだよ。向こうもどーしょーもないジジイだったから。」


そして、胸のレントゲンと脳のCTスキャンの結果を持って、再び担当医の先生のところに呼ばれた時の母もノリにノってましたっ!先生が、ナニか言う前に、先制パンチ!「私は、どっこもワルイところは、ありません。ワルいのは、顔と頭だけっ。」診察室は、もちろん、笑いの渦だよ。母よ、よく言った!!褒めてつかわそう。happy01


母のレントゲン2.jpgでも、さ、実は、血圧は、180とかなり高めで、脳のスキャンは、脳梗塞の痕跡が、アリアリ。脳もやや縮小しているかなあ、と。母の担当医の先生は、循環器系の先生なので、即、脳神経外科に行くように薦められた。そして、その場で紹介状を書いてくださった。いや、さ、実は、アタシの目標は、母のMRIを撮ることだったので、終わりよければ、すべてよし、みたいなカンジの展開になってウレシイぞよっ!!

母の医者の紹介状A.jpg約束通り、駅前で2人でお茶して帰宅。house まあ、黄金週間が、過ぎたら、またまた忙しくなるぞ〜と思っているところに息子からの☎。コロコロ雑誌の別冊が、出たコト、パーマンの最新全集買ったコト、そして、おっ母さんも「あさりちゃん」最新刊が出たので、読んじゃったコトで、息子と大いに盛り上がるsign01いやはや、マンガの話しばっかりじゃん!!ナンッツ〜母と息子、だろっ!息子は、息子で、明日の土曜日は、日本語学校があんので、作文を書いている、と言う。電話口で読んでくれた。親バカチャンリンですが、いやあ、ホント、自主的に日本語、よ〜くガンバルよなあ・・・彼の気持ちには、おばあちゃんと話しが出来なくなったら大変!っつうのがが、あんだよね。で、ホンワカした気分で息子との☎をキルと、即、リリリリ〜ン telephone と鳴る電話。

今度は、久しぶりにおとう=元オットだった。開口一番:What's going on!!? と挑戦的な声。ナ、ナ、ナンだよ〜ま、要は、ウチの息子、アタシと日本語で喋って、おとうには、その内要を英語で教えないワケね。で、おとう、イライラ〜sign01いや、おとうの気持ちは、分からないワケじゃないんだけど、アタシ達親子が、喋っている内容って、クダラナイって言っても(例:「あさりちゃん」のギャグマンガの話し、どーやって英語にすんだよお。)仲間はずれにされている気持ちのおとうは、☎の向こうでギャンギャン怒鳴る、怒鳴る!!おとうも子育て、しかも反抗期の息子を抱えて、疲れているんだわさ。息子とは、英語で喋れ、コミュニケーションは、オープンにしろっと怒り心頭のご様子。しっかし、この話しは、何百回繰り返したかねえ・・・(飽きたっす。)でも、息子は、アタシとは、どうにもこうにも日本語しか使わない。ショーガナイから最後に一言。「そんなに息子の面倒を見るのが、大変だったら、日本に来させてやって。ボールは、いつもアンタのコートにあんのよ。」でも、これは、火に油だったんだ〜shock 「オマエに息子とお母さんの両方の面倒見る経済力なんて、ナイくせに。」という捨てゼリフ。ま、そりゃそ〜だ。アタしゃ、極貧映画監督だもんね。bearing

母は、☎終了後、「何事さ?」と聞いて来た。かくかく、しかじか、と説明すると、一言。
「いやあ、アンタ達って別れた夫婦とは、思えないねえ。そーやっていつまでも付き合ってさ!」これもお見事!全くもってそーだよ。でも、息子には、たった1人の父親だし、ねえ。息子のためにお付き合いするっす。でも、アタシは、息子が、父親とフツーにケンカ出来るってのは、イイコトだと思うんだけどなあ。あ〜あ、相変わらず、グッジャグッジャの我が人生、なのであった。happy02












プロフィール

sekiguchi

関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』

1957年5月、横浜本牧生まれ。
フト気が付けば、すでに在豪28年目、日本に住んでいた時よりも長くなり、唖然。映画を作り始め20数年たつが、母親は、今に至るまで私が、何をしているのか全く分からず。だって、今回の「THEダイエット!」で、やっと監督作品3作目と超寡作。最新ドキュメンタリー映画作品「此岸、彼岸」は、そんな母を被写体に2009年9月に撮影が始まったばかり。更には、<衝撃的な>初劇映画作品「嘘をつく女」をメノポが、ヒドクなる前に作るのが、大きな夢ですっ!「戦場の女たち」「When Mrs. Hegarty Comes to Japan」「THEダイエット!」(原題:Fat Chance)ともに、内外で受賞数多数。

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