女性自身

■ヨコ様ただいま本番中の最近のブログ記事

2010年9月 2日 (木)

あっという間に九月突入!!
この猛暑はいったい何時迄続くんですかネ!!

暦の上ではもう空きですヨ!

今夏は多くの人たちが熱中症で緊急搬送されたり、亡くなったそうだけど、我がプライムカンパニーの皆さんは、毎週日曜日、夏バテの様子も見せずに熱心にレッスンに通って来てますネ。

昨年秋にスタートした当初は、二十数人いた皆さんも、一人欠け二人欠け、今は十伍かナ?
だけど、今も変わらず頑張ってる皆さんの熱心さは嬉しい限り。

来年早々TYプロ第二回公演を行うと発表した途端、ますます元気倍増。
とにかく皆さんが張りのある人生を過ごされる事が一番嬉しい事ですネ。

それでも、やはり皆さんの体調維持が一番気懸りです。

幸い私は、これ迄の俳優生活で怪我や急病で舞台を降板したり、撮影に穴を空けた事はありませんでした。

いや、大昔遊び盛りの頃、京都で撮影中、前日飲み過ぎて翌朝寝過ごして撮影所から呼び出しの電話、ホテルを飛び出して撮影所に駆け込んだ事がありましたネ。

今ユニークなCMで笑いを誘っているあの「松平健」さんは、『暴れん坊将軍』の撮影中、京都に朝到着、朝からの撮影が、姿を見せず、やっと昼頃撮影所に着いた事がありました。

新幹線車中でハッと目が覚めたら岡山だったそう!!
そんな「健さま」も今や57歳!!多分このブログを見てくれる皆さんのお父さんの世代かナ?
まあ、芸能界、映画、演劇界に携わってる私たちは、少し若く見られがちかもネ。

この秋は、来年の公演にむかって稽古を積み上げていくわけで、プライムカンパニーの皆さんも、所属の若手、中堅の皆もきっと充実した日々を送ることでしょう。
それに今度は一般公募して、舞台に参加したい人たちもオーディションで選んで、何人か参加して貰おうと思っているので、皆も刺激し合えるんじゃないかナ。

私は、数年前のようにまとまった休暇をとって海外でのんびり時を過ごすこともなくなりましたネ。
やはり毎週欠かさず日曜レッスンを継続する為には、人任せに出来ません。
勿論優秀な演出家や演技コーチがいるので、今迄のように私がフル稼働しなくても済みますが。
結局この夏は何処にも出掛けずじまい。

そこで手っ取り早く、よく映画館に涼みに行きました。
映画随分たくさん観ましたヨ。

例えば「アデル」「ザ・ウォーカー」「ザ・ロード」「レボリューション」「プレデター」「クレージー・ハート」「インセプション」「エアベンダー」「ソルト」「瞳の奥の秘密」「魔法使いの弟子」「ベスト・キッド」「華麗なるアリバイ」「小さな村の小さなダンサー」。これ以外に観る予定が「小さな命が呼ぶとき」「トイレット」「東京島」「フェアウェル、さらば、哀しみのスパイ」「やぎと男と男と壁と」

これらを観終わらないうちに、後から後から新作が封切られるんだから大変です。

プラス舞台の観劇が数本。
最近皆さん殆どレンタルDVDを持ち帰って自宅で楽しんでるみたいだけど、やはり映画は劇場の暗い空間で集中して観るのが本来の楽しみ方だと思いますがネ。

まあ、お金もかかるし時間の制約もあるし大変かナ?

そんなこんなで、あまりドラマチックな出来事もなく平穏に日々過ごしてました。

そうそう、先日久し振りに本紙の「ヨコさまレシピ」の撮影で5品程つくりましたので、皆さんの前にこのブログと共に届くかナ。

まだまだ猛暑が続きそうなので、私のレシピを試してみて体力維持して下さいネ。
では又近々!!

2010年8月 9日 (月)

暑いですネ。皆さん熱中症対策は大丈夫ですか。外だけでなく屋内にいても熱中症にかかるとか。

小まめな水分補給を忘れずに、夏休み謳歌して下さい。

僕も去年の今頃から休みがなかったので、今年は少し休んで後半に備えようと思っています。とはいえ、毎週プライムカンパニーやTYプロモーションのレッスンは熱く続いてますヨ!!

