いよいよ、GACKT.NEMURIが幕を開けました。
1年程前にこの企画が持ち上がり、色々な問題を乗り越え、すり合わせ、一歩一歩実現に近づき、やっとGOサイン。
4月2日の制作発表から9日のポスター、プログラム用の扮装写真撮影。
そして12日の第一回顔合せ、読み合せ稽古がスタート。
31日間あっという間でもあり、長かった様でもあり。
その間、錦糸町からら業平橋にむかう稽古場の正面には、東京スカイツリー、364メートル?
現在の東京タワーを抜き去る大電波塔が、着々とその偉容を現してきました。
タワーが5センチ、10センチと日に日にそびえ立っていく姿を見ながら「眠狂四郎」の稽古場に通った想い出は、恐らく一生忘れないでしょうネ。
稽古当初は、時代劇なんてはじめてという若手の俳優、女優が大半を占めていましたが、所作指導の花柳寿楽、典幸の御兄弟の教え方に、彼等の感性がしっかり答えて、着物のサバキも板についてきましたネ。
肝心のその舞台だけど、GACKT氏の大クローズUPのライブ映像、回想シーン、円月殺法を色どる光の幻想、そこに重なるSUGIZO氏の魅惑的なサウンド。
見事な演劇と映像のコラボレーションですネ。
これからの演劇の方向を暗示するだろう仕上がりでしょう。
やはりGACKTは唯者じゃないネ。
常に前向きで、挑戦すべきテーマを模索している様。
思えば、GACKT氏と、本誌の『ヨコ様ビッグ対談』で楽しく語らって過ごした時、まさかこれ程近々に、彼が俳優として舞台に挑んでくるとは思ってもいなかったナア。
まあ、期するものはあったんでしょうが、余りに夢が大きく、多く、果してそれが近未来なのか、今にも始めるのか、スケールがでかくて、茫洋として、つかみどころが見つからない男かナ?
でも、実際に同じステージに立ってみて、流石、一時代を築いてきた男。
初めての演劇でも既に十年来演じてきた凡情。
何ら臆することなく、若手を指導し、我々(ベテラン?)にも提案し、決して妥協、譲歩ということをしない男。
GACKT氏の持つ、この集中力とカリスマ性を、我がTYプロのレッスンにも持ち帰り、前向きに学ぶ気概のある者たちに、おすそわけせねばと、次の出番を待っている楽屋のモニターから流れてくる、彼のソフトな語り口に聞き入りながら楽しんでいます。
では、千秋楽までに又次の一報を!!
