女性自身

「ロンドンミュージカル」から「大河ドラマ」にお引越し

2年振りにNHKに出演しました。
『篤姫』の前年『風林火山』で北条氏康の軍師(清水良政)で九回程度出演。
今回は『天地人』に戦国大名(小早川隆景)役で。

この先ドラマがどう展開していくか全くわからない状態でいささか心もとないが、懐かしい現場でした。

リハーサル日、他の仕事と重なって参加出来なかったので、いきなり収録の本番当日スタジオでのごあいさつからスタートとなってしまい、皆さんには申し訳なかったけどネ。

え?「皆さんって?」って?
それは勿論、人気沸騰んぼ妻夫木聡君と北村一輝君。御二方とは初対面だが、とても礼儀正しくて「メークアップルーム」に足を踏み入れるや「よろしくお願いします」と主人公コンビからごあいさつをいただいた。

最近はテレビでも舞台初日でも、先輩俳優や年長ほ人にあいさつする若手の俳優さん、女優さんが少ないから新鮮だったネ。

きっと誰からも好かれる素敵な俳優さんになるだろうネ。


そして俳優座養成所(私の出身母校)の大先輩、宇津井健さん。
仲代達矢さんと同期で、十三期の私から見れば、四期生の宇津井さんはそれこそ大先輩。
その上初対面。一年離れていても先輩にはきちんと御アイサツしないと「無礼者!!」と切り捨てられるところは宝塚と同じ体育会系だネ。

一応「後輩の横内です」と御アイサツしたんたが、「アッ......どうも......」と一言。
かなり寡黙な方の様でこれからも余り話しかける事は難しいかも......。
しかしその肌艶の良さには驚かされたネ。とても七十代とは思えない若々しさで感じ入りました。

次に俳優兼バラエティタレント兼天気予報士兼東京都知事御次男、そして『石原家の人々』の著者、石原良純さん!? 十一年前、三田佳子さん主演の舞台で共演して以来の再会。

彼の横顔を見て「益々眉毛が濃くなったナ!!」と思って見てたら、あの濃い眉毛の上から更に太く描き込んでたんで驚いた。
幕末の西郷ドンそっくり!!
共演した頃はアウトドア派で、しょっちゅうテニスやジョギングしてたが、今は二世誕生で家族中育児にかかり切りでそれどころじゃないらしい。
良いパパなんだネ!

最後に、金ピカの衣裳で部屋の真中の一段高い床から我々を見下ろしてるのが笹野高史さん。彼は『武士の一分』でキムタクの従者の老人。アカデミー賞 作品『おくりびと』の火葬場のスタッフ等々、ちょっと話題になる日本映画のシーンに必ず当然の様に登場sるう名バイプレーヤー。いや、バイプレーヤーどこ ろかこの『天地人』では最高位の天下人「豊臣秀吉」を演じてるんだから衣裳だって「金ピカ」は当然か!?
彼とも一度だけ舞台起用円したが、歌も味があるし楽屋で空いてる時間はいつも「クラリネット」を吹いていたナ。
失礼ながらオグシも薄いし、かなりシワの多い顔からみても私より年長に思われるだろうけど六歳は私より若いんだからネ。

今迄余程苦労してたんだろうナ。いや公私共私の方が苦労が多い筈!?
でも、今や売れっこ。

中村勘三郎さんとは歌舞伎公演でニューヨークからドイツまで遠征してるんだからネ。
ついつい懐かしくおしゃべりに花を咲かせたけど、いざ本番になるとガラッとギヤーチェンジ。
愛敬があってシタタカで人間臭い秀吉に変身。実に楽しそうに演じてた。
さすが名優、笹野高史だったネ。

まあ、ロンドンミュージカルにどっぷり浸ってた三ヶ月間が終わり、今度はまるで世界が違う戦国時代。俳優ってのはタイムマシーンにのって結構面白い世界を生きてるヨネ。
では又ネ。

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プロフィール

横内正

■横内 正(よこうちただし)
■1941年7月1日生まれ、福岡県出身。俳優座養成所・第13期生。人気時代劇『水戸黄門』(TBS)の格さん役、『暴れん坊将軍』(テレビ朝日)の大岡忠相役ではお馴染み。近年は、NHKの大河ドラマ『風林火山』をはじめ、舞台、ラジオ、バラエティー、旅番組などに精力的に出演。また、その渋く低音の魅力で声優業や多くのナレーションも手がけている。趣味は500玉貯金、特技は餃子を速く作ること。

■TYプロモーションホームページ http://www.ty-pro.com/

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