 

最近は映画やCFのプロデューサーをお招きしたりして、皆一生懸命頑張っていますね。私は、俳優業イコール人間修行と、先ず挨拶の基本から指導してるんです、当たり前のことですが。

皆、自分が思い込んでる程、並外れた才能や、時術を持ってる人は多くはないんです。

そこを、少しでも近づけようと学ぶわけです。

いやその前に、人としての礼節、見識、気配り、思いやり、人間観察と、学ぶ事は山のようにあります。

ところが、ある年代、人生を重ねてくると、自分をガードして、人の意見を素直に聞かなくなる事が多いですネ。そこで普通、俳優の養成期間は、年齢制限を設けて「18歳~22歳迄」とか、若い年代に絞られるのです。

若い頃は、理論武装の前に、何事にも素直に対するし、吸収力も大きいですからネ。私も俳優修行のスタートは18歳でした。

我がTYプロモーションは、一度この世界への道を断念した人、別の職業で生活していたが、ずっと憧れてた夢を果したいと飛び込んできた人が大半です。だから年代も高い人の方が多いかナ。


プライムカンパニーの場合は、最初から「45歳以上上限なし」とした為、若い頃の夢を果したい、何か充実した人生を過ごしたい、と願う人達を迎え入れたのです。

でも、意外とお遊びでは済まないレベルを要求されて、自ら白旗を上げて去っていかれた方も多いですネ。

けど、今頑張ってる皆さんは、本当に芝居が好きで、熱心で、実に楽しそうですねネ。

先月の初公演、身内や親しい方々が観られて、我が母、あばあちゃんの「晴れ姿」にびっくり、さぞ驚かれたことでしょう。

皆さんと一緒に芝居を作れて、本当に良かったです。勿論、私自身教えるだけじゃなく、現役中の現役。

この後すでに舞台も3本待機中。テレビの話も進行中。日曜のレッスン日は、朝から夜半迄芝居漬け。
この炎天下、プライムカンパニーのご年配の皆さんも、派遣パート等で頑張ってるプロモーションの皆さんも、よくぞ熱射病にもならず通って来られるナと、感心しきりです。

ついこの間まで、稽古場のクーラーが壊れて効かなくなり、皆汗グショグショのレッスンで気の毒な限りでしたが、今週からは、新品のクーラーが快適な冷風を送り込んでくれてます。

熱心な彼等と共に稽古しながら、有り余る元気を貰って充実した日々を送っています。

皆さんも夏バテしないで下さいネ。
ではまた。

 

横内 正

2010年7月 6日 (火)

御無沙汰しました。

又、ものぐさの虫にそそのかされて、ついそのままにしていてごめんなさい。

久し振りの近況報告です。

 

二日、我がTYプロモーションの俳優、研究生、年長組のプライムカンパニーの皆さんが、初のお披露目をしました。

十二時開演にそなえて、スタッフも若手も九時には集合。大車輪で会場の設営や照明のセッティングや明り合わせ。

皆明るく元気に動き回ってるんだけど、やはり初日の緊張感と興奮がヒシヒシと伝わってきましたネ。

 

初舞台の人もいれば、何十年振りかで人前に立つ人もいる。

七月公演の稽古場からかけつけて、大急ぎで衣裳を着るもの。

人それぞれ、置かれた環境を背中にしょって、仲間達と無事舞台を成功させようと頑張る姿、素敵ですネ。

 

レッスン中は、この程度の仕上がりではとても人様にはお見せ出来っこない......と、不安を覚えたり、へえッ!こんなに出来る様になったんだ!と、感心したり。

でも当日は、皆今迄で一番良い結果を出してくれたネ。

 

「音工場」という名称の、八十人位しか坐れない稽古場の様な空間で、皆が気が楽になったのかも。私だったら、自分の足元からお客に見上げられたら、気になってかえってメロメロになってたかも知れないナ。

舞台の半分をインドネシアの民族楽器の大小の銅羅や太鼓、木琴等が照明に浮かびあがって置かれ、その陰影が、素敵な雰囲気をかもし出してくれました。

今年の春にも、是非第二回目の公演をこの「音工場」でうちらいと、早速準備にかかってます。

 

先日、タモリの「笑っていいとも」のGACKT氏出演に、早速花を贈ったところ、彼のうしろ、常に映るやたら目立つ場所に飾ってくれ照れ臭かったけどネ。そのGACKT氏からお返しの花を会場にいただき感謝!

