午後12時20分。幕が上がるまで、すでに5分を切りました。楽屋訪問第3回は引き続き舞台裏のヨコ様に密着します!!
さて、第二幕は、牧文四郎に里村左内が沙汰を言い渡すシーンからスタートします。舞台袖まで見送る私たち、緞帳が下りているからとはいえ、ヨコ様はじめ共演者の方々も緊張されているのでは? と思いきや、なんと、ヨコ様と福士誠治さんお二人が、自らツーショット撮影をさせて下さるというのです! お言葉に甘えて、ご覧の超お宝ショットをいただきました!!
対談のとき、たしかに、お二人そろって「板を下りたら役から離れてリラックスする」とお話されていましたが、ここまでサービスをしてくださる役者さんたちもあまりいません。
一幕では、まだ少年時代を演じ、前髪のあるかつらをかぶっていた文四郎も、青年期に入る二幕からはまげを結った凛々しいお姿での登場となります。
「これから舞台では、福士くんと丁々発止を演じなければならないのだ(笑)」
そんな余裕の笑みのヨコ様の言葉にも臆することない福士さんも見事です。主役の重責を感じさせず、なんて爽やかな笑顔なのでしょう!
そして、幕が上がることを告げる音楽がスタートしますと、照明の落ちた舞台上でスタンバイをするヨコ様の表情が変わりました!! このお顔から推察するに、里村左内のセリフを繰り返し口ずさんでいるご様子。袖で見ている私たちの心臓が高鳴ります!
幕が上がり、さっそくヨコ様の重く、たくましい声が会場中をこだましました。1ヶ月の公演の間、体調を維持されるのも難しいと思いますが、マイクを使わずに安定したお声を出し続けるのもご苦労があるでしょう。また、いくらこれまで数多くの舞台経験があるからと言って、舞台は生もの。突然、何が起こるかわからないのです。役者という仕事はなんて凄いのだろう! ヨコ様の真剣な横顔を見ていて、改めてそう感じました。
感動も冷めぬまま、楽屋に戻るヨコ様をお待ちしていると…。カメラを見つけたとたん、このお顔です。 ふだんのおふざけキャラに戻っていました。これほどサービス精神旺盛なベテラン俳優がいるでしょうか(笑)。
しかも、カメラがあるから、というわけでもなく、「ふだんから共演者の方々を相手に悪ふざけをして遊ぶ」とご本人がおっしゃるほど。華麗なキャリアを持っていながら、この気さくなお人柄には脱帽です!!
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