5月14日、初日の幕が開いてからアッと言う間の一週間。
あとは千秋楽にむかってカウントダウン。
普通座長公演といわれる商業ベースの演劇は、二週間位の稽古の後1ヶ月40数ステージ程度の本公演が続きます。
今回はその準備期間の稽古が1ヶ月強、そして本ステージが二週間。稽古の長さが舞台の完成度の高さに反映してますネ。
それ丈稽古して、万全を期す状態で幕を開けたのは、我がCACKT氏は満足しないんだナ!
もっと、もと、次から次へと新たな挑戦を試み、毎ステージ進化していくんです。
それぞれの俳優が演ずる人物像を、少しでも鮮明に、観客にわかって貰える様、台本の直しから立回り(チャンバラ)の手直し、スピード感の更なる要求!
実にこまかやに修整していくのです。
だからでしょう、毎回毎回、どんどん舞台成果が高まっていくのがよくわかりますネ。
それと、誰も知らないGACKTの秘密の儀式。
開演5分前になると、出演者全員が集合、彼のスタッフの一人が頭上にタオルを置いてひざまずき、その頭上に全員が右手を置いて重ねて、
「さあ! 日生劇場 今日で○日目!! 今日も集中して、劇場の隅々まで芝居を届けて頑張ろう!!」
の意味をGACKT氏が声がけし、最後に
「イッツ! ショータイム!!』
ワーッと一斉に雄叫びをあげて、気合を入れをするんです。
私は俳優人生はじめての体験!!
いささか照れ臭いんだけど、重ね合った手の横には、GACKT氏が
「この舞台を皆の胸深く届けるぞ~ッ!!」
という想いと熱意の眼差しが俺たちに語りかけてくる。
思わず年を忘れ、「オーッ!!」と言ってしまいますネ。
実に、若々しく、清々しいニューリーダーが演劇界に誕生したワケです!!
日生劇場公演を終えた後、飛び飛びですが、来年1月25日迄、彼は全国制覇していくわけです。
私はこの日生劇場での東京公演で、皆と別れるわけだけど、本当にGACKT君とその仲間たちと、想い出に残る作品にかかわれて楽しい二ヶ月でしたネ。
打上げパーティーでは、私を仇と狙う、若侍の妹役を、時代劇、舞台、初出演の辰巳奈都子ちゃんを拉致して、GACKTさんの前に杯をくみかわしに訪問。
彼は公演中故、肉は食さず、酒も、体を冷やさない燗付の日本酒。
その二合徳利が十数本並んだ席に坐った私と辰巳奈都子ちゃんを、「さあ、皆! 飲もうぜッ!!」と来る者来る者に自らお酌。
十数人での「乾杯!!」コール。GACKTちゃん気付いたのかナ?
GACKT氏、次にGACKTさん、そして今はGACKTちゃん!!
彼の人柄が良くわかりますヨネ。
私は酒宴解散後、皆と別れて、レッスン中のTYプロモーションの俳優、生徒たちの、7月2日試演会の稽古のチェックに駆けつけたわけ。
隣には、GACKTちゃんに3回?斬られるTYプロ若手ホープの「志村倫生」君がしっかり私をガード。
喉元まで出かかったGACKT礼賛の言葉を呑み込んで、熱心にレッスンしている彼等に目をむけると、
「さあ、この連中の中から早くて.........!?」
と思いつつ何とかGACKTのつくりあげて来たアーティストのエッセンスを彼等に伝えねば、と思ってますがネ。
次回は、多分千秋楽を終えて何日後かと思いますが、伝えきれなかったこと、語りたいことを、GACKT氏だけでなく、かかわった諸氏を含めて『GACKT眠狂四郎』の最終報告にしようと思います。
GACKTファンの皆様、恐い仇役で登場してごめんなさい。
GACKTファン以外の、つつましい「ヨコ様」ファンの皆さま。GACKT氏との素敵なコラボでした。楽しかったです。有難う。
又、報告しますネ。