私も、会場の一番目立つ入口に置かせて貰いました。感謝の気持を彼にメールしたところ、早速返事。

「次回のライブには是非来て下さい。自分は、音楽にも、舞台にも命を懸けてます」

と、熱い想いを伝えて来ました。

 

外見クールに見えるけど、胸の内は、常に燃えたぎってるんだネ。

 

七月一日、つまり公演初日の前日、又一つ年を重ねたけど、こうしてGACKT君や、TYカンパニーの役者たちと一緒にいると、逆に一つずつ年が若返っていく気がしますネ。

 

公演も成功、皆大任を果たした満足感を全身にあふれさせながらの会場後片付け。生き生きとしてました。

八時半からはじまった打上げの店には、出演者他、関係者も含め、六十人が参加、皆夢中で語り合い飲み交わして実に楽しそう!!

結局二次会、三次会と、最後に残った十人と、六本木で別れた頃には既に、早朝四時半、外は明るくなってました。

さあ、今日から又、次の目標に向かって頑張りまーす!!

先ず最初は、いつも通りのレッスン。次にヨコ様レシピを更新目指します。

では又、近々。

 

 

2010年5月26日 (水)

5月14日、初日の幕が開いてからアッと言う間の一週間。
あとは千秋楽にむかってカウントダウン。

普通座長公演といわれる商業ベースの演劇は、二週間位の稽古の後1ヶ月40数ステージ程度の本公演が続きます。

今回はその準備期間の稽古が1ヶ月強、そして本ステージが二週間。稽古の長さが舞台の完成度の高さに反映してますネ。

それ丈稽古して、万全を期す状態で幕を開けたのは、我がCACKT氏は満足しないんだナ!
もっと、もと、次から次へと新たな挑戦を試み、毎ステージ進化していくんです。

それぞれの俳優が演ずる人物像を、少しでも鮮明に、観客にわかって貰える様、台本の直しから立回り(チャンバラ)の手直し、スピード感の更なる要求!

実にこまかやに修整していくのです。

だからでしょう、毎回毎回、どんどん舞台成果が高まっていくのがよくわかりますネ。

 

それと、誰も知らないGACKTの秘密の儀式。
開演5分前になると、出演者全員が集合、彼のスタッフの一人が頭上にタオルを置いてひざまずき、その頭上に全員が右手を置いて重ねて、
「さあ! 日生劇場 今日で○日目!! 今日も集中して、劇場の隅々まで芝居を届けて頑張ろう!!」
の意味をGACKT氏が声がけし、最後に
「イッツ! ショータイム!!』
ワーッと一斉に雄叫びをあげて、気合を入れをするんです。

 

私は俳優人生はじめての体験!!
いささか照れ臭いんだけど、重ね合った手の横には、GACKT氏が
「この舞台を皆の胸深く届けるぞ~ッ!!」
という想いと熱意の眼差しが俺たちに語りかけてくる。

思わず年を忘れ、「オーッ!!」と言ってしまいますネ。

実に、若々しく、清々しいニューリーダーが演劇界に誕生したワケです!!

 

日生劇場公演を終えた後、飛び飛びですが、来年1月25日迄、彼は全国制覇していくわけです。

私はこの日生劇場での東京公演で、皆と別れるわけだけど、本当にGACKT君とその仲間たちと、想い出に残る作品にかかわれて楽しい二ヶ月でしたネ。

 

打上げパーティーでは、私を仇と狙う、若侍の妹役を、時代劇、舞台、初出演の辰巳奈都子ちゃんを拉致して、GACKTさんの前に杯をくみかわしに訪問。

彼は公演中故、肉は食さず、酒も、体を冷やさない燗付の日本酒。

その二合徳利が十数本並んだ席に坐った私と辰巳奈都子ちゃんを、「さあ、皆! 飲もうぜッ!!」と来る者来る者に自らお酌。

十数人での「乾杯!!」コール。GACKTちゃん気付いたのかナ?

GACKT氏、次にGACKTさん、そして今はGACKTちゃん!!

