台風がどんどん日本に近づいてくる中。名古屋に行って来ました。
紀伊半島上陸の可能性大!!
こりゃ大変だ。
雨もきつくなってきたしどうなることか?
実は"オネリ"があったんです。
歌舞伎公演や襲名披露で大阪松竹座や、九州博多座に船で乗りつけたり、浅草仲見世をネリ歩いたり、成田屋(市川団十郎、海老蔵)さんが千葉成田山をネリ歩いたりでご存知かナ?
私は来年一月二日、名古屋中日劇場初日の舞台、『水森かおり』さん(演歌歌手)の座長公演にお誘いを受け、その宣伝と成功祈願の御祈祷と、商店街の"オネリ"だったんです。
私は演歌には疎いので大変失礼だけど、水森さんのこともヒット曲も何も知らなかったんだけど、何とNHKの紅白歌合戦に6年連続で出場してるんだそうで、大変人気のある人だったんですネ。
大須の商店街では、皆さんにもみくちゃにされながら明るい笑顔を絶やさず、すっかり好感度をあげました。
久し振りに歌手の方のお芝居に参加。今年はミュージカル『マルグリット』にはじまり、9月には浅田次郎さんの『椿山課長の7日間』というコミカルでハートフルな作品。
そして来年は、年明けから"水森かおり"さん。
結構何でも有り、でしょう!?
俳優って『小劇場』『パルコやシアターコクーン』『国立、池袋芸術劇場』『赤坂アクトシアター』等々テーマ性、芸術性の高い演劇、ミュージカル、ニナガワカンパニー公演。
又、大衆演劇、歌手座長公演。
色々なジャンルにそれぞれ限った出演、参加するのが普通でしょうネ。
でも私は、演劇をジャンル分けをして、それ以外(自分のかかわる演劇)を否定し、拒絶するんじゃなく、皆に喜んで楽しんで貰えるんだったら、どんな演劇、舞台でも参加OKというスタンスで俳優を続けたいし、これからもその姿勢は変えませんネ。
そう、私はこれ迄女性歌手の相手役や共演をいろいろしてきましたネ。
島倉千代子さんにはじまり、八代亜紀さん、藤あや子さん、小林幸子さん、川中美幸さん、そして今度は水森かおりさん。
これは恐らく、私の様な年代、タイプの俳優では珍しいんじゃないかナ。
最初、大須観音の御堂での御祈祷は『護摩炊き』から大太鼓、銅鑼の音と、大変派手だけど荘厳な御祈祷でしたネ。
茶、濃紺、黄金色等の法衣をそれぞれまとった御坊(ごぼう)が、数人での唱和も、成功祈願を一際盛り上げて下さった。
水森さんは雨の中、傘をさした4~500人余りのファンを前に、お堂の上段からヒット曲と新曲のサービス。
聞いてる人々の明るく楽しそうな顔、歌う水森さんのこれ又明るく涼しい笑顔。
唄い終えて観客の一人一人に語りかける様に見つめながら、モミジのように両掌を一杯広げて懸命に振る様子はほほえましかったですネ。
私の提案で、一月の公演スタッフ、関係者、そして出演者(私、浅茅陽子さん、宮川一郎太くん)、
雨傘さして境内からエールを贈ったんですが、
「よく見えて嬉しかったです」と彼女は言ってたけど、何せ全員揃いの「彼女の名入り」のサーモンピンクのジャンパーを着てたんだものネ。
さぞ目に飛び込んできたことでしょう。
翌日は引き続き名古屋の野外ステージでのライブだそうで、台風直下、果たして大丈夫なのか?
彼女は名前も『水森』、とにかく雨の確立の高い人だそう。
心配しながら台風から逃げる様に事務所スタッフと東京への帰路のついたのでした。――