彼の人柄が良くわかりますヨネ。

 

私は酒宴解散後、皆と別れて、レッスン中のTYプロモーションの俳優、生徒たちの、7月2日試演会の稽古のチェックに駆けつけたわけ。

隣には、GACKTちゃんに3回?斬られるTYプロ若手ホープの「志村倫生」君がしっかり私をガード。

喉元まで出かかったGACKT礼賛の言葉を呑み込んで、熱心にレッスンしている彼等に目をむけると、
「さあ、この連中の中から早くて.........!?」

と思いつつ何とかGACKTのつくりあげて来たアーティストのエッセンスを彼等に伝えねば、と思ってますがネ。

 

次回は、多分千秋楽を終えて何日後かと思いますが、伝えきれなかったこと、語りたいことを、GACKT氏だけでなく、かかわった諸氏を含めて『GACKT眠狂四郎』の最終報告にしようと思います。

 

GACKTファンの皆様、恐い仇役で登場してごめんなさい。

GACKTファン以外の、つつましい「ヨコ様」ファンの皆さま。GACKT氏との素敵なコラボでした。楽しかったです。有難う。

又、報告しますネ。

2010年5月18日 (火)

いよいよ、GACKT.NEMURIが幕を開けました。

 

1年程前にこの企画が持ち上がり、色々な問題を乗り越え、すり合わせ、一歩一歩実現に近づき、やっとGOサイン。

 

4月2日の制作発表から9日のポスター、プログラム用の扮装写真撮影。
そして12日の第一回顔合せ、読み合せ稽古がスタート。
31日間あっという間でもあり、長かった様でもあり。

 

その間、錦糸町からら業平橋にむかう稽古場の正面には、東京スカイツリー、364メートル?
現在の東京タワーを抜き去る大電波塔が、着々とその偉容を現してきました。

タワーが5センチ、10センチと日に日にそびえ立っていく姿を見ながら「眠狂四郎」の稽古場に通った想い出は、恐らく一生忘れないでしょうネ。

 

稽古当初は、時代劇なんてはじめてという若手の俳優、女優が大半を占めていましたが、所作指導の花柳寿楽、典幸の御兄弟の教え方に、彼等の感性がしっかり答えて、着物のサバキも板についてきましたネ。

肝心のその舞台だけど、GACKT氏の大クローズUPのライブ映像、回想シーン、円月殺法を色どる光の幻想、そこに重なるSUGIZO氏の魅惑的なサウンド。

見事な演劇と映像のコラボレーションですネ。

 

これからの演劇の方向を暗示するだろう仕上がりでしょう。

 

やはりGACKTは唯者じゃないネ。
常に前向きで、挑戦すべきテーマを模索している様。

思えば、GACKT氏と、本誌の『ヨコ様ビッグ対談』で楽しく語らって過ごした時、まさかこれ程近々に、彼が俳優として舞台に挑んでくるとは思ってもいなかったナア。

まあ、期するものはあったんでしょうが、余りに夢が大きく、多く、果してそれが近未来なのか、今にも始めるのか、スケールがでかくて、茫洋として、つかみどころが見つからない男かナ?

でも、実際に同じステージに立ってみて、流石、一時代を築いてきた男。
初めての演劇でも既に十年来演じてきた凡情。

何ら臆することなく、若手を指導し、我々(ベテラン?)にも提案し、決して妥協、譲歩ということをしない男。

GACKT氏の持つ、この集中力とカリスマ性を、我がTYプロのレッスンにも持ち帰り、前向きに学ぶ気概のある者たちに、おすそわけせねばと、次の出番を待っている楽屋のモニターから流れてくる、彼のソフトな語り口に聞き入りながら楽しんでいます。

 

では、千秋楽までに又次の一報を!!

 

 

2010年5月 4日 (火)

いよいよ5月に突入。

連日稽古場通いに明け暮れ、緊急報告する程の事件もないまま、ブログの更新をサボっていました。
ゴメンナサイ!!

世の中の皆さんが、ゴールデンウィークで楽しいホリデーを過ごす中、私たちはこれから追い込み体制で、初日にむかって駆けていくのです。

 

今日からSUGIZO氏の音楽が稽古場に流れはじめ、劇的効果もぐんと高まって俳優諸氏も熱気を帯びてきました。

 

GACKT氏は、まったくマイペースで黙々と眠狂四郎像を、自分の中に引き寄せていく様子がうかがえますネ。

稽古がはじまる前のスタジオでは、若い俳優達のリーダーになり、ハードなストレッチ。
ふき出す汗をぬぐう為、脱ぎ捨てたTシャツに隠されていた身体は、思わず目を見張る程の筋肉隆々たる男性美!

この筋力が、彼の気力を支え、ハードでダイナミックなコンサートを生みだしてるんだなと、つくづく感服しましたネ。

 

私の役は、アヘンを密輸入し、時の武家社会の権勢に取り入る大悪徳商人役。
GACKTファンには憎まれるだろうナ!?

 

でも、私の演ずる人物が、舞台上で存在すればする程、GACKT氏の狂四郎は、そこに際立った魅力あふれるヒーロー像を浮かび上がらせるに違いないと、ますます「悪」に磨きをかけている次第。

だから私は、自分の役どころに大満足。

 

毎日稽古場入りすると、GACKT氏の「お早うございます。今日もヨロシク!!」の握手に迎えられ、稽古が終り、スタジオを後にする折には、又々GACKT氏の「お疲れ様、有難うこざいました」の握手で送り出され、それが、私だけじゃない、前出演者、全スタッフの一人ひとりに欠かさず行われる彼の感謝の表現。

素敵な男です。

 

これ迄、何十年も数多くのリーダーと共演してきたけど、これ程の謙虚さと、冷静さ、温かさを持ち合わせた男を私は知りませんネ。

本当に良い男です!!

きっと素敵な舞台が誕生するだろうと確信してます。

 

ラストは緊迫感あふれる「大立ち回り」

是非皆さんにも観て欲しいナ。

 

では又。

2010年4月16日 (金)

いよいよ始まりました〝GACKT〟の『眠狂四郎無頼控』の稽古。

 

まあ、その前に『ディートリッヒ』が無事大阪で千秋楽を迎えたこと、皆さんに報告しないとネ。

 

終演後の楽屋の外には、和央ようかさんの宝塚現役時代からの熱狂的な追っかけ女性の集団、

春野美礼さんの『マルグリット』の時もそうだったけど、皆さんスゴイですよネ。

そんな女性たちから「ヘミングさ~ん!」とか(私は文豪ヘミングウェイ役でした)、
「素敵でしたヨ!!」とか、多くのエールをいただいたり、サインを求められたり。

やはりミュージカル独特の熱い反応でした。

 

もちろん千秋楽のカーテンコールも大興奮。

こりゃ当分、ミュージカルは止められないってとこかナ!?

観てくださった皆さん、どうも有難う。

 

さて、引き続いて〝GACKT〟さん。

先頃、制作発表のセレモニーが行われ、久し振りに彼に会ったけど、半年がかりで製作したという意欲的な自信作のライブDVDを出演者の一人ひとりにプレゼントしながら、熱っぽく語る姿が、いかにも彼らしく、懐かしさと嬉しさを覚えました。

そして、再会を喜び、初対面での友愛を示す、ハグやシェークハンドに彼の人柄がにじみ出てましたネ。

私は年長だし、照れ屋だから、彼も察してハグはしませんがネ。

濃いサングラス越しの、見えない彼の眼の奥が微笑んでるのがよく伝わってきます。

 

さあ、このGACKTの狂四郎。

先輩の市川雷蔵さん、田村正和さんの眠狂四郎とは随分雰囲気の違う狂四郎が誕生することでしょう!!

このところ舞台が続いて映像でお目にかかる機会が少ない私ですが、実は私、舞台大好き人間。

テレビ、スクリーンと違って舞台は、限られた劇場で、限られた日時に行かないと観られないという限られた空間ですが、それだけ演ずる私たちも、観て下さる皆さんも、臨場感と親近感を味わっていただけるのでは?

そんなわけで、しばらくは稽古の様子とか、舞台の上でのエピソード等お届けしたいと思うのでおつき合い下さいネ。

 

2010年4月 2日 (金)

あっと言う間に千秋楽。

ただ、この後大阪公演が二日程あるので、東京は中千秋楽、大阪が本千秋楽っていうところかナ。

 

昨日は懐かしい人が観に来てくれました。

あの「寺脇康文」さん。

 

昨年『マルグリット』で共演して以来のお付き合い。

彼が岸谷五朗さんと活動している「地球ゴージャス」の公演に招待を受け、楽屋を訪ねて以来だから、半年振り?

 

相変わらず日焼けした精悍な顔立ちに今風のヘアースタイル?

つい「今風呂から出たばかりみたいなヘアーだね」と口をすべらせたら、

代表の詩笛さんいわく「あら、横内さんはしたくったって今流行りのこんなヘアースタイル出来ませんでしょ!!」

とにらまれてしまいました。

 

寺ちゃん「ムッ!」としたかナ? ごめんなさい......。

 

でも観に来てくださって有難う。

 

今回は、はじめて御一緒の人ばかりで新鮮でしたネ。

例えばお向かいの楽屋の鈴木綜馬さん。

開演前の三、四十分間、時には一時間近くもハードな発声練習を行い、俳優修業の若者が必ずやる「ア、イ、ウ、エ、オ、カキクケコ」の基本、台詞、歌の第一声目の音程と音色等の確認。

と、実に細かいチェック。

 

やはりプロ中のプロ。

私みたいにブッツケ本番じゃ、その日によって良かったり悪かったり波が出ますからネ。

 

私は綜馬さんのにつられて、偶に1、2分声を出す様な出さない様ナ。

彼の発声を聞いてると、自分も一緒に発声やってる様な錯覚に落ちるんですよネ。

これってサボリの言い訳に聞こえるかナ。

 

そして、ロンドン・ロイヤルバレー団のゲストプリンシパルの吉田郁さん。

小柄なのに躍動感と優雅さを合わせ持つ身体とテクニックで、完璧なまでのダンスを披露して下さるんだナ。

人を感動させるって事は、生半可な技術や思い入れでは駄目なんだと、つくづく思い知らされましたネ。

 

千秋楽間近になって我がTYプライム・カンパニー所属の江崎幸子さん、米澤知江子さん、二人のお姉さま方が御覧になり、今日は若手の志村倫生君、コーチの高畑、笹岡両先生、又、皆さんTV、映画で御存知の好漢、福士誠治君が観劇。

千秋楽には、前日「明治座公演」が千秋楽だった我がTYプロの小山亮一君が駆けつけてくれ、観劇後には楽屋の片付けを手伝ってくれて有難う。

 

ミュージカルというジャンルが、世代を問わず深く皆さんに愛され親しまれているのがよくわかります。

これからは、私もミュージカルでは新人だ、といって逃げないで、頑張らないとネ!!

 

では、ひとまず東京を離れて、大阪の皆さんにお会いして来ます。

では又。

2010年3月23日 (火)

デイートリッヒ表.jpg只今、青山劇場で連日気持ち良くうたっています。

やはり、圧倒的に女性の観客が多いですネ。
カーテンコールで明るくなった客席を見渡しても、女性、女性、女性!!
連日これだけ多くの女性の前で、和央ようかさんとデュエットしてるんだから、このところ、私も随分俳優としての表現環境が変わってきた感じですネ。

こうして皆さんにブログまで読んでいただいたりネ。

 

先日「横サマ対談」にゲスト登場して下さった、三田佳子さんが見に来て下さり「これからも、どんどんミュージカルに出た方が良いわよ!!」と、くすぐったいエールをいただいた次第。

この間は、昼公演が4時に終り、大急ぎでシャワーを浴びて、5時開演の明治座「小林幸子」公演観てきました。

初日に贈られたお花のお礼もあったけど、当社の小山亮一君も出演してるので、「はげまし」と「ダメ出し」を兼ねてネ。

「幸ちゃん」はじめ、第1部の芝居のほうは、左とん平師匠や顔見知りの皆さんばかりで楽しそうに演ってましたネ。

第2部のショーは、映像をふんだんにつかい、デジタルサウンド・レーザービームを目一杯つかい、斬新な素晴らしい構成。

演歌の女王「幸ちゃん」も、常に「現在」、いまにとどまらず、前へ、前へと進化してるんだなーと感じましたネ。

「ミュージカルの世界」から、一足飛びに「演技の世界」に......と想像してたのが、思いがけないパンチを貰った様。
こうした「イリュージョン」の中でミュージカルシーンが多彩に展開していくと、これ又素敵なんじゃないかナと、逆にすごく刺激的でしたネ。

 

日曜日は、昼の公演が終ると、定例のTYプロの「演技基礎」「日舞」「ダンス」にかけつけます。

彼等の熱心なレッスン振りに目を光らせ、一日も早々良い形の仕事につながるべく指導しているのです。
スタート当初から、私よりコーチ陣の皆さんの方が、頭が下がる程の熱意と誠意で彼等をコーチしてくれています。有難いですネ。学ぶ彼等の方が、元気さ、パワーで、コーチの先生達に劣る程です。

 

一度しかない人生、好きな道で生きていこうと思うんならもっともっと頑張らなくちゃあ!!

ミュージカル「デイートリッヒ」に出演中の若者たち、演技も踊りも、歌も、レベル高いもんナァ!!
では又。

 

pen ヨコ様がアーネスト・ヘミングウェイ役で出演する舞台
 『ディートリッヒ~生きた 愛した 永遠に

東京公演は3月12日(金)~3月28日(日)まで、青山劇場にて、
大阪公演は4月3日(土)と4日(日)、梅田芸術劇場メインホールにての上演されます。

詳しくは公式HP:http://www.dietrich.jp/ 

2010年3月21日 (日)

――そして、女優として......。次々と話題作に挑み、公開中の映画『人間失格』では、主人公の葉蔵の最後の女、鉄を演じている――

 

三田:「映画『人間失格』、これはまた『印獣』と正反対。これは老いたる女なんです。相手が葉蔵役の生田斗真君で、まだ二十四、五ですよ。もう孫のような若い方。キャリアとかそういうので言えばもう本当に大人と子どもぐらいですよ。でも、対等に芝居をする。これはね、ずいぶん昔に薬師丸ひろ子ちゃんが二十歳のとき、彼女が新人女優で、私が大女優の役で、二人の女が戦うという話があったんです。で、あのときはまだね、私も時のアイドルと仕事するなんてどうなんだろうって思いました。ただ、大ベテランで一緒に仕事するっていってもね、意味がないから。『じゃあ、一緒に戦わせてくれる?』って。本当に役どおり、『若い女優とベテランの女優というだけの関係で一緒にやれるなら、やってもいい』って言って受けたんですよ。

横内:「『Wの悲劇』だね」

三田:「私にはすでにキャリアがあって、『私の胸を貸すわ』ってそうじゃない。一緒に戦うっていうのをやったんです。それを今、思い出して、斗真君と一緒に仕事してね、私は老いた女の役ですけれど、これがまた得体が知れない女なのよ」

横内:「得体の知れない女好きね(笑)」

三田:「だって、そういうのが来るのよ、私。得体が知れない女。それで、『人間失格』のときは、荒戸源次郎監督に聞いたんです。『これ、台本に書いてあること、大変よ!』って、そうしたら荒戸さんから『大丈夫です、三田さん。そのままでやってください』みたいなことを言われて(笑)。もう本当に対等にやるしかなかったですね、斗真君と私が。久々に、ひろ子ちゃんとやったときぐらいの、なんかそういう感じでした。古田さんとかも、『Wの悲劇』を観たのが大学生だったんですって。官九郎さんは高校生ぐらいで。それで、あの映画を観て、『もう大女優は三田佳子だ!』と。だから、何十年前のあれが役立ってたんですね(笑)」

横内:「大女優だ」

三田:「あのときは、蜷川幸雄さんが舞台の上で言うの、『台詞だと思って言ったらダメ』って。舞台の下には、大ベテランの南悠子さんやら、本当の役者がいるのよ、ずらっと目の前に。そこで私が、その役者や演出家の前で、『女優は......」ってやるわけよ。みんなは、こう腕を組んで、疑りっぽい顔で、この憎たらしい女優を観てるわけでしょ?」

横内:「三田佳子が『大女優』を演ってるって。さあ、どうする?って傍観している」

三田:「でもね、そこで私は三田佳子じゃだめなわけで、羽鳥翔という、もう鼻持ちならない大女優(笑)。ね、同業者が冷ややかな目をして観ている前で芝居をするのよ、やれる?」

横内:「できないよ(笑)」

三田:「できないわよ。その時、『私は三田佳子だったらダメ』と。もうそこに出ていったら、何の台詞を言おうかなって考えてないぐらいに、台詞が胸に入ってないと。『なによっ! あんたたち、そんなことできないの!』って、あれ、何にも考えてないんですよ。羽鳥翔っていう女の人の、鼻持ちならない女優の感情だけでやっていましたね。だから、蜷川さんは喜んじゃって、『もっとやれ、もっとやれ!』って。休み時間になったら、上がって来てね、『いいねぇ。もっとやって。もっとやって平気だよ』なんて言いながら、『そう?』って、私もクラクラしちゃってね。もう台詞言ったかどうか覚えてないくらい、そういう感じね。
 今回、『人間失格』で斗真君とやって、もう監督の言うまま、『これ、どうするの?』って、それであんなことなのよね。まあ、今回の私が演じた鉄は、精霊が宿る樹木から降り立った人のような女性なんだな、と捉えてね。監督にも「美しくいてほしい」と求められて、生田斗真君を相手に闘ったわよ(笑)」

横内:「ぜひ拝見します。女優業と言ったら語弊があるかもしれないけれども、すばらしい人生だと僕は思いますよ」

三田:「スポーツの選手と条件は一緒じゃないかなあって思うんですよ。老いようが若かろうが、最後はできるかできないかしかないんですよね。弱い所もあって初めて強さが目立つ。だから、醜い姿があって、初めて美しさが見える。そういう重層的なものがないと、本当の美しさは表に現われないと思うのよね。とくに私たちは人間を演じ、人の人生を演じるんだから、葛藤や弱さは必要なことなんですよ」

横内:「今の言葉、最高!すばらしい、三田語録だ(笑)」

三田:「私も苦労しなければ何もわからなかったと思うんです。でも、私は女優をやめられなかったし、やめさせてもらえなかった。それに、これまで病気をしても死ななかったのは、『生きろ』っていうことなのかなあって」

横内:「三田さんはもっと女優として生きろという啓示なのかも。そう僕は思いますよ。今日ね、僕、言ったでしょう。『世の中には男性と女性、そして女優がいる』って。それはちょっと言いすぎたかもしれないなあ。だって、三田さんみたいに、こんな女っぽい人はいないもん。だから、女性だっていうことをあんまり礼賛しちゃうと、ちょっと個人の男としての色が付きすぎちゃうもしれないから、ちゃんと一線を隔して、先輩というか大女優さんに対して、僕は、女優というこの畏敬のニュアンスで言ってるんであってね......ってちょっと言い訳っぽいな(笑)。言いたいことは、三田さんという方は、女優であり、なおかつ女性である。もう一番典型的な方であることは事実ですよ。紛うこと無きね』

三田:「でも、男っぽいんですよ、私」

横内:「だから、そこなのよ。女の方なのよ。でも、女優というのは、女性では勤まり得ないぐらい強靭な精神力と肉体力を求められるということですよ。ですから、それを三田さんはおやりになってらっしゃるということよ」

三田:「でも、私ね、最近思うんだけどね、俳優が行き着くときはね、男は女に、女は男に、両性具有に達して初めて一人前なのかなあって」

横内:「確かに」

三田:「だから、横内さんも『男の中の男』と思っていても、そろそろ女っぽいところもね、混ざってきてるはず。それでいいんですよ。私も、女っぽいと言われながらね、いつの間にか男性的な、そういうある種、自分で意識しない強さがこっちへ入ってきているんです」

横内:「なるほどね」

三田:「そろそろじゃない(笑)?」

横内:「いやいや(笑)」

三田:「こういうね、演劇論とか俳優論とかって、しゃべったことないわね。本当に、なんかやめられないぐらい楽しいわ」

横内:「本当にそうだね」

三田:「言葉が通じるしね。通じない場合があるでしょう? 言っても『なんだろう?』っていう感じ。だから今日は本当に幸せなひと時でした。こういう話が役者同士したいのよね」

横内:「そうなんですよ」

三田:「本当、なかなかできないですよ。今日、どうしてできちゃったのかな」

横内:「こちらこそ、今日はありがとうございました」

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note 対談は本日で終了です!

pen ヨコ様がアーネスト・ヘミングウェイ役で出演する舞台
 『ディートリッヒ~生きた 愛した 永遠に
東京公演は3月12日(金)~3月28日(日)まで、青山劇場にて、
大阪公演は4月3日(土)と4日(日)、梅田芸術劇場メインホールにての上演されます。

詳しくは公式HP:http://www.dietrich.jp/

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プロフィール

横内正

■横内 正(よこうちただし)
■1941年7月1日生まれ、福岡県出身。俳優座養成所・第13期生。人気時代劇『水戸黄門』(TBS)の格さん役、『暴れん坊将軍』(テレビ朝日)の大岡忠相役ではお馴染み。近年は、NHKの大河ドラマ『風林火山』をはじめ、舞台、ラジオ、バラエティー、旅番組などに精力的に出演。また、その渋く低音の魅力で声優業や多くのナレーションも手がけている。趣味は500玉貯金、特技は餃子を速く作ること。

■TYプロモーションホームページ http://www.ty-pro.com/

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